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最強の読書タブレットは Fire7 だと断言できる Fire7 の魅力を紹介します

最強の読書タブレットは Fire7 だと断言できる Fire7 の魅力を紹介します

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ぼくは、2011年に初めてタブレット端末を購入して以来、いくつものタブレット端末を触ってきました。画面サイズも7インチから12インチまで幅広く所有してきました。

そんな多くのタブレット端末を触ってきた経験から、「読書に最も適したタブレット端末って7インチタブレットだよね!」という結論に至りました。

これはあくまでもぼく自身の最適解なので賛否があるとは思いますが、それでも、特に小説や実用書などの文字ベースの読書には「7インチタブレットが最強」だと断言できます。

更に言えば、7インチタブレットの中でも「Amaon Fire7 タブレット」が一番読書しやすいです(7インチタブレット自体が絶滅危惧種で選択肢は少ないのですけど…)。

今回は、Amazon Fire7 タブレットが「なぜ読書最強」なのか? Fire7 タブレットの魅力について紹介します。

今回の記事内容

最強の読書タブレットは Fire7 だと断言できる Fire7 の魅力を紹介します。

Fire7 のスペック(機能仕様)

Fire7 の同梱物

Fire7 の同梱物

名称 Fire7
OS Fire OS 8
* Android 11 相当
CPU ARM 2.0GHz / 4コア
内蔵ストレージ 16GB
RAM(メモリ) 2GB
画面サイズ 7インチ
IPS ディスプレイ
171ppi
画面解像度 1024 × 600
カメラ 前面・背面共に
200万画素
スピーカー モノラルスピーカー
バッテリー持続時間 最大10時間
充電ポート USB Type-C
カードスロット 1TB までの
MicroSD カードに対応
Alexa ハンズモードのみ
Bluetooth Bluetooth 5.0
Wi-Fi 通信方式 802.11a/b/g/n/ac
サイズ 181 x 118 x 9.7mm
重量 282g
価格 8,980円

※ 2024年3月現在のバージョンである Fire7 第12世代モデルの性能値です。

Fire7 タブレットの魅力を箇条書きしてみます

Fire7 パッケージと本体裏面

Fire7 タブレット

冒頭で、「読書(特に文字ベースの読書)に最も適したタブレット端末は、Amazon Fire7 タブレット」だと断言できる魅力を以下に箇条書きします。

  • 軽い
  • 7インチの画面は意外と大きい(スマホとの比較で)
  • MicroSD カードが使える
  • 小さな鞄にも余裕で収まって持ち運びやすい
  • お値段がとにかく安い(コスパ最高)

では、この魅力をひとつひとつ詳しく紹介してみたいと思います。

魅力1:軽い

長年タブレット端末を使って読書してきた経験から導き出した「300g の壁」というものがあります。

300g の壁とは…

キタムラ

タブレット端末本体の重量が 300g を超えると、長時間の読書をしたときの手首や指への負担がものすごいことになる。驚くほど手首が痛みやすく疲れやすい。

というものです。

読書…特に小説を読み始めると、1時間や2時間はすぐに経ってしまいませんか?

その際に、8インチタブレットやそれ以上のサイズのタブレット端末で読書すると腕や手首の疲れ・痛みが半端ないものになります。

繰り返し使えば使うほどその疲れや痛みは蓄積されてゆきます。

さて、Fire7 タブレットの重量はというと「約280g」。

Fire7 の重量

Fire7 の本体重量

300g の壁をクリアしています。めちゃくちゃ軽いのです。

そして 8インチ画面の Fire HD 8 の重量は「約360g」。

Fire HD 8 の本体重量

Fire HD 8 の本体重量

Fire7 と比較すると Fire HD 8 は片手で持った時にズシッと重みを感じます。その点 Fire7 は 300g 以下なので手首が大変疲れにくい。

実に手首に優しいサイズ感なのです。

これが Fire7 の魅力その1となります。

魅力2:7インチの画面は意外と大きい(スマホと比較して)

Fire7 とスマホの画面を比較して

スマホとの画面比較

上の写真は画面サイズが「6.3インチ」の Pixel7 と比較したものです。

Pixel7 とたった0.7インチ差ですが、7インチってずいぶんと大きな画面に感じません?

8インチ以上のタブレットと比べてしまえば画面が小さく感じてしまいますが、スマホと比較すればとても大きな画面に感じます。

小説を読んでみれば一目瞭然。

Fire7 で小説を読む

Fire7 で小説を読む

スマホと比べて Fire7 は文字サイズを大きくしても沢山の文字を表示することができ、さながら文庫本を読んでいるような感覚になります。小説の世界に没入しやすいと思います。

Fire7 と Fire HD 8

Fire7 と Fire HD 8

Fire HD 8 と比較するとこれだけ大きさに差があります。

一見 Fire HD 8 の方が画面が大きくて読書しやすのでは?と思うかもしれませんが、魅力1で紹介したように Fire7 はとにかく本体が「軽量」なので持ちやすいのです。

Fire7 は軽くて小さくで持ちやすい

Fire7 は軽くて小さくで持ちやすい

スマホよりも大きい画面で読書しやすく、スマホの延長線のような本体サイズは軽くて持ちやすい。これほど読書しやすいタブレット端末はないと思えるのです。

これが Fire7 の魅力その2です。

魅力3:MicroSD カードが使える

Fire7 は MicroSD カードに対応

Fire7 は MicroSD カードに対応

Fire7 の内蔵ストレージはたった「16GB」しかありません。

ただ、”読書をする” ための端末であるならばインストールするアプリの数も限られますから 16GB で問題無く足ります。

実際にぼくの Fire7 の内蔵ストレージは 5.5GB ほど空きを確保できています。

Fire7 は内蔵ストレージが少ない分「MicroSD カードに対応」していて、しかも最大 1TB までの MicroSD カードに対応しています。

MicroSD カードのおかげで “ストレージ容量だけ” なら高性能スマホにも劣りません。

オフラインで楽しみたい小説・漫画・動画のデータは MicroSD カードに保存すれば良いので内蔵ストレージが少なくてもまったく問題無いわけです。

内蔵ストレージの容量を多くすれば端末の価格が高額になりますから大変に合理的な仕様だと思うんです。

キタムラ

今って 128GB の MicroSD カードは1500円ぐらいで買えるんですよ! 256GB の MicroSD カードも3000円以下で購入できるすごい時代なんです!!

MicroSD カードが使えることが Fire7 の魅力その3です。

ぼくが Fire7 に使っている MicroSD カードは以下の 128GB のやつです。これに Prime 系の動画や音楽、小説や漫画のデータを保存して持ち運んでいます。

魅力4:小さな鞄にも余裕で収まって持ち運びやすい

Fire 7 は小さい鞄にも余裕で収まる

小バッグに余裕で収まる

Fire7 はそのサイズ感から小さい鞄にも余裕で収まります。

小さいショルダーバッグだけを持っての外出でも容易に持ち運べて、列に並ぶ待ち時間や電車の中など、暇つぶしに大活躍してくれます。

集中して小説を読んでいれば待ち時間なんてあっという間に過ぎていきます。

Fire7 の縦横幅

Fire7 の縦横幅

横幅 18.1cm 縦幅 11.8cm 重量 282g の持ち運びレスポンス最高で、7インチのスマホよりも大画面。お出かけ暇つぶしタブレット端末としても有能な Fire7 なのです。

キタムラ

Fire7 を利用するのにケースは必要ありません。

なぜなら、ケースをつけてしまうと厚みと重量が増して Fire7 の最大の強みである「軽さと持ち運び易さ」が損なわれるからです。

1万円以下で買えるタブレットを神経質に使ってどうする!

すこしぐらい雑でも使い勝手の良い状態で使い倒すことこそが Fire7 の本懐だと思います。

これが Fire7 の魅力その4でございます。

魅力5:お値段がとにかく安い(コスパ最高)

Fire7 は 2015年発売の初代(8GB モデル)が「8,980円」でした。

その後、3代目が「5,980円」で販売されていましたが、2023年現在の最新モデルの価格は「8,980円」と何気に販売当初の初代と同じ価格です。

Fire7 は、なんでもできる高性能なタブレット端末ではありませんが、読書と動画視聴特化型でネットサーフィンも及第点をあげられる程度には動く。やれることを考えれば1万円以下で買えるとても有り難いタブレットなのです。

1万円以下で購入できるコストパフォーマンス最強のタブレット端末が Fire7 なり。

これが本記事でお伝えする Fire7 の魅力の最後になる魅力その5です。

オマケ:Fire7 は存外快適にテキスト入力できる

Fire7 は存外快適にテキスト入力できる01

Fire7 は Bluetooth キーボードと接続することでタイピングでのテキスト入力が可能です。

もっさりすることもなく意外と快適ににキー入力できて、初めて利用した時には「こんなこともできるんだ~」って逆の意味で期待を裏切られた感じでした。

隙間時間に読書ではなく文書入力作業だってできちゃう可能性端末。とても便利。

文書入力にはもちろんメモ・ノート系のアプリが必要になります。OneNote のようなクラウド系メモアプリを使えば、作成した文書を PC やスマホと同期することができます。


スマホやタブレットで利用する日本語配列 Bluetooth キーボードを購入する際には、必ずスペースキーの左右に「無変換(英数)」「変換(かな)」キーがあるモデルを選ぶようにしてくださいね。

Fire7 は存外快適にテキスト入力できる02

なぜなら、このふたつのキーで英語と日本語の切り替えを簡単に行えるからです。このふたつのキーがない場合はショートカットキーでの言語変換になるため超不便になります(半角/英数 キーでは言語変換できないからね)。

そうそう、ぼくが利用している Bluetooth キーボードはこちら。キーが小さすぎず、カバー付きかつカバーがスタンドにもなるので重宝しています。

Fire7 で快適に読書するために購入必須の追加アイテム

反射防止のための画面保護フィルム

画面の傷を保護するためではなく「画面の反射を抑えるため」に必須となるのが反射防止の画面保護フィルムです。

Fire7 反射防止の画面保護フィルム

Fire タブレットシリーズの画面は「とにかく反射が酷い」ので、素の画面のままで読書をすると窓光や室内灯などの影響で画面の映り込みが半端ないです。かなりストレスを感じますし目も疲れます。

Fire7 保護フィルムを貼る前

保護フィルムを貼る前

Fire7 保護フィルムを貼った後

保護フィルムを貼った後

反射低減の画面保護フィルムを貼る前と貼った後では雲泥の差で、フィルムを貼った後では反射の映り込みを相当量に抑え込んでくれます。

Fire7 を導入するなら必須の追加アイテムです。一緒に購入することを推奨します。

ぼくが使っているのは、わりとメジャーなブランド「ベルモンド」の保護フィルムです。安価だし普通に使える安心設計。

タブレットハンド

Fire7 にタブレットハンドを装着

タブレットハンドを装着

Fire7 が小型軽量だとは言っても、読書を長時間しているとどうしても手が疲れてきます。そこで長時間の読書に必須なアイテムがこの「タブレットハンド」になります。

タブレットハンドを利用すれば、それまでつかんでいた Fire7 が「手に置く」というような感じで「読書時の手の負荷が驚くほど軽減」されます。

Fire7 タブレットハンドを装着02

着脱が容易なタブレットハンド

ぼくが実際に使っているおすすめのタブレットハンドは、画面上下の角にフックで引っ掛けるだけの簡単仕様。

テープ式の一度付けたら着脱不可なタブレットハンドと違い、フック式は自由に着脱できるので大変使い勝手が良いです。

タブレットハンドがあると使い勝手の向上だけではなく、落下防止の効果がとても高いので、これも Fire7 を使うなら必須のアイテムといえるでしょう。

ぼくが使っているのは以下のタブレットハンドです。2つセットでお得です。

Fire7 のデメリットをしいて挙げるなら

デメリット1:重いゲームは絶対に無理

Fire7 は軽いゲームならできる

Fire7 は軽いゲームならできる

Fire7 はスペックが低いので重いゲームは絶対にできないです。

ただ、パズルゲームやテーブルゲームのような軽いゲームなら問題なく快適にプレイできます。上の写真は上海をプレイしているところです。

YouTube 動画などの映像コンテンツも普通に視聴できますよ。

MMORPG のプレイや内蔵ストレージを多く使用するゲーム目的であれば Fire7 を買うべきではありません。

デメリット2:スピーカーの音質に期待しては駄目

Fire7 のスピーカー

Fire7 のスピーカー

Fire7 のスピーカーは「シングルのモノラルスピーカー」で、申し訳無さ程度に存在しているだけ。良音質は決して期待してはいけません。

ただ、音量はしっかり出るので動画をスピーカーで視聴するだけであれば不足ありませんが、良い音質で音楽を聴きたいというのは性能的に無理というだけです。

イヤホンジャックがありますし、Bluetooth も搭載されていますからイヤホンで聴くぶんにはイヤホンの性能次第で良音質で楽しむことが可能です。

デメリット3:画面解像度は 1024×600 と HD 以下

Fire7 で漫画を表示

Fire7 で漫画を表示

Fire7 は IPS ディスプレイですが画面解像度が「1024×600」なので、その辺りを気にする人には向いていません。

ただ、サイト閲覧や小説や漫画を読書することに関してはこの解像度でも大した問題にはなりません。読みづらいなどということは一切ありません。

はっきりいって「解像度が良いものと比較してしまうと見劣りする」というだけのことであって、普通に実用レベルだと思います。

デメリット4:内蔵カメラはオマケ

Fire7 の背面カメラ

Fire7 の背面カメラ

Fire7 には背面と内側にカメラが搭載されていますが、はっきりってそんなに綺麗な写りじゃありません。本体価格を考えればさもありなん。

前後カメラともに200万画素しかないのでスマホのカメラと比べちゃ駄目ですよ。

ビデオ通話をするのには十分な性能ですが、風景撮影などの写生用のカメラとして使うには性能不足です。撮影メモとして使うくらいの用途にとどめるべき性能なのです。

デメリット5:Google Play が使えない

Fire7 に Google Play を導入

Google Play は非正規の方法

Fire タブレットシリーズはすべからく Google Play に対応していません。

アプリの入手は「Amazon アプリストア」からになります。

ただし、自己責任になりますが、非正規の裏技でゴニョゴニョすると Fire タブレットに Google Play を導入できます。

ぼくは Google Play を導入して Amazon アプリストアでは入手できないアプリをガッツリインストールして使い倒しちゃっています。

まあ、便利ですよね・・・。

自己責任になりますが(もう一度いう)、Google Play が使えるようになるだけで Fire タブレットは10倍便利になるので、興味がある方は調べてトライしてみてください。

Fire7 は読書使いには最高のおすすめタブレット端末です

Fire7 タブレット

Fire7 に関する他のレビューを覗くと、やれ「(スマホと比べて)ネットサーフィンが遅い」だの「(スマホと比べて)カメラが汚い」だの「(iPad と比べて)画面が汚い」などの大変とんちんかんで見当違いのレビューを一部で見かけます。

Fire7 をスマホや iPad と比較してしまうのはとても愚かなことであって、そもそも比較対象にする端末ではありません。

Fire7 はある意味「用途特化型」のコスパタブレット端末です。

本体の重量の「軽さ」、持ちやすい「サイズ感」、多少粗雑に扱える「リーズナブルな価格」、読書に最適なお気軽タブレット端末が「Fire7」だと思います。

読書に対して「スマホでは表示が小さすぎる」「8インチタブレットでは重くて疲れる」そんな不満を解消してくれる最高の相棒が Fire7 です。

お求めやすいコスパ価格なので、Fire7 をぜひ一度手にとってみてください。