先日、会社に勤めている妻には有給をとってもらって、金曜・土曜と一泊二日の伊豆旅行へ行ってきました。1日目に訪れた中伊豆がとても良かったので記事にしたためます。
今回記事にて紹介したいのは、中伊豆の「葛城山(かつらぎやま)」と「河津七滝(かわづななだる)」の2ヵ所。どちらも絶景観光スポットです。
今回は『鎌倉殿に縁の絶景「葛城山」と伊豆の踊り子に縁の「河津七滝」へ中伊豆ドライブ』という内容で伊豆旅行記をお送りします。
目次
中伊豆は東名高速道路を使えば東京からでも2時間ほどで着く
今回の旅の最初の目的地は中伊豆にある「葛城山」なのですが、その中伊豆までは東名高速道路を使えば東京からでも2時間ほどで着きます。
東京・神奈川からスタートであれば、運転に疲れる前に目的地に着いてしまう、とても近いのに「海の幸・温泉・観光」が一度に楽しめる素晴らしいエリアが伊豆でございます。
「葛城山」空と海と大地と富士山が織りなす絶景パノラマ
今回の伊豆旅行で一番行きたかった場所へ一番最初に向います。向かう先は中伊豆でも端に位置する「葛城山(かつらぎやま)」。
葛城山は標高 452m の小山で、「空・海・大地・富士山」と地球と日本を望むことができる超絶景スポット。かの鎌倉殿(源頼朝公)が鷹狩をしたことが伝わる縁の山。
葛城山の山頂…めちゃくちゃ楽しめました! かなり素敵スポットですね。
伊豆パノラマパーク ロープウェイ駅
葛城山へ登るのには「伊豆パノラマパーク ロープウェイ駅」からロープウェイに乗っていくことになります。
このロープウェイ駅にはカフェ・レストラン・お土産屋が併設されていて、トイレがめっちゃ綺麗で清潔でした!
伊豆パノラマパーク ロープウェイ駅の駐車場は無料です。
ぼくらがここを訪れたのは金曜の10時頃。着いたときには駐車場はガラガラで空いていましたが、帰る頃(12時手前)は写真のような感じで埋まってしまっていました。
さっそくロープウェイに乗車して葛城山の山頂へ登ります。往復乗車券を2人分購入。
ロープウェイの乗車券は意外とお高くて大人一人で「2,400円」もします。
そこで、少しでも安くロープウェイ乗車券が購入できるように「アソビュー」というレジャーチケット割引購入サイトのクーポンを利用しました。
アソビューでチケット予約をしておいたお陰で、通常「2,400円」のロープウェイ乗車券が「2,000円」に割引され、妻と二人分の乗車券が実に800円もお安く購入できました。
以下のリンクボタンから直接「伊豆パノラマパーク ロープウェイ乗車券割引販売ページ」へ行くことができるので、ロープウェイを利用する際には利用してみてください!
\ アソビューでロープウェイ乗車券を安く購入 /
絶景のロープウェイ
ロープウェイ乗り場からロープウェイに乗り込みます。ロープウェイは6人乗りぐらいの広さでしょうかね。
ぼくらが訪れた時は本当に空いていて、ロープウェイの中は二人だけで広々でしたが、繁忙時は相乗りになるのかな?
ロープウェイに乗っている時間は10分ほどでしょうか。上の方にくると本当に絶景が広がります。富士山や伊豆の地形が一望できて楽しいです。
ロープウェイは結構しっかり密閉されていて、隙間風は無く、外にいるよりは温かいです。流石に暖房は入っていませんけど。
参考までに、復路のロープウェイを動画撮影しました。妻が楽しそうです。
葛城山の山頂は富士山を望む大パノラマで鎌倉殿ゆかりの地
葛城山の山頂はとにかく大絶景。
山頂の広場は「碧テラス(あおてらす)」と呼ばれています。
富士山が裾のまでフルサイズで望めて、空・海・大地と街並みに地平線と水平線と…地球と日本を「これでもかっ!」というぐらい堪能できる、惚れ惚れする大パノラマ。
辺りの木々は桜のようで、春になったらきっと「桜 + 絶景」とものすごいんだろう。人も多そうだけど。
山頂の碧テラスにはカフェと売店が併設されていて、美しい景色を見ながら美味しいコーヒーやスイーツを楽しむことができます。
きっと過ごしやすい春や秋には、外のテラス席が大人気なんだろう。
また、葛城山の山頂には、無料で入れる足湯があります。
目の前に広がる絶景の大パノラマを眺めながら入る足湯はとにかく最高です。身も心も大変に気持ちが良い。気温の低い冬だからこその贅沢だと感じます。
山頂には他にも見どころがあります。
平安時代からこの山頂に鎮座しているらしい古社「葛城神社」や、鎌倉時代からここにあるといわれる「百体地蔵」などのパワースポットがあります。
長寿・健康・良縁・厄除・金運などのご利益があるそうですよ。
あとは、子どもが絶対に嬉しい楽しい「丸太アスレチック広場」も併設されていて、この山頂だけで長い時間楽しめると思います。
伊豆は、2022年大河ドラマ「鎌倉殿の13人」で話題の「鎌倉殿=源頼朝」が約20年間過ごした地で、この葛城山ではその源頼朝が鷹狩をしたと伝えられています。
鎌倉殿のゆかりの地ということで、山頂には頼朝公の鷹狩の像が鎮座しています。
山頂からの景観・空模様をチェックできるライブカメラ
伊豆パノラマパーク公式ページから「山頂の様子をライブカメラで確認」することができます。出かける前に、このライブカメラで空模様を確認すると良いです。
せっかく来て、高いロープウェイ乗車料金を払ったのに、雲で絶景が観れないなんていうことになったら悲しすぎますから・・・。
葛城山 山頂のライブカメラ画像へのリンク貼っておきますね。
伊豆パノラマパーク(碧テラス)「葛城山」の情報
- 名称:伊豆パノラマパーク(碧テラス)/ 葛城山
- ロープウェイ営業時間:夏季 9時~17時半 / 冬季 9時~17時
- 山頂施設営業時間:夏季 9時~17時 / 冬季 9時~16時半
- 駐車場:無料
- ロープウェイ料金(往復):大人 2,400円 / 子ども 1,200円
- 公式サイト:https://www.panoramapark.co.jp
- ※ ロープウェイ乗車券は「アソビューから購入すると400円割引」
昼食は伊豆地元で評判の定食屋「伊豆之助」でランチタイム
ザ・定食屋「伊豆之助」で地産の魚介定食をいただく
昼食は伊豆地元で評判の定食屋「伊豆之助(いずのすけ)」でいただきました。
伊豆之助は、伊豆パノラマパークから20分ぐらい車で走ったところにあります。
ぼくはランチメニューの「伊豆之助ランチ(980円)」を注文。
地産のアジフライとアジの刺身がとても美味しかった。個人的にアジフライが大好物なので、新鮮なアジが衣サクサクの出来たて熱々でとにかく最高でした。
伊豆之助…旨いです!
アジフライをがっつり食べたいという場合は、大きなアジフライが2尾乗った「アジ定食」が良いかと。
一人あたり大体 1,000円~1,500円ぐらいの予算でお腹いっぱい食べられると思います。
伊豆之助の情報
- 名称:伊豆之助(いずのすけ)
- 所在地:静岡県伊豆の国市三福 261-1
- 営業時間:ランチ 11時~14時半 / 夜 17時~21時
- 定休日:木曜
天城の峠を越えて~河津七滝ループ橋
天城越えを聴きながら天城の峠を越える
伊豆之助を後にして車を走らせること数十分。天城峠を越えて伊豆半島に入ります。
走るのは旧道の天城峠ではなく、新道の天城の峠ですが、石川さゆりさんの「天城越え」をカーオーディオで流しながら、夫婦でノリノリで天城の峠を越えてゆきます。
下から見上げるとなんだかすごい「河津七滝ループ橋」
天城の峠を越えて、この「河津七滝ループ橋」を下れば、次の目的地である「河津七滝(かわづななだる)」はすぐ。
この河津七滝ループ橋は、ぐるぐると2回転ループする螺旋の高架で、直径80mしかないのに実際の走行距離は約1kmにもなる。運転がとても楽しい橋です。
河津七滝ループ橋のちょうど真下に無料の駐車場があって、こんな風にループ橋を見上げることができます。
下から見上げるとなんだかすごいですよ。
伊豆の踊り子ゆかりの地「河津七滝」7つの滝
河津七滝「7つの滝」
河津七滝ループ橋からほど近い場所に、7つの滝「河津七滝(かわづななだる)」があります。7つの滝の名称は以下。
- 大滝(落差30m・幅7m)
- 出合滝(落差2m・幅2m)
- カニ滝(落差2m・幅1m)
- 初景滝(落差10m・幅7m)
- 蛇滝(落差3m・幅2m)
- エビ滝(落差5m・幅3m)
- 釜滝(落差22m・幅2m)
すべて「滝」は「たき」ではなく「だる」と読みます。
七滝観光センターに無料の駐車場があり、ここに駐車をして滝観光に向かいます。
滝までも道中には「茶屋」が沢山あって、観光シーズンにはとても賑わうんだろうと想像しました。種類豊富なソフトクリームで有名な茶屋もあるみたいですよ。
全部の滝を観て回りたかったのですが、すべての滝を回ると2時間以上はかかってしまうようなので、時間の都合により、ゆっくり鑑賞した滝は「初景滝」と「釜滝」のふたつ。
初景滝(しょけいだる)
こちらは「初景滝」です。なかなかの風光明媚な滝。
落差10mほどですがとても美しい滝。滝そのものを鑑賞するというよりは、滝とその周りを含めた景観の美しさを鑑賞するという感じですね。
上の初景滝の写真を手持ちで頑張って撮影しているところを妻に撮影されていました…
手持ちで「0.6秒シャッター」なので、15枚ぐらい撮影してやっとブレていない良い写真が撮れました。次に訪れるときには三脚を忘れないようにしたいです。
撮影カメラは「Canon G7 X markⅡ」です。コンパクトデジタルカメラですが、ミラーレス一眼レフ並の美しい写真撮れますよ!
この初景滝には、伊豆の踊り子の銅像が設置されています。
というのも、この河津七滝がある「河津七滝温泉」こそが文豪「川端康成」著の「伊豆の踊り子」の舞台になった場所なのです。
伊豆の踊り子を読んでいない嫁さんにあらすじを説明するのが大変でした(笑)
釜滝(かまだる)
こちらは「釜滝」です。
そして釜滝へと続く吊り橋。階段のある吊り橋って面白くないですか?
釜滝は高所から水が落ちていく「普通の滝」といった感じで、個人的には最初の初景滝の方が趣があって良いかなって思いました。
いや、これだけ観るだけでも結構歩きました。
良い運動になりましたね・・・冬で本当に良かった(汗かかないですから)。
河津七滝の情報
あとがき
河津七滝を鑑賞して天城温泉の宿に到着したのは午後4時。
朝9時に神奈川県の自宅を出発して、10時過ぎには中伊豆に到着。よく遊んだっ!
宿にチェックインしてからすぐに温泉につかり、伊豆名物のほっぺたがおちるほど美味しい「金目鯛」のしゃぶしゃぶなどの豪華な夕食をいただきました。
ぼくは、夏の旅行よりも冬の旅行のほうが好きです。
オフシーズンのほうがいろいろ空いていますし、寒いほうが温泉は気持ちよいですし、何よりも観光していて汗をかきませんから(笑)
東京・神奈川から1~2時間程度で行けてしまう「海産・温泉・観光」ができる素晴らしいスポット伊豆。今なら大河ドラマ「鎌倉殿の13人」のゆかりのエリアとしても今後盛り上がっていくんじゃないでしょうか。
美味しいし、楽しいし、美しいし、伊豆って本当に好きだわ。