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中小企業経営者必読「勧誘電話のホームページ制作は絶対に契約してはいけない5つの理由」

中小企業経営者必読「勧誘電話のホームページ制作は絶対に契約してはいけない5つの理由」

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今日、何度か面識のあった工務店の社長から電話がかかってきました。

「勧誘の電話からホームページの契約をしてしまったんだけど、料金が5年契約で200万円。これって適正なのかな? やっぱり高い?」

ぼくは心の中で「アチャー」と叫んで「はい、やっちゃいましたね」と返しました。

今回はホームページ制作業を営んで8年のぼくが「勧誘電話のホームページ制作は絶対に契約してはいけない5つの理由」をブログします。

理由1:ホームページはリース(ローン)で契約するものではありません。絶対ダメです。

ホームページ制作を電話勧誘してくる連中と契約すると、ほぼ 100% 期間契約となります。今回相談してきた社長は5年契約でした。

一度契約すると、契約書を交わしてしまっているので途中解約はできません。それがどんなに不当な契約だったとしても「口車にのってアナタは契約してしまった」ので解約は難しいでしょう。無駄に弁護士まで抱えている悪どい会社もあります。

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では、ホームページをリース契約することの何がいけないのでしょう。

リースとは、通常3年~10年の間で契約する長期期間契約のことです。企業であれば、コピー機やPCなどをリース契約しているところも多いのではないでしょうか。

コピー機やPCみたいな事務用品は3年以上の長期契約でも全然かまわないと思います。むしろ、時代にあわせて新しい機械を会社でその都度購入するくらいならリースの方が費用対効果が高いかもしれません。

しかし、ホームページはそういった機械たちとは違います。

インターネットの世界は流行り廃りの移りが早いです。それに合わせてホームページの内容を変更したり、追加したり・・・リース契約だとそういうことが不自由になります。

また、今よりも条件の良いホームページ制作業者に乗り換えたくても、契約期間が満了するまでは乗り換えられないのがリース契約です。それがどんなクソサポートでも、契約前と言っていることが全然違っても期間満了まで我慢しなければならないのです。

アナタはその悪どい業者に首輪をつけられてしまっているのですから。

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ぼくがホームページのリースに対して一番汚いと感じる部分が、売られた方が圧倒的に損をさせられているのに巧妙に気が付かれないようにしているということ。非常に胸糞悪いです。

リース契約を結ぶときには、営業マンは「アナタのクレジットカード(または口座)がローンの審査に通るかどうか」をリース会社に電話して確認をとるはずです。

例えば、今回ぼくに電話をしてきた社長さんは 5年契約で200万円 という金額です。

ローンの審査完了後、契約を結ぶと、営業マンの会社は銀行(またはリース会社)から 200万円がまるまる入金されます。アナタは銀行(またはリース会社)へ月々の返済をおこないます。

さて、一番得をしているのはどこでしょう?

そう、勧誘の電話をしてきた会社だけが一番得をしているのです。丸々200万円オイシイですよね~。解約できないので、そのまま契約期間満了後も、継続してカモることを虎視眈々と狙っています。

納品されたホームページがどんなクソだろうと、サポートがクソだろうとそんなものは関係ありません。契約してしまったのですから。

そして、契約を破棄したくても、法人には消費者法は適用されませんので、一度契約をかわしてしまうと、裁判でも起こさない限りは解約できないというわけです。

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はっきりいって、ホームページをリースで契約させようとする会社は「悪」だと考えて問題ないです

ホームページは「売り切りの金額で納品され、月々の保守料金で数千~数万円くらい、いつでも解約ができるよ」・・・これが良心的な普通のホームページ制作業者です。

中小企業クラスのホームページなら、普通の良心的な制作会社に頼めば、5年間の間にリニューアルを1回いれてもホームページの維持費はリース契約の半分程度で収まります。

理由2:請け負ったホームページは勧誘電話の会社が制作しているわけではない

勧誘電話をしてくる会社の多くは、受注したホームページ制作を、単価の安い地方の制作会社に下請けとして流したり、喉から手が出るほど仕事が欲しいフリーランスへクソみたいな価格で流します。

ぼくにも、実際に「業務提携」ともっともらしいことを言って、都合の良い奴隷にしようとする電話がしょっちゅうかかってきます。

当の勧誘電話をしてくる会社は、営業&テレアポ部隊を配置しているだけで自分たちではまったく作ることができないのです。納品されたホームページの良し悪しすらわかっていない営業マンも多いと思います。

何もできないのに一番お金をもっていくという負のパターンです。

もちろん、自社で制作部署を設けいている会社も少数ですがあります・・・。

まあ、真っ当に商売をしている方々はこういう会社とは絶対に契約してはだめです。生きたお金の使い方をしてください。お願いします。

理由3:現在のホームページを必ずこき下ろしてくる

勧誘電話の営業マンは、

  1. 御社の今のホームページは時代にあってない。
  2. SEOが全然だめですよ。
  3. まあプロに作ってはもらったんでしょうが、これこれこうするのが(専門用語)今のトレンドなのでそれじゃ通用しないですよ。

他にも様々な文句で今現在運営中のホームページをこき下ろすことから入ってきます。

そしてその後、うちで契約するとどんなに素晴らしいかということをまくし立てて語り洗脳してくるのです。これが営業マンの常套文句です。

でもね、制作サイドがどれだけSEOを頑張っても納品後すぐに結果がでないのが Google さんの仕様ですし、こいつらが競合ひしめくワードの頂点へもっていけるわけないんです。だって今のSEOは正攻法しか使えないんですから。

実際に、今回電話をしてきた社長さんの会社は、以前のホームページを消さずに残しておいたらしいんです。

で、リース契約をしたホームページは半年たってもその以前のホームページより上の順位にならないって怒っていました。

以前のホームページの方がドメインの力が強いんで当たり前でしょうね。

そんなもんなんですよ。

理由4:大手の仕事もこれだけ手がけている会社なんですよ! と飲み屋の違法客引きみたいな手法を使ってくる

よく盛り場で、大手のロゴが入ったカードを見せながら「飲み屋お探しですか?ご案内します」って話しかけてきます。大手と提携しているから安心だと思わせるんです。

そして、大手の居酒屋に電話をするふりして「すいません。もう満員らしいんですよね。よかったらおすすめの良い場所へ案内します」と・・・ボッタクリ居酒屋や提携している居酒屋へ客をかっさらう違法客引きってありますよね。

それと似たような手法で、勧誘電話のホームページ制作営業は「弊社は大手の○○や○○の仕事も手がけているんですよ~(だから安心でしょ~)」のような営業トークを使います。

でもね、よく考えてください。そんなに大手のホームページを手がけているくらいのご立派な会社でしたら勧誘電話なんかしませんよ

だって、勧誘電話なんかバンバンやってたらネットに書かれて評判が悪くなりますからね。評判が悪くなれば大手との取引もご破産になりかねません。

有名な大手企業を絡めたビッグビジネスをやるような制作会社は電話勧誘なんかしなくても仕事が来ると思いませんか?

単純に大手有名企業の名前を使って、安心させて零細企業をカモろうという魂胆がミエミエなんですよね。

理由5:勧誘電話をかけてくるような会社は、その社名や電話番号をネットで検索すると高確率で悪評が沢山でてくるよ

電話中や電話を切ったあとでも良いので、インターネットでその電話番号や社名を検索してみてください。特に電話番号はその会社の悪評がわんさかでてきます。

電話で勧誘してくる会社っているのはそういうものなんです

これはほぼ間違いないですよ! 日本全国つつうらうら沢山の方がその会社の被害にあっている証拠なんですよね。

ホームページを注文するならば

もし、これからホームページ制作を依頼したいとお考えの中小企業の経営者さんがいらっしゃるのなら、勧誘電話からの契約は絶対におやめください。契約しちゃう人がいるからそういうグレーゾーンな会社がいつまでたってもなくならないんですよね・・・。

最初に大きな金額を支払いたくない気持ちはわかりますが、そういう経営者の性質を利用してカモるのがホームページのリース契約なんですよっ!!

残念なことに、初めにホームページ制作料金を支払わせる方式の制作会社の方が良心的な会社であることが多いんですね。

ホームページを注文するならば、同じ経営者の知人にホームページをどこで制作したか聞いたり、会社近隣のホームページ制作会社を探してみたり(近いほうがサポートも受けやすい)・・・

とにかく必要ならば自発的に調べて動くことが詐欺られないための必須事項です。

損をしたくなければ、勧誘電話は絶対にシャットアウトしてくださいね。