先日、パソコン初心者の方 からこんな相談を受けました。
相談者
新しくノートパソコンを買ったのですが、DVD を入れるところがありません。この場合、パソコンにソフトをインストールしたり、DVD を観たり、写真などを DVD-R に保存することはできないのでしょうか?
そうなんです。最近のパソコンは、以前なら必ず光学ディスクドライブが搭載されていた 15.6 インチ以上のモデルでも、非搭載のものが増えてきています。
特に 15.6 インチ以下のノート PC では、9 割以上が光学ディスクドライブを搭載していません。
今回は「買ったパソコンに光学ディスクドライブが無いの対処方法」を紹介します。
外付けの光学ディスクドライブを購入しよう
使っているパソコンに光学ディスクドライブが搭載されていない場合でも、USB ポートに接続する「外付け光学ディスクドライブ」を導入すれば問題は解決します。
外付け光学ディスクドライブは、特別なドライバのインストールなど面倒な手順は不要で、USB ポートに挿すだけですぐに使用できます。
でも「光学ディスクドライブ」ってお高いんでしょ?
外付けの DVD ドライブは比較的安価で買える
DVD や CD の読み書きが可能な「DVD ドライブ(Blu-ray 非対応)」は、ブランドを気にしなければ比較的手頃な価格で購入できます。
有名ブランドのものになると価格が上昇します。
また、他にもさまざまなブランドから DVD ドライブが販売されています。
Blu-ray が観たいなら外付け「Blu-ray ドライブ」を選択しよう
パソコンで Blu-ray の映像を観たり、Blu-ray ディスクにデータを書き込む場合は、「外付け Blu-ray ドライブ」を選ぶ必要があります。
外付け Blu-ray ドライブはやや高価で、価格は 10,000 円前後が一般的です。
また、Blu-ray の映像を再生できるソフトウェアが PC にインストールされていない場合は、「再生ソフト付き」のモデルを選ぶと安心です。
以下の画像は、筆者が実際に使用している Blu-ray 対応の外付けドライブです。
Blu-ray ディスクドライブは、もちろん DVD や CD も使えます。大は小を兼ねるです! 逆に DVD ドライブは Blu-ray は再生できないのでご注意です。
Windows 10 / 11 で DVD を観るには別途再生ソフト必須
Windows 10 や Windows 11 には、DVD や Blu-ray を再生できるアプリやソフトウェアが標準搭載されていません。そのため、外付けドライブを接続しただけではディスクを再生できません。
単に映像ディスクを再生するだけなら、無料のフリーソフトで対応できます。しかし、スロー再生や倍速再生などの高度な機能が必要な場合は、有料ソフトの購入を検討するとよいでしょう。
映像ディスク再生ソフトについては、以下の別記事で詳しく紹介しています。
あとがき
最近のノートパソコンは薄型化の影響で、光学ディスクドライブが省かれることが一般的になっています。その背景には、音楽や映像のデータ配信が主流になり、ディスクの必要性が薄れてきていることもあるでしょう。
もし購入したパソコンに光学ディスクドライブがなくて困った場合は、外付けドライブを導入すれば解決できます。ぜひ検討してみてください!