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パソコンが壊れた場合「修理」と「買い替え」どちらがいいの?(パソコン故障時の判断)

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先日、読者の方からこのような相談を受けました。

読者さん

パソコンの電源が入らなくなって困っているのですが、キタムラさんなら修理に出すのと新しいパソコンへ買い換えるのどちらを選択されますか? 因みに電源が入らないパソコンは、5年ほど使っています。

さて、パソコンが壊れた場合、修理と買い替えならどちらを選択するのがよいのでしょうか? 

今回の記事内容

今回は、Windows パソコン歴 約20年のキタムラの経験則から、そんなことについてブログしてみたいと思います。

パソコンを修理に出すか買い換えるかは状況によります

とりあえず、結論から先に言わせてもらいます。

パソコンが壊れた場合、修理に出すか買い換えるかは「状況による」と考えます。

ぼくなら、修理に出すか買い換えるかの判断は以下の2点で決めます。

  • パソコン修理の見積もり金額によって
  • パソコンの利用年数によって

この2点のことを合わせて熟考したうえで「修理」か「買い替え」かを判断します。

では、以下でこの2点について詳しく紹介していきます。

判断材料 ①:パソコン修理の見積もり金額によって

ひとくちに「パソコンを修理する」…とはいっても、パソコンの修理は「壊れた場所によって修理代は異なる」し、「壊れた場所が複数あれば応じて修理代も加算される」ので、見積もりを出してもらうまでは金額は予想できません。

例えば、いくつかのメーカーはパソコンの修理料金を公開しています。

NEC パソコン修理料金表

これは、NEC のパソコン修理料金表ページをキャプチャしたものです。

この表によると、「電源が入らない」修理には3パターンあるようです。例えば、AC アダプターの故障であれば、2万円台で済みますが、メインボードの故障であれば、安くても 58,960円かかってしまいます。

更に複数故障箇所があった場合は、複数箇所分の修理料金までが加算されてしまいます。

もちろんメーカーや修理専門店によって修理料金はまちまちですが、総じてパソコンの修理料金は実のところ意外と高額なのです。

パソコンを修理するか買い換えるかは、修理料金の見積もりを確認したうえで、続いて紹介する「パソコンの利用年数」とを天秤にかけて決めるのが最良だと考えます。

判断材料 ②:パソコンの利用年数によって

パソコンの世界は「2年~3年でひと昔」と言われるほど時間の流れが早く、技術や性能の進化に如実な開きが発生します。

ここがポイント!

もし5年以上使っているパソコンであるなら、最新のパソコンとの性能差は結構な開きがあります。ウン万円の修理費を払って修理するくらいなら買い替えを選択したほうが得じゃなかな・・・と、ぼくなら買い替えますね。

では、購入から3年未満のパソコンであるならどうでしょうか?

ここがポイント!

ぼくなら、修理の見積もり金額を確認して、修理費用が「パソコン購入金額の半額まで到達してしまうようなら買い替えを選択」します。

まあ、たしかに数字だけを見れば修理金額のほうが安いのかもしれませんが、パソコンの世界は2~3年でひと昔です。性能と金額を天秤にかけて「どちらが得なのか?」を考えた場合・・・

修理にパソコン購入金額の半額を出すくらいなら、もう半額だして新しいパソコン買ったほうが得だと思いません? 

パソコン修理か?買い替えなのか?まとめ

パソコンを修理するか買い替えるか…ぼく個人の考えをまとめると、

  • 4年~使っているパソコンなら修理に出さず買い替えたほうが性能面から断然得
  • 3年未満であれば、修理見積もり金額に応じて修理か買い替えかを判断する

パソコンの耐久力には価格は関係なく「運」です。どんなパソコンでも当たりハズレがあり、ハズレを引いてしまえば3年経たずに壊れてしまうこともあります。

6年~7年と長きにわたり動いてきた丈夫なパソコンだっていつかは壊れます。

パソコン故障の際には、修理見積り金額とパソコン利用年数を天秤にかけて、ぜひ「先々を考えた上で得な方」を選択されることをおすすめいたします。

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