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一眼レフを手に入れたら「親指AF」は絶対に使ったほうが良い理由

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チャオ!新しい一眼レフが欲しくて、嫁に相談しようかどうしようかモジモジしているキタムラ(@office151a)です。久しぶりのカメラ記事です。

以前まだ僕が一眼レフカメラを始めたばかりの頃に、「親指AFが便利な件」という記事で親指AFの設定方法を紹介しました。

あれから1年半近く一眼レフを使い続けてみて、やはり一眼レフを使うなら「親指AFはガチだ、便利すぎる、絶対に使うべきだよね」とつくづく思うばかりなのです。

今回は、改めて「一眼レフを使うなら親指AFを絶対に使ったほうが良いと思うメリット」をブログします。

親指AFとは「AEロック/AF」のこと

親指AFとは正確に言うと、カスタム機能の「AEロック/AF」のことで、デジカメは通常シャッターボタンを人差し指で半押してピントを合わせますが、親指AF機能を使うと、別にピント合わせボタンを用意し親指でピント合わせを行えるようにする機能のことです。

親指AFのメリット

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親指AFはこのボタンを親指で押してピントをあわせられるのです。

通常ほとんどのデジカメだと、ピントをあわせるときにはシャッターボタンを半押します。その後ピントが合ったあとにシャターボタンを更に押し込んで撮影になります。その際使う指は人差し指なのですが、動くものを撮るとき、構図を選びながら撮影するときには大抵「置きピン *1」をするので人差し指はシャターボタンを半押ししたまま耐えることになります。

そのような状態だと人差し指は超プルプルしてきますし、何かの弾みでうっかりシャッターを切ってしまい折角のシャッターチャンスを逃したりすることもしばしばです。

しかし「親指AF」を使うと、ピント合わせを親指で行うため指がプルプルすることはほぼありません。またシャッターボタンとは違うボタンがピント合わせボタンになりますので、誤シャッターも防ぐことができますし、流し撮りなんかも成功しやすくなりますね。

しかも親指AFは1度ピントをあわせたあとは、親指をボタンから離してもピントはその位置で固定されたままになり「置きピン」状態のままカメラを動かすことができます。

そのような理由から、写真を撮るのが楽になるので、その分構図などの工夫に集中できます。また、シャッターチャンスに非常に強くなります。これらのことが親指AFの最大のメリットです。

実のところ、以前プロカメラマンさんに教えていただいたんですよねコレw

*1 :「置きピン」とは、ピントを合わせた位置で固定したまま、カメラを動かして最適な構図を探して撮影するカメラの基本技のことです。

親指AFの設定方法

お使いの一眼レフに親指AFを設定したい場合は、説明書の目次や索引に「カスタム機能」や「AEロック」等の項目がありますので、そちらを参照すると設定できます。

僕は CanonのEOS Kiss X2 を利用しているのですが、EOS Kiss シリーズは初代キスデジ以外すべての機種で親指AFを設定することができます

あとは、画面表示がカメラによって違いますが、言葉や設定方法は同じなので、以下の過去記事が解説画像もありますし参考にはなるかと思います。

あとがき

最近では「カメラ女子」なんて言葉も話題になるほど、女性も一眼レフを楽しんでいるのをよく見かけるようになりました。

一昔前の日本では、一眼レフ使いなんてオタクかマニア扱いでしたが(プロは除く)、今は一眼レフをぶら下げて街を歩いてもそこまで悪目立ちしない良い時代になりました。

心おきなく誰でも一眼レフが楽しめます。

ある意味親指AFがあるからこそ「一眼レフを使う意味があり、コンデジとの差別化ができている」と僕は勝手に思っています(笑)

今回紹介した、親指AFを使うとシャッターチャンスに強くなりますから、今よりももっとカメラが楽しくなることは間違いありません。是非お試しください!!

それでは素晴らしきカメライフを!!