おそらくローカルで WordPress を動かすのに、導入がもっとも簡単で柔軟な神ツールは「Instant WordPress」だと思います!!
WordPress がローカルで動かせると、ローカルなので WordPress を使った自分だけの便利サービスを稼働させることもできます。そして、なによりもウェブサイトやブログ作成の効率が飛躍的に伸びます。
今回は「もっとも簡単にローカルで WordPress を動かすことができるツール【instant WordPress】の導入方法」を紹介します。
目次
まずは【Instant WordPress】をダウンロードしよう
まずは上の公式ページの「Download Now」から Instant WordPress のインストーラーをダウンロードしましょう。
ダウンロードが完了すると、任意のダウンロード保存先に、「InstantWP_4.5.exe」があるはずです(2017年現在ではバージョンが 4.5 なので、経過で変動するでしょう)。
Instant WordPress インストール方法
「InstantWP.exe」をダブルクリックするとインストーラーが起動します。
最初に聞かれる Instant WordPress インストール先がかなり重要になります。あなたは何処にインストールしたいですか?
Instant WordPress は USBメモリや外付けHDD、なんとクラウドでも動きますので、運用する上で都合の良い場所へインストールしてください。
因みにぼくは、複数のPCで作業がしたいので OneDrive にインストールしています。
Instant WordPress の開始方法
Instant WordPress のインストールが終わったら今度は開始してみましょう。
これは一例ですが、ぼくの場合インストール先が、OneDrive にある WordPress というフォルダへインストールしました。ちゃんとインストールができていれば、そのフォルダに「InstantWP_4.5」というフォルダがあります。- 「InstantWP_4.5」フォルダを開くと中に「InstantWP.exe」があるのでダブルクリックで起動させます。
- これが Instant WordPress が起動したメニュー画面で、各ボタンから WordPress の管理画面や MySQL データベースへアクセスすることが可能です。
デフォルト指定のブラウザをIEからChromeへ変更しよう
インストールしたままだと、Windows PC の場合はデフォルトブラウザとして設定されているのが Internet Explorer になっていて、各ボタンをクリックすると必ず IE が起動してしまいます。やってられませんよね・・・。
ぼくは Chrome を使っていますので、各ボタンをクリックしたときに IE ではなく、Chrome が開くようにしました。
- 「iwpserver」フォルダを開きます。
- 「pms_config.ini」をテキストエディタで開きます。
- ../system/InstantWP_gui.exe の部分を変更します。
- 画像のように変更します。以下をコピペしてください。1"C:\Program Files (x86)\Google\Chrome\Application\chrome.exe"
これでデフォルトブラウザは Chrome に変更されます。もちろん Firefox のルートに差し替えれば Firefox に変更されます。
Instant WordPress 起動画面の説明
Instant WordPress の起動画面にあるメニュー等の説明です。画像の番号と照らし合わせてご覧くだされ。
- Instant WordPress の URL・・・このURLが Instant WordPress の起動画面から操作できる WordPress のURLになります。ブラウザでこのURLを開くと、トップページが開きます。このURLをブックマークしておけば使いやすいですね。
- WordPress Frontpage・・・クリックすると、この Instant WordPress の起動画面から操作できる WordPress のトップページが開きます。
- WordPress Admin・・・クリックすると、この Instant WordPress の起動画面から操作できる WordPress のログインページが開きます。
- Plugins Folder・・・クリックすると、この Instant WordPress の起動画面から操作できる WordPress のプラグイン格納フォルダが開きます。
- Themes Folder・・・クリックすると、この Instant WordPress の起動画面から操作できる WordPress のテーマ格納フォルダが開きます。
- MySQL Admin・・・クリックすると phpMyAdmin が開きます。ここから MySQL データベースの追加・削除が行えます。複数 WordPress を扱うときに触ることになるでしょう。
- Documentaion・・・クリックすると、公式サイトのいろいろ資料があるページに飛びます。まあ、アクセスすることはほぼ皆無でしょう。
Instant WordPress 管理画面へログインするための情報
WordPress Admin をクリックすると管理画面が開きます。
ユーザー名:admin
パスワード:password
ではじめから設定されています。ローカル運用なので特に変更する必要もないですよね。
また、はじめから設定されている WordPress はマルチ言語対応版なので忘れずに「日本語」を選択してくださいね。
MySQL データベースへのログイン方法
MySQL Admin ボタンより「phpMyAdmin」へアクセスすることができ、そこでデータベースの増減が行えます。
ユーザー名:root
パスワード:空欄
この情報がはじめから設定されています。ローカルなのでこのままで全然問題ありません。
あとがき
これで無事にローカル環境で WordPress が動かせます。Instant WordPress は他のローカル WordPress アプリたちに比べて導入方法のハードルが低く、簡単にインストールできます。
ぜひ、Instant WordPress を便利に使って作業の効率化を行なってみてくださいね♪
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