当ブログは2020年5月で、おかげさまで「6周年」を迎えることができました(正確には5月29日が6周年)。いや、今年もアニバーサリー記事をかけることが嬉しいです。
あとで Tanweb.net のデータは並べますが、6年間の間に「1339記事」を投稿しました。6年間は2190日で、その半分の日数以上の記事数を投稿していることになります。
6年間の間には、月間100万PVを達成して、さらに月間200万PVをも達成することができました。同じ PV 帯域の他のブログさんよりは少ないブログ収益ですが、月間100万円も達成することができました。
いつもなら、こういった節目には、キタムラのブログ論やブログのコツを掲載するのですが・・・さて、今年の節目は何を書きましょうか?
今年もいつものように「散文・乱文になる」と予め告知させていただきますね(笑)
目次
Tanweb.net 6年分のちょっとしたデータを開示
本記事を読んでくれた方にちょっとだけ Tanweb.net の6年分のデータを紹介します。
PV 計測は、自分のアクセスを抜くように設定しているのでプレーンな計測結果です。
6年間の総 PV 数 (開始~2020年5月2日) |
36,590,319 PV |
総記事数 (2020年5月3日現在) |
1339記事 |
最高月間 PV | 2,040,700 PV |
一番記事を投稿した月 | 2016年4月 43記事を投稿 |
6年間の平均 ページ滞在時間 |
3分40秒 |
始めて月間10万PV を超えた月 |
2015年12月 |
始めて月間30万PV を超えた月 |
2016年7月 |
始めて月間50万PV を超えた月 |
2018年4月 |
直近の月間 PV (2020年4月) |
1,987,445 PV |
初心者ブロガーさん、発展途上にあるブロガーさんの参考や刺激になれば幸いです。
ぼくは、2014年からブログの PV および収益を台帳に記録しているので、運営ブログの過去の情報をすぐに確認することができます。
自分のブログのデータを日頃から把握しておくことはとても大事で、数字から見えてくるブログの状況や得られる情報は結構あります。
初心者の時から、運営ブログの情報をつぶさにとっておくと、後々の成長のために役に立つと思いますよ。
2020年1月に「月間200万PV」を達成しました!
Tanweb.net は、2020年1月に「月間200万PV」を達成しました。
自分にとって、これだけは、誰にでも胸を張って誇れる実績だと思っています。
月間100万PVを達成した段階で、「意外と月間100万PVの個人ブログは在る」と思っていたので、「それなら、より少ないダブルミリオン(月間200万PV)を目指そう」と目標にしてやっとこさ獲れました。
外注せず、自分の力だけで運営する個人ブログで、月間200万PVは結構すごいと思います。たくさん苦労をしたので喜びはひとしおでした。
因みに、当ブログの収益化に関して。
ぼくは PV 大好き PV 厨なので、アフィリエイトに力は入れておらず、ASP 広告を使うのは、たまにキラーページを作成するぐらいのもので、概ねノウハウ記事が中心です。
それでも月間200万PV近くになると、「PV でぶん殴る形式」で収益7桁は超えてくれます。
PV は良いものです。ぼくは PV が好きです!!
なんで好きなのかは・・・ちょっとズレてて頭のおかしい人に思われてしまうかもしれませんが、以下の記事のとおりです(笑)
まあ、要するに「ぼくはブログでもゲームの時と同じ廃人だった」ということですね…
そもそも「ブログ飯」目的でブログを始めたわけではない
今回は、6年間の当ブログのデータの他に、ブログをはじめたきっかけ、自分のブログ収益に対する考え方、ブログ運営におけるブレることがない理念などを紹介してみます。
ブログを始めたきっかけ
過去の記事でもたびたび書いていますが、そもそもぼくがブログを始めたきっかけは…
当時から懇意にしていたイラストレーターの「高田ゲンキ」氏がブログを始めるということで、ウェブサイト制作の仕事をしていたぼくに WordPress ブログ構築の手伝いを求めてきたことがきっかけでした。
手伝っていく中で、ゲンキさんがあまりにも楽しそうにブログのことを語るので、ぼくもやってみたくなったのです。
というのも、当時ぼくの周りには、パソコンやデジモノのことなどを、わりとディープに「オタク会話」できる友人・知人がいませんでした。
そんな話がしたくてしたくて仕方がなかったのに出来ない。オタク内容を吐き出せる場所としてブログに可能性を見出したのでした。
ブログは正にぼくにとっての「恋しさと せつなさと 心強さと」でした!
そして、ブログをはじめるきっかけをくれたゲンキさんには本当に感謝しています。
因みに、この時に立ち上げた「高田ゲンキ」氏のブログは今も現役稼働中です。Mac の便利な技やフリーランス論、職業イラストレーターのためになる話などが目白押しのブログ内容です。
ブログ開設後にブログでお金も稼げることを知った
ブログを開設してから少し後、ゲンキさんから「ブログは広告を貼ると、ちょっとしたお金も稼げるんだぜ」と、ブログでお金も稼げるということを教えてもらいました。
ぼくは、ウェブサイト制作の仕事はしていましたが、アドセンスやその他アフィリエイト広告とは無縁の世界でしたので、そんなことができるなんで目からウロコでした。
そんな時に、ちょうど「2ちゃんねる(現5ちゃんねる)」で、運営ブログのとある記事に対して反響(ポジティブ方向で)があり、記事がバズったのです。
読者さんから「役に立ちました」や「ここはどうすれば良いんですか?」など、質問も来て、自分の書いた記事が人の役に立つということを実感した瞬間でした。
自分があとで忘れた時に見返すために書いたノウハウ記事。そんな自分の書いた記事が人の役に立って、感謝されて、さらにお金も稼げるなんて…なんて夢のツール!
この時に、開設当初からブレることなく現在も厳守している「当ブログの理念」が誕生しました。
今もブログのポリシーに記述してあるこの一文。
自分も自分の記事を参考にすることがあるし、それが読者さんの役にも立つなら一石二鳥だよね! 更にそれで収益が発生すれば一石三鳥だっ!! そういうスタンスです。
これが当ブログの理念であり優先順位です。「ブログでお金は稼ぐけど、お金は最優先事項じゃないよ」ということで、今も守り続けています。
東日本大震災の時の苦境から「わずかなお金は稼ぎたい」と思った
2011年の東日本大震災(以下震災と表記)が起こった時、その時に受注していたウェブサイト案件がすべて無くなりました。というのも、すべて震災の影響を受けてしまった会社がクライアントで、依頼をキャンセルされてしまったのです。
自分にも生活があるので、多少は食い下がってはみたものの、すべからく冷たく断られ、結局その年はわずかな仕事だけで、年収は「36万円」と散々なことになりました。
ここで学んだことは、「組織(会社等)は冷たい。何かあれば、自分らのようなフリーランスは真っ先に切り捨てられる。金の切れ目は縁の切れ目」。
結局どんなに綺麗事を並べても、「仕事=お金」「会社=お金」お金お金です。お金で繋がる人間関係とはこれほど無慈悲なものかと、本当に苦境のつらい2011年でした。
そして心が擦れました。
そんな苦い経験を思い出し、「震災の時のような状況になっても収入がゼロにならないようにブログを育てよう」と、ブログに「アルバイト程度の収入ぐらいは稼ぎたい」というあわい期待を寄せるようになったのです。
ブログ収入が発生するシステムが自分に合っていた
ぼくがブログ収益で「ここが良い」と常々思っていることは・・・
基本的に読者は「ギブ」だけを享受できる。運営者は、読者に無償の「ギブ」を提供し、別の所から「テイク」してもらう。運営者に「ギブ」した企業などは、読者からの「ある意味で無意識下におけるテイク」を享受。
自分のやりたいこと(書きたいこと)をやって、お金が入ってくるのに、そこには「お金で繋がる人間」は誰一人として介入してこないのです。
お金で繋がる人間と、お金が関わることで発生する面倒事をしないですむ・・・誰も損をすることがない、本当に良いシステムだと思いました。
そもそも「ブログ飯」目的でブログを始めたわけではない
ここで、この項目の大見出しに話を戻します。
ここまで書いたことで、ぼくは、ブログでお金を稼ぐことは良しとしていますが、ぼくには前述したブログ運営の理念があるので、ガツガツとお金を稼ぐための記事はやっぱり書けません。そういう記事はたぶん役に立たないし、なにより自分も読者も裏切ってしまうと思うから。
自分や人様の役に立つ記事を書き、好きなことを書き続け、あくまでも PV をひたすら追い求めていたら、結果としてブログ飯ができるようになっていたんですよね。
そして、ブログのおかげで、お金で繋がる人間関係も自分の心が捌ききれる程度の数に減らすことができるようになっていました。
ふたりのブロガーさんに言われたことがずっと心の宝物
6年間のブログ運営で本当に嬉しかったこと。
以前、ふたりのブロガーさんにかけていただいた言葉が、今もずっと印象に残っていてぼくの心の宝物になっています。
北野啓太郎さんのこの言葉
ブロガーでフリーランスライターの「北野啓太郎」氏から、Twitter 経由でかけていただいたこの言葉。
たまたま検索で見つけた #ブログ が、なかなか良い! WEB屋兼ブロガーさんの雑多ブログなんだけど、文章が優しく、プロフィールも「筋金入りの凡人」と、随所に親しみやすさを感じます。 https://t.co/EuuHRHhCIJ
— 北野 啓太郎@フリーランスWEBコンテンツクリエイター (@KeitaroKitano) March 24, 2017
その後、北野さんのブログ記事にて・・・
筋金入りの凡人って、こんな表現あります!? プロフィールって、つい背伸びしてカッコつけがちですが、あえてこう言い切ることに媚びない潔さを感じました。
ぼくにとって、かけていただいたこの言葉は、ぼくがブログ記事を書くときの心意気そのもので、「言わなくてもブログを読んだだけでこの人はわかってくれたんだ!」と本当に嬉しかった。
この言葉は、今でもぼくの心に宝物として在ります。
・・・
そんな北野さんは、ふたつのブログを運営しています。
ひとつは日々の興味をプロライターとして巧みな文章で表現している雑記ブログ。もうひとつは、子育てをするパパの視点から子育てについて幅広い知見と見解を綴る専門ブログ。どちらも読み応えがあります。
前原和博さんのこの言葉
台湾トラベルブロガーのまえちゃんこと「前原和博」氏から、始めてお会いしたときにかけていただいたこの言葉。
キタムラさんは、本当に今どき珍しい「昔ながら」というか「純粋なブログっていう感じのブログを運営している」ブロガーですよねっ!
ぼくは、自己のプロフィールでも「ライターではありません。あくまでもブロガーです」と公言していて、純ブロガーでいることにこだわりをもっています。
前原さんは何気なく言った言葉かもしれませんが、ぼくのブログ運営における理念のすべてがこの言葉に詰まっていて、かけられた時は本当にうれしかったです。
この言葉、本当に心の宝物です。
・・・
そんな前原和博さんは、「あしたはもっと遠くへいこう」という、台湾についての情報発信専門のブログを運営しています。台湾旅行に行く前の情報収集などには必見のブログ。
あとがき
蓋をあけてみたら、やっぱり散文・乱文になってしまいましたね(苦笑)ここまでお読みいただき感謝の念に耐えません。
読者の方にはもちろんいつも感謝しておりますが、6周年の本記事は、特に3人の方への感謝と、ぼくのブログ収益への向き合い方、6年分のブログデータを書きました。
明日も明後日もブログができる、読みに訪れる読者さんがいる、そんなブログから収益が入る・・・それらに感謝をして幸せを噛み締めて、また次の7周年を迎えたいと思います。