伊豆といえば、海、美味しい魚介、豊かな温泉資源など「海と温泉」がまず連想されますが、河津桜(カワヅザクラ)発祥の地として全国的に有名です。
南伊豆に位置する河津町から始まった河津桜。そう、早春の伊豆の楽しみといえば、正に伊豆中で咲き乱れる「河津桜」なんです!
早いものでは1月下旬から西伊豆から順々に大体2月いっぱいまでは、伊豆のどこかしらで美しい河津桜が咲き乱れまくっているのです。
今回は、その伊豆河津桜スポットの中でも名所と名高い「南伊豆町 “青野川千本桜”」を観に行ってきましたのでレポートしたいと思います。
目次
南伊豆町の青野川沿いは河津桜の名所「青野川千本桜」
南伊豆町(みなみいずちょう)は、その名の通り伊豆半島のちょうど先端を埋めるように位置している「THE 南伊豆」。黒船で有名な下田市の隣にあります。
そんな南伊豆町は、早春の2月半ば頃に全国から沢山の人が集まってくる河津桜の名所「青野川沿いの千本桜」があります。
季節になると、青野川を挟んでこんなふうに美しい濃厚なピンクの河津桜が相当に長い範囲で川沿いに咲き乱れ、正に「千本桜」という敬称にふさわしいほどの絶景になります。
今回ぼくが目視してきた範囲、少なくともこのくらいは、青野川沿いに延々と桜並木が続いていました。これはすごいことです。
毎年2月10日あたりから3月中頃まで「みなみの桜と菜の花まつり」が開催されて、多くの花見客で賑わうそうです。
道の駅「下賀茂温泉 湯の花」に駐車して河津桜を楽しむ
道の駅「湯の花」は11時台には満車になってしまう
青野川沿いの河津桜がおそらくもっとも密集しているポイントの辺りに道の駅「下賀茂温泉 湯の花」があります(写真は道の駅公式サイトより引用)。
この道の駅の真裏がもう青野川沿いの遊歩道になっていて、無料で車を駐車してすぐに河津桜を愛でにゆくことができます。
ぼくが今回この「湯の花」へ訪れたのは2月4日(平日)。まつりが始まってしまうと混雑してしまうと思ったので、まつり前にのんびりと花見がしたかったからです。
調べた情報によると、まつり前でも河津桜が咲き始めると、平日でも11時には道の駅の駐車場は満車になってしまうということだったのですが・・・
余裕をもって出発したつもりが、不慣れな土地だったため到着したのは11時半。
約50台ほどが駐車できるスペースはもうほぼ満車でした・・・「うわぁ、マジかぁ~」と駐められないことを覚悟しましたが、運良く1台分の駐車スペースが有ってくれて無事駐車することができました。危なかった。
河津桜の時期の道の駅「湯の花」は間違いなく11時台には満車になるということです。
道の駅「湯の花」は潤っているようで、かなり綺麗な施設です。公衆トイレもきれいでウォシュレット完備でした(笑)
道の駅「下賀茂温泉 湯の花」の簡単な情報
- 名称:道の駅「下賀茂温泉 湯の花」
- 所在地:静岡県賀茂郡南伊豆町下賀茂157-1
- 電話:0558-62-0141
- 駐車場:約50台(無料)
- 営業時間:9時~17時(販売施設は16時まで)
- HP:道の駅公式サイト
「青野川千本桜」を鑑賞・・・美しい河津桜を愛でる
道の駅「下賀茂温泉 湯の花」周辺の青野川沿いを実際に歩いてきましたので、撮影した写真を何枚か紹介します。
青野川沿いは、このような遊歩道が左右にあり、河津桜と一緒にずっと続いています。そして、歩く人達の顔はすべからくみんな笑顔です。桜、めちゃくちゃ美しいですから…。
遊歩道だけではなく、川の土手にも降りられるようになっていて、土手から見上げる河津桜も楽しむことができます。
青空と河津桜の濃い桃色のコントラストが美しく映えて、菜の花の黄色いアクセントが春っぽさをグンッと引き上げます。
ぼくが一番好きなのはコレ。青空と太陽光のハイライトで美しく輝く「桜の花」のアップ写真は好きですね~。すごい爽やか。
遊歩道側だと桜の花に近くなるのでアップ写真を撮りやすいです。
沢山の人達がスマホ・デジカメを掲げて思い思いの構図でシャッターをきります。
前後左右どちらを向いても河津桜。
青野川沿いをどこまでも河津桜並木が続いているので、少し進むたびに素敵な構図を発見してしまい大変です(笑)
青空・山・橋・川・河津桜と贅沢な景色です。
夢中でシャッターを切りつつ散歩すること小一時間。有意義で心が弾む散歩でした。
河津桜の開花状況やお祭りの情報などは、南伊豆町観光協会のホームページからチェックできます。
青野川千本桜鑑賞に役立つちょっとしたアイテム
スマホだけじゃもったいない!ぜひデジカメも持っていこう
スマホだけで写真撮影するのはもったいないと感じる、かなりハイスペックな風景なので、ぜひともワンランク上の撮影ができるデジカメを持っていくことをおすすめします。
ぼくは今回は荷物の関係で、コンデジ(コンパクトデジタルカメラ)を持っていきました。コンデジでも確実にスマホよりも美しい写真が撮影できます。
今回撮影したデジカメは「Canon PowerShot G7 X markⅡ」で、上に添付している写真は全てそれで撮影したものです。
PowerShot G7 X Mark II
PowerShot G7 X Mark III
思い出写真の撮影には自撮り棒が最強
夫婦や恋人(カップル)同士の記念写真は「自撮り棒」が最強です。
自撮り棒は若い人から年配まで幅広くおすすめできるスーパーアイテムですよっ!!
自撮り棒の長さを活かすことで、美しい風景を背景にしつつ若干上から撮影するだけで、素敵なツーショット思い出写真を撮影することができます。
背景がしっかり写ることで、後で見た時にどこで撮ったかすぐわかるのも嬉しいです。
人に「すみません~写真お願いできますか~」ってわずらわしいお願いをしなくても済みますし、ぼくみたいに他人に自分の機器を触らせたくない人間にはもってこい(笑)
自撮り棒は小さく折り畳めるから持ってくるのも苦じゃないですしね。
ぼくが利用している自撮り棒(セルカ棒)は以下のもので、Bluetooth ワイヤレスシャッターボタンが装備されているやつです。
自撮り棒は、Amazon や楽天市場で商品検索をすれば本当に様々にラインナップされますが、重要なのは「Bluetooth ワイヤレスシャッターがちゃんと有るかどうか」です。それが無いと全く役に立ちません。安物買いの銭失いになります。
自撮り棒は必ず「Bluetooth ワイヤレスシャッター」があるものを選ぶことがポイント!
青野川千本桜を鑑賞したら、すぐ近くの菜の花畑へ行こう
元気な百姓達の菜の花畑
道の駅「下賀茂温泉 湯の花」からほど近い場所に、「元気な百姓達の菜の花畑」という広大な菜の花畑があります。
かなり広大な菜の花畑で、見渡す限りイエローの美しい風景が眼前に広がります。アブラナの甘い匂いもすごいです。
広大な菜の花畑の中には通路が設置されていて、菜の花畑の中を散歩することができます。菜の花畑に埋もれるような写真を撮影することもできて楽しいですよ!
なかなかの写真スポットです。
2月10日から3月10日まで開催される「みなみの桜と菜の花まつり」では、抽選で選ばれたカップルが、この菜の花畑で結婚式を挙げたりするみたいですよ。ロマンチックです。
「元気な百姓達の菜の花畑」の簡単な情報
- 駐車場:無し
- 入場料:特になし
- 営業時間も特に無し
あとがき
毎年わずか1ヶ月の間に起こる奇跡「青野川沿いの河津桜」。こんなに沢山の河津桜を観たのは初めてかもしれません。本当に美しかったです。
今回ぼくが訪れた2月4日は、満開の河津桜もありましたが、総合的には7分咲きというところでした。おそらく2月いっぱいは千本桜を楽しめると思います。
本当に美しく心が弾む光景が広がっていますので、興味がある方はぜひぜひ南伊豆へレッツゴーしてみてください!
というわけで、今回は『早春の伊豆旅行!南伊豆町 名物の「青野川千本桜(河津桜)」を観に行ってきたレポート』をお送りしました。