Office の使用台数が余っていたら家族に使わせてもいいの？（自分以外の人と共用できるのかどうか）

Office には、サブスクリプション版の「Microsoft 365」と買い切り版（永続版）の「Office 2021」や「Office 2024」などの西暦シリーズに分かれています。

Office のサブスクリプション版と永続版のどちらも「PC 複数台」にインストールして使用することが可能な仕様となっています。

しかし、この「PC 複数台にインストールして使用できる」という部分を「自分以外の家族や友人に利用させることができる」と勘違いしていませんでしょうか？

一部例外はあるものの、基本的に Office は “購入者本人以外は利用できない” システムとなっています。

この記事では「Office の使用台数と利用者」について詳しく解説します。

Office は基本的に購入した本人のみが利用可能

Office はプリインストール版（OEM）を除く永続版とサブスクリプション版のどちらも、所有している複数台の PC にインストールすることができます。

ただし、Office は基本的に購入（契約）した本人のみが利用可能となっており、たとえ家族であっても貸し出すことは規約違反となるため注意が必要です。

Office のインストールは Microsoft アカウントでのライセンス認証を前提としているため、複数台の PC にインストール可能であっても、利用者は最初にインストールした本人に限定されることを忘れないようにしましょう。

以下に、Office インストールの規約（ルール）を分かりやすく表にまとめました。

注意が必要なのは、PC を購入した際に付属してくるプリインストール版（OEM 版）の Office は、PC 複数台にインストールすることができず、購入したその PC 1台のみでの利用に限定されている点です。

プリインストール版には制約が厳しいため、注意してくださいね。

ひとつの Office ライセンスを家族で共有して利用したい場合、現状では「サブスクリプション版の Microsoft 365 Family」を契約する以外の方法はありません。

また、友人や知人など他人には Office を貸し出すことができない点にもご注意ください。

Office 利用に関するまとめ