PC ブラウザ版の Chrome と Microsoft Edge に「タブを固定(タブのピン留め)する機能」が実装されてしばらくたちますが、使ってみるとタブ固定機能は重宝しますよね。
しかし、この便利なタブの固定(タブのピン留め)機能にはちょっとだけ残念なところがあって、とある条件を満たしてしまうとタブ固定が勝手に解除されてしまうのです。
頻繁に固定(ピン留め)したタブが解除されてしまって困っているユーザーさんいるのではないでしょうか?
今回は「PC ブラウザ版 Chrome と Edge でタブの固定(ピン留め)が勝手に解除されてしまう原因と対処方法」を紹介します。
Chrome & Edge タブの固定が勝手に解除されてしまう原因
Chrome と Microsoft Edge のタブの固定(ピン留め)が勝手に解除されてしまう原因は、
複数ウィンドウで Chrome または Edge のタブを開いているときに、ウィンドウを閉じる順番によって固定(ピン留め)したタブが解除されて他のタブと一緒に閉じてしまう現象が起きる。
これが原因となります。
例えば Chrome のタブを上の画像のように複数ウィンドウで展開しています。
シングルモニターではあまりこういうことはしないかもしれませんが、デュアルモニターなど複数モニターを利用しているとタブを複数ウィンドウで展開しますよね。
このタブを複数ウィンドウで展開していて Chrome / Edge を閉じる際に、
- ①「タブ固定をしているウィンドウ」を先に閉じて
- ②「タブ固定の無いウィンドウ」を最後に閉じる
- この順番で Chrome / Edge の複数ウィンドウを閉じてしまうと、タブの固定は解除されて「固定されたタブも他のタブと一緒に閉じてしまう」のです。
キタムラ
複数ウィンドウでブラウザを開いていている時は、「タブ固定していないウィンドウ ▶ タブを固定しているウィンドウ」の順でウィンドウを閉じればタブの固定は解除されないんだよ!
まとめ
タブを固定していて、複数ウィンドウでタブを展開している場合の Chrome / Edge を閉じる際は、必ず「タブ固定をしていないウィンドウから閉じるようにして、タブ固定のあるウィンドウは最後に閉じる」ようにしてください。
これでタブ固定が勝手に解除されてしまうことは無くなると思います。
キタムラ
ただし、Chrome のアップデートがあった場合はタブの固定が解除されてしまうことがあるので、そこだけは気に留めておいてくださいね。