Windows 11 に標準搭載されている AI アプリ「Copilot」は、一度でも起動するとスタートアップに登録され、次回の PC 起動時に自動で起動するようになります。
自動起動した Copilot アプリはシステムトレイに常駐します。
この何が問題かと言うと、Copilot アプリは常駐するだけでなく、バックグラウンドで動作し続け、少なくない PC メモリを消費し続けることです。
Copilot アプリを頻繁に使用するユーザーであれば問題ありませんが、あまり使用しないユーザーにとっては不要な負担になります。
今回は、「Windows 11 で PC 起動時の Copilot 自動起動を解除する方法」を紹介します。
Copilot アプリは意外とバックグラウンドメモリを使用する
Copilot アプリは、常駐しているだけで意外と多くのバックグラウンドメモリを消費しています。
使用していないにもかかわらず、多い時には 150MB 近くのメモリをバックグラウンドで消費していることもあります。
メモリの少ない PC では深刻になるメモリ消費量なのではないでしょうか。
サクッと自動起動を切ってしまうことをおすすめいたします。
Copilot アプリが自動起動しないようにする手順
- ① Windows の「設定」を起動する
- ② 左サイドメニューの「アプリ」を選択後「スタートアップ」をクリック
- ③ スタートアップ登録されているアプリの一覧から「Copilot」を探す
- ④ 「Copilot」の右側にあるスイッチを「オフ」にする
タスクバーのスタートボタンにマウスカーソルを合わせて「右クリック」して、メニュー内の「設定」を選択します。
左サイドメニューから「アプリ」を選択して、「スタートアップ」をクリックします。
スタートアップ登録されているアプリの一覧が表示されます。一覧から「Copilot」を探して、Copilot のスイッチをクリックして「オフ」に切り替えます。- これで PC 起動時に Copilot が自動起動しなくなります。
Copilot をまったく使用しなければ削除しても問題ない
Copilot アプリは削除(アンインストール)してしまっても Windows 11 の動作にはまったく問題ありません。
Copilot アプリのアンインストール手順
タスクバーのスタートボタンにマウスカーソルを合わせて「右クリック」し、メニュー内の「インストールされているアプリ」を選択します。
PC にインストールされているアプリの一覧が表示されます。一覧から「Copilot」を探してください。
Copilot の右側にある「…」アイコンをクリックします。
「アンインストール」をクリックします。これで PC 内から Copilot アプリが削除されます。
Copilot アプリは Microsoft Store から再インストールできる
Copilot アプリは Microsoft Store から再インストールできます。
Microsoft Store を起動したら、検索バーに「Copilot」と入力すれば該当します。
Copilot ページが表示されたら「インストール」ボタンをおせば、再度 PC に Copilot はインストールされます。
あとがき
冒頭でも書いたとおり、Copilot アプリは常駐しているだけでバックグラウンドメモリを消費するため、あまり使用しないのであればスタートアップから外しておくことをおすすめします。
正直なところ、Copilot は無料プランではできることが限られていますし、まったく使用しないのであればアンインストールしてしまっても問題ありません。
削除すればストレージの空き容量も増えますしね。
ということで、今回は「Windows 11 で PC 起動時の Copilot 自動起動を解除する方法」を紹介しました。