ぼくは無印 iPad を利用しています。自分の用途を考えたときに無印の性能で十分だったからです。無印でお安く買えるぶん「128GB / セルラー」モデルにしています。
ぼくの iPad 用途には「文章をキーボードで入力すること」があります。
その iPad での文書入力の際にぼくが利用しているキーボードが、エレコム製の Bluetooth キーボード「TK-SLP01」です。
iPad 購入の際に、Apple 純正の Smart Keyboard を一緒に購入するか迷ったのですが、ぼくの iPad 利用方法にはそぐわなかったのでエレコム製キーボードを買いました。
今回は『iPad 純正キーボード以外の選択肢として、使いやすくておすすめの Bluetooth キーボード「エレコム製 TK-SLP01」』を紹介します。
目次
純正 Smart Keyboard では求める基準を満たせなかった
Apple 純正の Smart Keyboard は、たしかに純正だけあって格好良いのですが、ぼくが iPad のキーボードに求める重要な基準を満たしていませんでした。
以下、ぼくが iPad キーボードに求める基準です。
- 日本語配列であること
- Enter キーが大きいこと
- iPad を縦置きにして入力できること
- キーボードと iPad が簡単に分離できること
- ある程度のキーピッチが確保できていること
- キーボードに iPad を立てかけられるスタンドが付いていること
- スペースキーの左右に「無変換(英数)/ 変換(かな)」キーがあること
- ちゃんとしたメーカーであること(聞いたことのないメーカーではない)
「iPad を縦置きにして入力できるとこと」これがぼくにとってはかなりの最重要基準で、純正の Smart Keyboard では実現できないこと。
だってテキスト入力するときは、縦置きの方が表示領域が広くて効率が良いでしょ? 横置きだと、せっかくのタブレット端末のメリットが台無し。
そこで「これだっ!」って見つけた Bluetooth キーボードが、今回紹介するエレコム製の「TK-SLP01BK」です。
iPad 用キーボードに最適「エレコム製 TK-SLP01」
Bluetooth キーボード「エレコム製 TK-SLP01」
ぼくの iPad 使用用途に現状最適だと思う Bluetooth キーボードはこちらのエレコム製「TK-SLP01BK」です。
かれこれ半年ほどこのキーボードを使用していますが、使い勝手が本当に良くて、出先でのテキスト入力には最高の相棒となっております。
エレコム製 TK-SLP01 の特徴
TK-SLP01 は、iPad とドッキングしないタイプのキーボードで、キーボード専用のカバーがタイピング時には iPad を立てかけるスタンドになります。
ぼくの iPad 用途で一番頻度が高いものは「読書 & ネットサーフィン」です。
そのため、画面の蓋付きケースは邪魔以外のなにものでもありません。サッと気軽につかうには「蓋カバー」の存在は持ちづらいしストレスになります。
このエレコム製 TK-SLP01 は、キーボードとして独立した仕様になっているので、iPad の普段遣いを邪魔しません。
キーボードを使いたいときにだけ iPad を立て掛けます。
キー配列 | 82 キー(日本語配列) |
キーピッチ | 17.2mm |
キーストローク | 1.4mm |
電源 | 充電式 microUSB |
重量 | 約400g (カバー含む) |
TK-SLP01 の実機を写真と一緒に紹介します
キーボード付属のカバーがとても便利
TK-SLP01 は、マグネット付きカバーが付属していています。カバーとキーボードは貼り付いていて分離することはできません。
このカバーがあるおかげで持ち運び時も気軽に鞄へ放り込めます。
カバーの質感は、よくある蓋付き iPad カバーと同じような材質。安っぽさはありません。
カバーに iPad は入らないのでそこだけ注意が必要です。TK-SLP01BK は「あくまでも独立した Bluetooth キーボード」なのです。
カバーはそのまま iPad を立てかけるスタンドになります。
カバーの両端にマグネットが装備されていて、左右のマグネットを合わせることで iPad を立てかけるスタンドになります。
マグネットはそこそこ強力なので、10 インチタブレットでも問題なく安心して立てかけることができます。縦置きも OK なので本当に重宝します。素晴らしいです!
実際に TK-SLP01 に無印 iPad を立てかけた外観
10.2 インチの無印 iPad よりもほんの少しだけキーボードの方が幅が広いでしょうか。
iPad Air だとジャストサイズかもしれませんね。
カバーを折り曲げて、両端のマグネット同士をくっつけることでタブレットスタンドになり、カバーに接着しているスタンドがタブレットの抑えになっています。
12.9 インチの iPad Pro の縦置きはできるかわかりませんが、10.2 / 10.5 インチの iPad であれば安定して縦置きすることができます。
TK-SLP01 キーボードの配列など
TK-SLP01 は日本語配列です。記号なども使い慣れた配置です。
コンパクトなキーボードのわりにはキーピッチも広めで、パンタグラフ方式なのでストロークも悪くなく入力しやすいです。Enter キーが大きいのもポイント高いです。
iPad のテキスト入力で日本語と英数を切り替えるには、スペースの左右にある「無変換 & 変換」キーを使います。Mac と同じ切り替え方式ですね。
無変換キー=英数入力に切り替え、変換=日本語ローマ字入力に切り替えです。
TK-SLP01 の重量
自前のキッチンスケールで TK-SLP01 の重量を計測したところ「406g」でした。これを重いととるか問題無いととるかは個人差があるでしょう。
無印 iPad と一緒に持ち運ぶと 900g 前後になるので、最軽量ノート PC と同じぐらいの重量になります。
ただ、ぼくの場合は今まで 1.3kg のノート PC をリュックに入れて持ち運んでいたので、それに比べれば断然軽くて快適です。
Smart Keyboard やその他既存品のように取り外しの手間が要らない独立タイプのキーボードという使い勝手を考えれば、自分の中では大変素晴らしいベストキーボードです。
いろいろなところへ持ち運んで愛用しています
御殿場アウトレット…女性陣の買い物に付き合いきれずにギブアップ。率先してフードコートの席取りをかって出る。ここでお茶を飲みながらランチタイムまで待とうかね〜 pic.twitter.com/DpHGSOqfKg
— キタムラ / 運営ブログ月間200万PV達成! (@office151a) June 11, 2022
今回の旅行は久々に一眼レフが相棒。
iPad でもLightroom が使えるようになったので RAW 現像もノート PC 要らず。便利な世の中だ。旅館の部屋でチクチク写真いぢり。
ただ、快適とまではいかないねぇ…やっぱり PC でやった方がいろいろ楽かも。まぁ、RAW いじりは無印 iPad でも余裕でやれます! pic.twitter.com/vrsNw3waWB
— キタムラ / 運営ブログ月間200万PV達成! (@office151a) June 3, 2022
実際にタイピングしている様子を撮影した動画を用意
実際に TK-SLP01BK でタイピングしている様子を撮影した動画を用意しました。
デスクトップ PC などのフルキーボードよりも幅は狭いので、その分はやはり入力しづらさはあります。
しかし、持ち運び用のモバイルキーボードの中ではわりと上位になる入力しやすさだと感じます。やはりある程度キーが大きい方が入力しやすいですよねっ!
バッテリーは本当によく保ちます
TK-SLP01 のバッテリーは本当によく保ちます。「前にいつ充電したっけ?」って忘れるぐらいバッテリーがなくなりません。
ひとつだけ残念なとことは、充電ポートが microUSB なところでしょうか・・・
まあ、でも、これが毎日・2日に一度とか頻繁に充電するなら USB-C を渇望しますけど、半年間で数えるほどしか充電していないので別に不便は感じません。
TK-SLP01 は家電店だと結構お高い販売価格
家電店を3店舗ほど調査してみたところ、TK-SLP01 はどこも 6,000円台の価格で販売されていました。
Amazon や楽天市場などのネットショップからだと 3,000円~4,000円台で販売されていますので、そちらから購入する方がお得です。
あとがき
ぼくと同じように、
- iPad は縦置きでテキスト入力したい
- Bluetooth キーボードは使いたいときだけ利用
- キーボードは普段独立していて欲しい
- 日本語配列で Enter キーは大きいほうが良い
- 持ち運びやすさと入力しやすさは両方大事
こんなことを iPad の Bluetooth キーボードに求めているなら、今回紹介したエレコム製「TK-SLP01」はベストマッチなモバイルキーボードだと思います。
Apple 純正 Smart Keyboard に比べて 1/4 程度の価格で購入できますし、一度お試しいただければと思います。