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完結しているおすすめ長編マンガ「大使閣下の料理人」を紹介

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漫画が大好きなキタムラです。こんばんは。長編マンガをお探しですか?飢えていますか?今回は「大使閣下の料理人」という長編料理マンガを紹介いたします。

この漫画はすでに完結済みです。

はじめに

僕がこの漫画に出会ったのは、実はつい最近のこと。「なんか面白い料理漫画ないかな~」とKindleを漁っていたら見つけた次第。

あらすじを読んでみたらとてもおもしろそうじゃないですか!そして絵も綺麗。僕は絵があっさりしつつ綺麗な漫画は大好物なのでとりあえず1巻を読んでみることに・・・。

大使閣下の料理人の簡単な紹介

出版社講談社
著者原作:西村ミツル
作画:かわすみひろし
ジャンル料理・政治
巻数全25巻(文庫全13巻)

あらすじ:

主人公・大沢公は大量の料理をつくる組織の歯車であることに疑問を抱き、「気持ちを届けられる料理」を目指して名門ホテル料理人を辞め、日本国大使館公邸の料理人になることに。国際政治の舞台で腕を振るう。

現実の外交・政治の時事ニュース等をストーリーと関わらせ、またタレーランなどの食卓外交、各料理の起源やお客の個人的な想い出のエピソードが話の広がりを膨らませている。

– 部分的にWikipediaより抜粋

読んでみた簡単な感想

まずストーリーですが、これがなかなか秀逸でした。ただ料理勝負だけをして終わっていく料理漫画が多い中で、この漫画は政治(外交)と料理を結びつけて、更に様々な人間模様まで絡みあう3段構えの重厚さです。

読んでいくと料理のうんちくの他に、主人公が渡り歩いた国々の食やその他豆知識、外交政治の基礎知識などを知ることができます。

主人公の大沢公がどのようにして料理で外交を有利に運んでいくかが読んでいてワクワクします。

女の子が意外と魅力的

作中にでてくる女性キャラクターが意外と魅力的で、日本人だけでなく、ベトナム・中国・アメリカなど様々な国の魅力的な女性キャラクターが区切りごとに、入れ替わり立ち代りボンド・ガールよろしく主人公を補助する役割として登場します。

絵が丁寧なのも相まってとても魅力的にみえる女性たち。基本的に気の強めな女性が多いのは原作者の趣味なのかな?あ、萌は一切ないですあしからず。

キャラクターが個性的

外交官料理マンガだけあって国際色豊かなキャラクターラインナップ。無骨な兄ちゃんやダンディなおじさま、油ギッシュな政治家さんなど、エピソードごとに個性豊かなキャラクターが登場して飽きません。

料理が美味しそう

料理の絵も丁寧に描き込まれていて、読んでいるとお腹がすいてきます。また、料理で人の心を動かすシーンでオーバーリアクションがなく、人間の心情を丁寧に表現して料理の感動を訴えてくる描写が秀逸です。

まとめ

「大使閣下の料理人」は公邸料理人と外交政治という異色なテーマをうまいこと昇華させた非常におすすめな長編マンガだと思います。

美少女・美男子ばかりしか出てこないマンガに飽々だというかた、純粋に料理漫画が好きな方などにオススメです。また、政治と絡めている関係上、ところどころ難しい表現があるので対象年齢は高めかもしれません。

面白そうだと思った方は是非読んでみてくださいねっ!