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Windows 10 で OS をまるごとバックアップする方法

About Windows 10

今回は「Windows 10 で OS をまるごとバックアップする方法」を紹介したいと思います。すべての初期設定が完了し、一番良い状態になっている時にバックアップをとっておけば、何か OS に不具合が生じたときにすぐその状態に戻すことができます。

初期化ではなく、一番調子の良い状態に戻すことができるので、アプリをインストールし直したりという手間も省け、戻したらすぐに PC が使えるところが魅力のバックアップ方法です。

このバックアップ方法はWindows 7 と同じやり方ですからわかりやすいですし、何よりもOSに付随している「Windows の標準機能」なので特にバックアップアプリを購入しなくても良いところが利点です。

手順の説明

長めのノウハウ記事になりますので、まず手順をざっくり紹介しておきます。

  1. 回復ドライブ(またはシステム修復ディスク)を作成します。(1ページ目)
  2. システムイメージ(現在の環境の完全バックアップ)を作成します。(2ページ目)
  3. バックアップしたものを復元します。(2ページ目)

用意するもの

OS が入っているドライブよりも最大容量が大きい外付け HDD

外付け HDD はシステムイメージ(現在の設定のままの OS のバックアップ)を作るのに使用します。OS をまるごとバックアップするのですから、それよりも最大容量の大きい、または同等の外付けハードディスクを用意しなければなりません。

外付け HDD 商品例

回復ドライブを作成する為のツール

システムイメージは現在の環境をまるまる保管するためのバックアップですが、そのバックアップを起動させる為に必須になる「鍵(キー)」が「回復ドライブ」になります。これは必ず作成しなければなりません。

回復ドライブの作成は、CD-R や DVD-R などの「光学ディスク」で作成する方法か「USB フラッシュメモリ」で作成する方法の2パターンから選択することができます。

光学ディスクメディアで作成するパターン

光学ディスクメディアで回復ドライブを作成する場合は、空の CD-R または DVD-R が必要になります。このパターンでつくる回復ドライブは「システム修復ディスク」という名称でです。

光学ディスクメディアで作成するメリットは、USB フラッシュメモリよりも回復ドライブ作成待ち時間が短いことです(数分で作成完了します)。

デメリットはたまに作成に失敗することがあり、失敗するとディスクが無駄になること。

また、光学ディスクで作成した「システム修復ディスク」は、USB メモリで作成した回復ドライブと違い、それだけでパソコンを初期化することはできません。

ディスクメディア 商品例

ここがポイント!

ディスクは保管することを考えてケース付きのものを選択するとよいでしょう。

USB フラッシュメモリで作成するパターン

ノート PC などでは光学ディスクドライブがないものも多くあります。その場合に、回復ドライブは USB メモリで作成することになります。

USB フラッシュメモリは 32GB くらい容量があると安心です(個体によっては 16GB で足りない場合があるので)。

USB フラッシュメモリで回復ドライブをつくるメリットは、光学ディスクドライブが無い、もしくは光学ディスクドライブが壊れた環境でも回復ドライブがつくれること。

そして、USB フラッシュメモリで作成した回復ドライブは、それ単体でパソコンの初期化を行うことができることが最大のメリットです。

デメリットは、回復ドライブ作成の待ち時間が長いこと。30分~60分くらい待つかな。

USB フラッシュメモリ 商品例

※ぼくの場合なぜかバックアップものに利用する USB メモリはいつもシリコンパワーです(笑)安定感ありますよ!

ここがポイント!

USB メモリは回復ドライブを作成する時には、中に入っている全データを削除します。また、回復ドライブを作成した USB メモリはその後何も保存することはできません。完全に回復ドライブ用になります。合わせて注意してください。

まずは回復ドライブをつくります

まずは回復ドライブ作っておきます。後でも全然作れるのですが、先に作っておいたほうが忘れるという失敗がない?ような気がします。(あくまで私見)

回復ドライブとは

そもそも回復ドライブとは、HDD にバックアップしたシステムイメージ(PC のまるごとバックアップデータ)を呼び出すための「鍵」または「トリガー」になるもので、バックアップを復元する時には必ず必要になります。

システムイメージと回復ドライブはふたつでワンセットなのです。

USB メモリで作ったものを「回復ドライブ」と言い、DVD-R などの光学メディアで作ったものを「システム修復ディスク」と表現しますが、どちらで作っても機能は同じです。

光学ディスクでシステム修復ディスクを作成する場合

  1. win10bp07コントロールパネルを開いたら「バックアップと復元(Windows 7)」を選択します。コントロールパネルはスタートボタンを右クリックするとあります。
  2. win10bp08次に、左側にある「システム修復ディスクの作成」を選択します。
  3. win10bp09
    空のCD-Rをディスクドライブに挿れたら「ディスクの作成」を選択。
  4. win10bp10
    成功すると、画像と同じウィンドウがでてくるので「閉じる」で、ドライブからディスクを取り出して大事にしまっておきましょう。しまう際には、「Windows 10 のシステム修復ディスク」と油性マジックなどでわかりやすく記載しておきましょうね。

ぼくは光学ディスクドライブがあるPCはディスクメディア作成をしています。

USB メモリで回復ドライブを作成したい場合のやり方

  1. まずは USB メモリを PC に挿します。
  2. 回復ドライブの検索タスクバーの「ここに入力して検索」フォームの中に「回復ドライブ」と入力して検索します。「回復ドライブ(アプリ)」と表示されるので、それをクリックします。

  3. 「システム ファイルを回復ドライブにバックアップします」にチェックが入っていることを確認して「次へ」を選択します。

  4. 回復ドライブにできそうなドライブがあるかを検索します。検索が終わると自動的に画面が切り替わります。

  5. 使用可能なドライブが用意した USB メモリであることを確認して「次へ」を選択してください。

  6. 回復ドライブ作成の注意点です。よく読んで理解したら「作成」を選択。
  7. 回復ドライブの作成が始まります。思いのほか長いので、待ちきれずにキャンセルしないように注意してください。作成が終わると画面は自動で切り替わります。

  8. 無事に回復ドライブの作成が完了しました。「完了」をおして終了です。以後 USB メモリは取り外してかまいません。しっかり保管しておきましょう。

回復ドライブの注意点

回復ドライブは一度つくれば、その PC(OS)であれば以後ずっと使うことができます。ただし、Windows 7 のものは、Windows 10 では使えないので、OS ごとに新たに作成するようにしてください。


長いので2ページに分けました。

これで準備が終わりましたので、次のページから現在の環境(OS)のバックアップ「システムイメージ」の作成方法と作成したバックアップから復元する方法を紹介します。