ブログやホームページにはお問い合わせページがあることと思います。
そのお問い合わせページから営業・売り込みのメールがうざいほど届くのではないでしょうか? 当ブログにも毎日のように沢山の営業メールが届いていました。
お問い合わせページには、以下のようなキツめの文言を記載していますが、こんなものは焼け石に水です。
営業・売り込み目的のお問い合わせの一切をお断りしています。フォーム営業は迷惑行為です。
やつらは気にせずフォーム営業をかけてきます。本当に迷惑な話です。
迷惑なフォーム営業だけをピンポイントで受信拒否する方法は今の所ありません。メールの細かい内容まで検査して分別してくれるような AI なんて無いですから・・・。
様々な方法を試したみたところ、今回紹介する方法を用いることで、かなりフォーム営業の数が減ったので紹介したいと思います。
- 今回は「ブログやサイトのお問い合わせページから届くフォーム営業メールを減らす方法」を紹介します。
目次
どこを経由してお問い合わせページに来ているのかを調べた
上の画像は、当ブログのとある日のアナリティクス計測で、「どこを経由してお問い合わせページにアクセスしてきたのか」を示した表です。
- google / organic ・・・Google 検索より
- direct / none ・・・ブックマーク・その他・計測不明
- yahoo / organic ・・・Yahoo! Japan 検索より
- bing / organic ・・・Bing 検索より
ブログ内のリンクからお問い合わせページへアクセスするというのは存外少なく、そのほとんどが、検索エンジン経由で直接お問い合わせページを訪れていることがわかりました。
検索エンジンにお問い合わせページがインデックスされているのが原因なのかっ!!
フォーム営業を行ってくる連中は、検索エンジンを経由して直接ブログやサイトのお問い合わせページにアクセスしてくるんじゃないかと推測しました。
お問い合わせページを検索結果から除外したところ効果アリ
上記の推測に基づき、ブログのお問い合わせページに、検索エンジンのインデックスから除外するためのコード「noindex」を追加してしばらく様子をみることにしました。
当ブログの場合は、5日ほどで効果が現れました。
今まで、多いときで1日10件以上来ていた迷惑な営業メールが、5日間でたった2件だけになりました。
やはり推測は間違っていなかったと確信した次第です。
お問い合わせページを「noindex」処理するだけでフォーム営業のメールは減る
ブログやサイトのページ個別で noindex を付与する方法
HTML ページに直接 noindex を記述
HTML のみで運営しているサイトの場合は、該当するページへ以下の meta タグを head 内に記述すれば OK です。
1 | <meta name="robots" content="noindex,follow" /> |
検索エンジンにインデックスしないでね~って検索 AI に教えるためのタグです。
WordPress サイトでページ個別に noindex を付与する方法
有料のテーマを使っていれば、編集ページのサイドメニューに、
このような「ページに noindex を付与するかどうか」の設定項目があります。
この noindex にチェックを入れて更新をすれば、お問い合わせページは検索エンジンのインデックスから除外されます。
もし、利用中のテーマにページ毎の noindex 設定がない場合は、有志の方が編集ページに noindex 設定を設置するための「WP Custom Noindex Nofollow」というプラグインを開発して、無料配布してくださっていますので、そちらを使えば大丈夫です。
プラグイン「WP Custom Noindex Nofollow」の使い方は以下の開発者さんのページにて大変詳しく掲載されています。プラグインの入手もこちらからです。
プラグイン「WP Custom Noindex Nofollow」を WordPress で有効化すると、
編集ページのサイドメニューに noindex 設定が追加されます。
プラグインの場合も、この noindex にチェックを入れて更新をすれば、お問い合わせページは検索エンジンのインデックスから除外されます。
注意点
- noindex を追加してもすぐにはインデックスから外れない。2~3日はかかる
- noindex を導入するページを間違えないようにしてくださいね
- 完全にフォーム営業が無くなるわけではない(あくまでも減らす)
- この方法はあくまでも検索結果を経由したフォーム営業への対策です
Gmail を利用した「禁止ワード設定」での迷惑メール除外
お問い合わせの送信先メールを Gmail に設定している場合は、Gmail のフィルター機能を使ってメール受信時の動作を指定することができます。
Gmail のフィルター機能では、禁止ワードを設定して、その禁止ワードを含むメールであった場合は、受信したそばから削除するように設定ができます。
この「禁止ワードがあるメール ▶ 自動削除」のコンボを使えば迷惑営業メールやスパムを効果的に除外することが可能です。
Gmail のフィルター機能の使い方は以下の別記事にてわかりやすく紹介しています。
Contact From7 なら禁止ワードを設定するだけで絶大な効果
※WordPress 利用 + Contact Form7 を利用している前提の方法です
サイトを WordPress で運営していて、なおかつ、お問い合わせフォームを「Contact form7」で作成している場合は、禁止ワードを設定するだけで迷惑営業メールを強烈にシャットアウトしてくれます。
WordPress には禁止ワードが含まれたコメントを除外するという機能が標準搭載されています。そのコメント用の禁止ワード除外機能は、Contact Form7 にも適用されます。
WordPress の管理画面から簡単に設定できるので比較的導入しやすい対策で、本当に絶大な効果がありますよ。
設定手順は以下の別記事にて詳しくわかりやすく紹介しています。
海外からの迷惑メールはこの方法でほぼシャットアウト可能
※WordPress 利用 + Contact Form7 を利用している前提の方法です
サイトを WordPress で運営していて、なおかつ、お問い合わせフォームを「Contact form7」で作成している場合は、WordPress に設定コードを追記するだけで、全文外国語(日本語が使われていない)のメールを全てシャットアウトできます。
海外スパムメールを根こそぎシャットアウトできるので効果は超絶大です。
設定手順は以下の別記事にて詳しくわかりやすく紹介しています。
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お問い合わせフォームから送られてくる迷惑メールお悩みの方はぜひ本記事の方法をお試しください。最低でもどれかひとつくらいは刺さるんじゃないかと思います。
また、本記事がお役に立ったなら SNS などで紹介してくださると嬉しいです。
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