ネット上でよく見かける「アドセンスの収益金額を記事に掲載するのは規約違反になります」という言葉。アドセンスを始めたばかりのユーザーはこぞって信じてしまいます。
ぼくもブログ初心者のころはその説を信じていました・・・
しか~しっ! アドセンス公式規約をしっかり確認するとそうでもないことがわかります。
条件はあるがアドセンスの収益金額を公の場で開示するのは合法。
なんですよ(YouTube も同じくです)。
今回はそんなことをブログしてみます。
今回は「アドセンスの収益金額を公開するのは規約違反だって?それは違うぞ!公式規約をちゃんと確認してみて」という内容でお送りします。
アドセンスの収益金額の公開は条件はあるが問題なし
アドセンスにはこのような公式の「AdSense オンライン利用規約」というものがあり、ここにアドセンスで得た収益金額を公に開示することの有無も記載されています。
その規約内の11条「秘密保持」のくだりに、
本第 11 条にかかわらず、お客様は、自らによる本サービスの利用によりもたらされた Google による支払総額を正確に開示することができます。
このように「支払い総額なら開示してもいいよ~」とおっしゃているのです。「正確に」ってところがポイントですね。
だって開示ができないと、確定申告とか公共機関に報告するときはどうするのさ?
したがって、ネットでたまに見かけるような「アドセンスの収益金額を記事に公開しちゃダメ」というのは誤りなのです。
ちなみに、この AdSense の規約は「Youtube」や「AdMob」にも当てはまります。Youtube や AdMob の収益も AdSense サービスの枠組みに入っているため AdSense の規約を遵守しなければならないのです。
アドセンス収益金額の公開に関する決まりごと&注意点
アドセンス収益の公開をする場合は以下の注意点を厳守しなければなりません。
- あくまでも銀行に支払われる「お支払いの金額(確定金額)」のみ開示可
- お支払い金額の開示をする場合は、端数も省かずしっかり正確に表記する
- 推定収益額を正確に表記して公開するのは禁止
- 推定収益額を公開したい場合はオブラートに包んで表記すること
Twitter などで推定収益金額を正確に記載している(またはスクショを貼る)ユーザーさんがちらほらいますが、それアウトです。注意してくださいね。
もし、見積もり収益金額(推定収益額)を公開したい場合はオブラートに包んで表記します。「約○○円くらい~」とか「缶コーヒー何個分~」など曖昧に書けばよいみたい。
とにかく、収益を正確に公開したい場合は、毎月2日に前月のアドセンス収益の支払額が確定しますので、確定後の支払い金額を公開するようにしてください。
ASP を利用してアドセンス プラスアルファの収益を!
ブログ初心者にはアドセンスが一番使いやすく成果を実感しやすいですが、アドセンスは収益率が小さいです。
記事が読まれるようになってきたら、成果型の ASP(俗に言うアフィリエイト)を導入してプラスアルファの収益アップを目指してみようっ!!
ASP は審査があるものもありますが、すべて無料で登録できるので、とりあえず登録しておいて損はないです。アクセスが多くなる前に練習がてら試しておくことで、後々のブログ運営にも役立ちます。
あとがき
というわけで今回は、ブロガーさんが勘違いしているかもしれないアドセンスの収益金額公開についてのことをブログしました。
金の亡者にならず、誠実にブログや YouTube しましょうねぇ~!
ではでは、ごきげんよう~。