Windows 11 パソコンで突然ファンが唸って回りだして、タスクマネージャーを確認すると「Shell Infrastructure Host」プロセスだけで CPU 使用率が高く跳ね上がる…という不具合があります。
タスクマネージャーでたまに見かける「Shell Infrastructure Host」は、Microsoft 系のアプリや機能を利用すると連携して起動する標準搭載のプロセスです。
主に Microsoft フォトを使った時によく見られますが、その Microsoft フォトと一緒に起動したときに CPU 使用率が跳ね上がる “バグ” が起こるようなのです。
今回は「Windows 11 で Shell Infrastructure Host が原因で CPU 使用率が跳ね上がりファンが回るときの解消方法
目次
Shell Infrastructure Host バグが原因の CPU 使用率の上昇
Microsoft フォトを使っていると、突然 PC の CPU ファンが唸りながら回り始めることがあります。そして、フォトを閉じてもファンはうるさく回り続けます。
タスクバーを確認してみると、通常 Microsoft フォトを閉じたら Shell Infrastructure Host も一緒に閉じるはずなのに、Shell Infrastructure Host だけ起動しっぱなしになって、CPU 使用率も多いときで 30% 近くまで跳ね上がっています。
低性能の PC だと酷い場合、CPU 使用率が 100% まで上昇するケースもあるようです。
それはファンが唸るよね・・・。
CPU ファンが大きく唸りながら回ってしまっているのは、この「Shell Infrastructure Host」がバグを起こして CPU 使用率が異常に上昇していることが原因。
なぜか Microsoft フォトを使っているときにだけ Shell Infrastructure Host が原因のバグが起こるんです。
Shell Infrastructure Host のバグを解消する方法
Shell Infrastructure Host のバグを解消する方法は、
パソコンを再起動する
これだけです。
スリープで直るという見解もあるようなのですが、ぼくのパソコンはスリープじゃ直らず、再起動してやっと直りました。
やってしまいそうな間違いは Shell Infrastructure Host をタスクの終了で閉じてしまうことです。
Shell Infrastructure Host は、Microsoft 系のアプリや機能の多くに紐づいているプロセスなので、タスクを終了してしまうと Windows の動作に支障が出てしまいます。
Shell Infrastructure Host のタスクの終了は NG です。
「じゃあバグるなよっ!」と言いたくなりますが、再起動するまでは何をやっても Shell Infrastructure Host のバグが原因で CPU 使用率が上昇してファンが回り続けます。
怒りを飲み込んで、パソコンを再起動してあげてください。
そして、今後の Windows アップデートでこのバグが解消されることを切に願いましょう。
フォトを見限ってしまうのもひとつの選択肢
フォトアプリを見限って、旧来のフォトビューアーを利用するという選択肢もあります。
現場からは以上です…。