一時停止していた Edge Chromium 版へのアップデートが5月から再開され、Windows Update 経由で自動的に Chromium 版に置き換わっていっています。
旧 Edge と 新 Edge では、使い方や機能がだいぶ変更されてしまっていて、それを受け入れがたいユーザーさんは、旧版へダウングレードしたいと思う気持ちわかります。
しかし、公式発表によると・・・
手動で Chromium 版(新 Edge)へアップデートした場合は、アンインストールすることが可能。しかし、Windows Update 経由の場合、置き換えられた Chromium 版 Edge をアンインストールすることはできない。
Windows Update を経由して Edge Chromium 版へアップデートした場合は、原則として前のバージョンへ戻すことは不可能になっているようです。
実際に自分のパソコンで検証してみました
公式のウェブページよりインストーラーをダウンロードして手動で Chromium 版へアップデートした場合は、このようにアンインストールボタンが機能します。
しかし、Windows Update を経由して自動更新をした場合は・・・
このようにアンインストールボタンがグレーアウトして機能しません。したがって、新バージョンをアンインストールして旧バージョンへ戻すことはできないということです。
例外としてコマンドラインからならアンインストールが可能
例外として、正規の手順ではなく「コマンドライン」を使った裏技的方法でならダウングレードすることが一応可能となっています。
強制的にアップグレードさせられたものは、強制的にダウングレードしてしまおう・・・という力技になります。
以下の別記事の手順を行うと旧来の Edge に戻すことはできますが、簡単ではありませんので、チャレンジできそうな方だけやってみてください。
あとがき
Windows Update による自動更新で、アンインストール不可にしたのは…推測ですが、旧 Edge を利用するユーザーを撲滅したいからじゃないかな? どうなんでしょう。
兎にも角にも、Windows Update 経由で 新 Edge である Chromium 版へアップデートされてしまった場合は、今のところ旧 Edge へ戻すことはできないみたいです(裏技はあるけど基本的には戻せない)。
Chromium 版は旧版と使い勝手が変わってしまって、慣れるまで不便なところはあるかもしれませんが、Chrome ウェブストアの拡張機能が利用できたり等の素晴らしいこともあります・・・
もう諦めて新 Edge の Chromium 版に慣れていくしかなさそうです。