ヘッドセットを装着して Skype 通話をしているときに音楽を流すと、ヘッドセットのヘッドフォンから爆音が流れてきて酷い目にあったことありませんか?
Skype をしながらオンラインゲームをしていて、BGM と 会話が一緒に流れてきてしまって会話が聞き取りづらいなんてことはありませんか?
Windows パソコンにはそれらを別々にわける設定がちゃんと用意されています。
今回は、Skype 通話の際に Skype 以外の音声はスピーカーから流して、ヘッドセットからは Skype の通話音声だけが流れてくるように設定する方法を紹介します。
Skype の通話音声以外は外部スピーカーから流す設定手順
Skype の通話音声以外の BGM は外部スピーカーから流れるように設定するのは、Skype から設定するのではなく、Windows のサウンド設定から行います。
以下手順を紹介します。
- ヘッドセットのスイッチを ON にしておいてください。
- コントロールパネルを起動します。コントロールパネルの場所は以下リンク先。
コントロールパネルが起動したら「ハードウェアとサウンド」を選択します。
続いて「オーディオデバイスの管理」を選択します。
サウンドというウィンドウがポップアップします。おそらくはじめから「再生」タブが表示されているはず。そのまま設定にはいります。- ヘッドセットが認識されているなら、表示されているデバイスの中に「スピーカー」がふたつあるはずです。ひとつは「Realtek …」じゃないですか? もうひとつが「なんちゃら USB Audio Device」ですよね?
- 「Realtek …」が外部スピーカーで、「USB Audio Device」がヘッドセットとなります。
まずは「Realtek …」の方を右クリックしてメニューを出します。メニューの中にある「既定のデバイスとして設定」を選択します。
続いて「… USB Audio Device」を右クリックします。メニューにある「既定の通信デバイスとして設定」を選択します。「通信」の方ですよ。- 「Realtek …」が既定のデバイス。「… USB Audio Device」が既定の通信デバイスになっていれば大丈夫。最後に「OK」を押して設定完了です。
これで、ヘッドセットを用いた Skype 利用時には、BGM(音楽)はスピーカーから、Skype 通話はヘッドセットのヘッドフォンから流れるようになります。
注意点
本記事の方法で音声をわけることができるのは「USB 接続のヘッドセット」です。
上のようなマイク & スピーカーのピンジャックで接続するタイプのヘッドセットでは利用できませんのでご注意ください。このタイプは BGM も通話音声も両方ヘッドフォンから出ちゃいます。
あとがき
今回は Skype の音声を分ける設定方法を紹介しました。これ意外とハマる Windows の仕様なんですよね。
やはり Skype 中、ヘッドセットからは通話音声だけ、音楽やゲームBGM はスピーカーから流れて欲しいですよね!
もしもお困り方がいて、本記事が参考になったのなら幸いです。