単純に僕が常日頃から疑問に思っていることなんですが……。
様々なブログやネットサービスを見ていると、無料なのに「購読」という言葉が使われていることが気になります。
ブログのほとんどは無料で読めるにもかかわらず、「購読する」や「○○に登録して新着情報を購読!」といった表現が使われています。なかでも一番気になるのが、「無料購読」という言葉です。
今回は「ここが変だよ! 無料なのになんで【購読】?」という疑問を、童話『王様の耳はロバの耳』になぞらえ、ブログ記事という穴に向かって叫びたいと思います。
購読の本来の意味

広辞苑で「購読」を調べてみると……
書籍・新聞・雑誌などを買って読むこと。「定期購読する」「購読者」
そうなんです!
「購読」とは、本来「買って読むこと」を意味する言葉 なんです!!
無料のブログや無料のメルマガで「購読」は間違っている
「無料」「購読」「おかしい」といったキーワードでいろいろ調べてみると、
- それに代わる適切な言葉が日本語には見当たらない
- 意味を知らずに使っている
- みんなが使っているから、そのまま使っている
といった理由で、「購読」という言葉を使っている人が多いようです。
一方で、やはりこの使い方はおかしいと感じている人も少なくありません。
たとえば、
- 「無料購読」……そのうちお金を請求されるの?
- 「メルマガ購読」……有料なの?
と疑問に感じる人もいます。
「購」という漢字には「買う」という意味が含まれているため、お金のやり取りが発生すると受け取ってしまうユーザーも一定数いるようです。
ターゲットによっては読者を逃してしまうかもしれない
例えば、以前の僕の母のケースです。
よく利用している某旅行サイトに、
お得な情報やクーポンをお届けするメルマガ購読はこちら
と書かれていました。
それを見た母は、
母
お得な情報は知りたいけど、有料ならやめておこう
と言って、登録しませんでした。
このように、
- 年配の方
- インターネットをあまり利用しない方
- 言葉本来の意味を大切にする方
の中には、「購読」という言葉を見て、「お金がかかるサービスなのかな?」と受け取る人もいるでしょう。
こうした層をターゲットにしているメディアであれば、言葉選びには少し気を配った方が良いかもしれません。
仮に、「購読」という表現が原因で、毎月ひとりでも読者を逃しているとしたら、1年間で12人になります。
「たった 12人」と思うか、「12人も」と思うかは人それぞれですが、ひとりでも多くの読者を増やしたいと考えるのであれば、決して小さな数字ではないと思いませんか?
あとがき
今回の「購読」については、ただのあげ足取りだと思われるかもしれません。しかし、僕は「無料購読」や、無料なのに「メルマガ購読」という表現を見るたびに、頭の中がチリチリしてしまいます。
同じように「この表現はおかしいのでは?」と感じる人や、「有料なのかな?」と勘違いしてしまう人がいるのも事実です。
個人的には、表現を変えた方が分かりやすいのではないかと思っています。
例えば、
- 「メルマガ購読」 → 「無料メルマガ登録」
- 「ブログを購読する」 → 「ブログの読者になる」「新着情報を受け取る」「新着情報をチェックする」
といった表現の方が、誤解を招きにくいのではないでしょうか。
とにかく、「購読」とは本来、「お金を支払って読む」ことを意味する言葉です。
以上、僕のちょっとしたコラムでした。

