先日、10月10日・11日と神奈川県から一泊二日で日光・奥日光へ旅行してきました。
前回記事では『前編』として、日光東照宮の観光と鬼怒川温泉周辺のことを紹介。
今回は『中編』です。
いよいよ紅葉し始めた「奥日光」観光。日光観光の王道、日本三名瀑のひとつ「華厳の滝」と奥日光おすすめランチスポット『手づくりの味「タロー」』を紹介します。
鬼怒川温泉から向かうは名物「いろは坂」
朝9時に宿を出発。降ったり止んだり空模様です。
鬼怒川温泉から小一時間ほど車を走らせてたどり着いたのは奥日光の玄関口「いろは坂」。いろは坂は日本屈指のグネグネしまくっている山道です。
濃霧のいろは坂
これはカーナビ表示でのいろは坂の一部分(下りの第一です)、めちゃくちゃグネってますよね! いろは坂は一方通行で、上りの「第二いろは坂」下りの「第一いろは坂」に分かれています。
奥日光へは別ルートもありますが、せっかく奥日光へ行くならぜひこちらを通っていくほうが面白いです。
しかし、本来ならうっすら紅葉が色づき始て秋の気配を感じることができ、途中では素晴らしい眺めを一望することもできるはずなのですが・・・
終始 5m 先の見通しも危ういほどの霧 MAX ないろは坂でした。
もはやこのまま進むと、どこか別の世界へ連れて行かれちゃいそうな…そんな感じ。
まあ、ある意味レアないろは坂体験ってことで・・・
日光観光協会公式ページから晴れたいろは坂の写真などを確認できます。
いろは坂の情報
名称 | いろは坂 上りの第二(6.5km、20カーブ) 下りの第一(9.5km、28カーブ) |
通行料 | 無料 |
通行時間 | 工事に入ると夜間通行規制があるので、夜間走行予定がある場合は事前確認を |
HP | 日光観光協会色いろは坂公式ページ |
日本三名瀑のひとつ「華厳の滝」
いろは坂を上りきってすぐに日本三名瀑のひとつ「華厳の滝(けごんのたき)」があります。日本の滝トップスリーの一角がここにあるのです。
因みに茨城県の「袋田の滝」、和歌山県の「那智滝」が三名瀑の残り2つです。
華厳の滝は、修学旅行の行き先でも鉄板で、ぼくは小学6年生のときに訪れて以来です。
華厳の滝の全体像を観るには有料エレベーターに乗る
駐車場へ車を停めて、華厳の滝 観瀑台まで行くエレベーター駅で昇降券を買います。
華厳の滝は無料エリアからも臨むことはできますが、上から滝壺までの全体像を観るにはこのエレベーターに乗って華厳の滝 観瀑台までいかなければなりません。
でっかいエレベーターで昇降します。修学旅行の子どもたちと一緒だとエレベーターの中も大変賑やかです。話しかけてみたら、埼玉県からの修学旅行生でした。
エレベーターを降りると、華厳の滝 観瀑台までひんやりとしたトンネルを進みます。修学旅行の小学生はここでも元気いっぱいでした。
華厳の滝 観瀑台
華厳の滝 観瀑台に着くと・・・「えー、霧で観えないやんか」と霧が晴れるまでしばらく展望台の人間観察をしてみることに。
観光客の人種は、修学旅行の小学生、中国人、日本人、韓国人の順で多かったように思いました。小学生たちは学校で教育されたのか「ニーハオ、アンニョンハセヨ、コンニチハ」を連呼していました。
挨拶はしたいが区別がつかないので、とあえず全部言ってしまえ・・・なんと合理的な作戦なのでしょうか!!
微笑ましくて奥さんと二人で笑いながら見ていると・・・少しばかり霧が晴れました。
カメラが濡れるからという理由で、Galaxy S9 で撮影するという神経質なキタムラです・・・どうですか? Galaxy カメラもなかなかやるでしょ?
やっぱり快晴の中を撮影したかったですが、霧に浮かぶ華厳の滝も、これはこれで趣や風情があるのかもしれません。
因みに華厳の滝無料観瀑エリアからでもなかなかダイナミックな写真が撮れます。
無料観瀑エリアだけでも十分に楽しめる華厳の滝。ちょっと紅葉しているのが嬉しい。
余談ですが、奥日光で買える限定の「徳川コーラ」
華厳の滝周辺の自動販売機で日光限定デザインの「徳川コーラ」が購入できます。ぶっちゃけ味は普通のコーラですが・・・
この徳川コーラは、メルカリにて法外な値段で売りに出している不届き者がいるくらいの限定品なので、訪れた際に忘れなければたしなんでみてください(笑)
葵の御紋付きのコーラいかがっすか?
華厳の滝の情報
名称 | 華厳の滝(けごんのたき) |
住所 | 栃木県日光市中宮祠 |
営業時間 | 3月~11月 8時~17時 12月~2月 9時~16時半 |
料金 | エレベーター往復 大人:550円 小学生:330円 |
HP | 日光ナビ(華厳の滝ページ) |
おすすめ奥日光ランチスポット『手づくりの味「タロー」』
いろは坂を越えて日本三名瀑のひとつ華厳の滝を観光し終えたころには、もう12時近く・・・お昼の時間です!
今回の奥日光ランチは前もって調べておいた『手づくりの味「タロー」』でいただく予定にしておりました。
カワイイ看板が目印の「タロー」
華厳の滝から中禅寺湖方面へ車を走らせること10分ほどで着く『手づくりの味「タロー」』は、純喫茶風の佇まいで、軽食かな~と思いきや、これがなかなかのボリューミーなランチ定食を提供してくれるお店です。
古そうな建物ですが、中はとっても清潔にされていて、純喫茶ぽく BGM はエンドレスでジャズが流れています。
かなり年のいったマスターがおしぼり・水・メニューを持ってきてくれます。マスターの動作が超スローリーで、店の雰囲気とも相まって時間の流れがとてもゆっくりに感じられます。
もちろん「タローおすすめのランチメニュー」から注文しますよ~!
ぼくは「豚キム丼ランチ」で、奥さんは「豚肉の生姜焼き丼ランチ」をそれぞれ注文。
注文後まずは食前酒ならぬ、自家製の「食前ゆず茶」が来ました。温まるぅ。
奥さんと次の目的地の話なんかをしながらゆず茶をいただいていると・・・
やって来ました「豚キム丼ランチ」! なんともボリューミーじゃないですかっ(笑
続いて奥さんの「豚肉の生姜焼き丼ランチ」がやって来ました。
量もさることながら、味は、喫茶店の軽食と定食屋が融合したような、どこか懐かしい感じの温かい味わいとでもいいましょうか・・・美味いです。あと味噌汁も良いお味。
キタムラは味噌汁 LOVE なのでちとうるさいのですが、とても美味しい味噌汁でした。
このランチセットは食後のコーヒーもセットに含まれています。ちゃんと喫茶店のコーヒーでしたよ。
タローは別に日光名物を食べさせてくれるところ・・・というわけではありませんが、すごく雰囲気が良いお店の中で、安定した美味しい食事ができるという点で、かなりおすすめの奥日光ランチスポットとしてゴリ押します。押し込みます!!
マスターの気遣いもとっても和みますよ♪
午後からの観光に赴く活力が養える「良い店」ですね。
手づくりの味「タロー」の情報
名称 | 手づくりの味「タロー」 |
住所 | 栃木県日光市中宮祠 2478 |
電話 | 0288-55-0711 |
営業時間 | 火曜休業 11時~15時 / 18時~22時半 |
あとがき
今回は初秋の「華厳の滝」と「おすすめ奥日光ランチスポット」編を『中編』としてお送りしました。