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小説・ライトノベルを読んでいるとよく出てくる漢字の読み方や意味を紹介

小説・ライトノベルを読んでいるとよく出てくる漢字の読み方や意味を紹介

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一般小説やライトノベル…ぼくは大好きでよく読みます。

小説には当然多くの漢字が使われていて、物語を雰囲気を出すためなのか、はたまた作者の趣味なのか・・・読むことが難しい漢字が結構使われているんですよね。

そして、その読むことが難しい漢字が使われている一節が、物語で重要な一節だった場合、大変なことになってしまいます。その後の物語のキーポイントが理解できなくなるわけですから・・・。

使われている漢字の読みや意味がわかれば、よりイマジネーションが膨らんで、物語の広く自由な世界を楽しむことができるようになるはずです!

今回の記事内容

今回は「一般小説・ライトノベルを読んでいるとよく出てくる漢字の読み方や意味」を紹介いたします。内容は難しい漢字を見つける度にアップデートしていきます。

目次

漢字の意味は広辞苑から抜粋しております

広辞苑

以下から紹介する難しい漢字の意味は、基本的に所有している広辞苑から抜粋して掲載しております。

閑職:かんしょく

「閑職:かんしょく」とは?

ひまな職務。重要ではない職。

弁える:わきまえる

「弁える:わきまえる」とは?

物の道理などを十分に心得る。物事の違いを見分ける。区別する。

忌避:きひ

「忌避:きひ」とは?

嫌がること。嫌って避けること。避けること。

湯治:とうじ

「湯治:とうじ」とは?

温泉に長期間滞在して病気や怪我の療養をする行為のこと。

惚気:のろけ

「惚気:のろけ」とは?

ほれること。恋人や配偶者との仲が順調なことを話すこと・自慢話。

忌憚なく:きたんなく

「忌憚なく:きたんなく」とは?

遠慮なく・気兼ねなく。忌憚が「遠慮や気兼ねをすること」なので「なく」が付くと、否定の伴う「遠慮のない」という意味になる。

倣う:ならう

「倣う:ならう」とは?

あることを見本として「まねる」。模倣(もほう)の「倣」。こちらの「習う」は人から教えてもらう。「倣う」は人のまねをする。

曖昧:あいまい

「曖昧:あいまい」とは?

物事がはっきりしないこと。確かではないこと。あやふや。不明瞭。

態と:わざと

「態と:わざと」とは?

故意に。

態々:わざわざ

「態々:わざわざ」とは?

通常ならそこまでしなくてもよいことを行うさま。その事柄のためだけに時間を使う。特別に労力や時間を費やす。

定礎:ていそ

「定礎:ていそ」とは?

礎を定めるという意味があり、建造物の着工に際して礎石(土台の石)を据える(すえる)こと。建物の工事を始めること、始めた年月日。

蔑む:さげすむ

「蔑む:さげすむ」とは?

あなどる。軽んずる。見さげる。見くだす。軽蔑する。自分より能力や人格が劣るものを価値の低いものとみなすこと。

貶む:おとしむ

「貶む:おとしむ」とは?

貶める(おとしめる)の文語形。上の蔑むと同じ意味。「さげすむ」とも読む。

跨ぐ:またぐ

「跨ぐ:またぐ」とは?

足を開いて物の上を越える。股を開いて乗り越える。

跪く:ひざまずく

「跪く:ひざまずく」とは?

ひざを地面につけてかがむ。地面や床などにひざをついて身をかがめる。敬意を表すときに用いられる動作。

弄る:いじる

「弄る:いじる」とは?

指先や手で触ったりなでたりする。物事を少し買えたり、動かしたりする。もてあそぶ。趣味として楽しむために、あれこれと手を加えたり、操作したりする。

専ら:もっぱら

「専ら:もっぱら」とは?

専念する様子。ひとつの事柄に集中すること。

偶に:たまに

「偶に:たまに」とは?

起こる回数が非常に少ないさま。まれに。

偶々:たまたま

「偶々:たまたま」とは?

偶然。まれではあるが、時折。

煽る:あおる

「煽る:あおる」とは?

そそのかす。おだてる。煽動(せんどう)する。風や火の勢いで物を動かす。風に吹かれて動く。写真撮影で、低い位置からカメラを上向きにすること。

揶揄:やゆ

「揶揄:やゆ」とは?

からかうこと。

更迭:こうてつ

「更迭:こうてつ」とは?

役目や職などに就いている人がかわること。または、かえること。

夭折:ようせつ

「夭折:ようせつ」とは?

年が若くして死ぬこと。

逝去:せいきょ

「逝去:せいきょ」とは?

他人の死を言う時の尊敬語

訃報:ふほう

「訃報:ふほう」とは?

死亡の知らせ。

続柄:つづきがら

「続柄:つづきがら」とは?

親族としての関係。親族としてのつづきあい。「ぞくがら」と読んでもOK。

幅員減少:ふくいんげんしょう

「幅員減少:ふくいんげんしょう」とは?

道幅が狭くなること。

占用:せんよう

「占用:せんよう」とは?

独占して使用すること。一定の地域・水域などを占拠して使用すること。河川・道路の工事などに際して行なわれ、管理者の許可を要する。

唆す:そそのかす

「唆す:そそのかす」とは?

その気になるように誘いすすめる。特に悪い方へ誘い導くこと。

漸く:ようやく

「漸く:ようやく」とは?

しだいに。だんだんと。しばらくたって。おもむろに。ゆっくり。やっとのことで。かろうじて。

強ち:あながち

「強ち:あながち」とは?

必ずしも。一概に。まんざら。あまりに強引であるさま。身勝手であるさま。必要以上に。異常なまでに。

尽く:ことごとく

「尽く:ことごとく」とは?

のこらず。すべて。みな。

巷:ちまた

「巷:ちまた」とは?

ところ。場所。町の中の道路。街路。繁華な通り。

蔑ろ:ないがしろ

「蔑ろ:ないがしろ」とは?

他人や物事を、あっても無いかのように侮り軽んずるさま。

投擲:とうてき

「投擲:とうてき」とは?

なげること。

蹲る:うずくまる

「蹲る:うずくまる」とは?

しゃがむ。体を丸くして膝を折り腰を落とす。獣だと前あしを折って地面に腹をつけてすわる。

吹聴:ふいちょう

「吹聴:ふいちょう」とは?

ひろく言いひろめること。言いふらすこと。

進捗:しんちょく

「進捗:しんちょく」とは?

物事が進みはかどること。

遵守:じゅんしゅ

「遵守:じゅんしゅ」とは?

きまり・法律・道理などに従い、よく守ること。

逼迫:ひっぱく

「逼迫:ひっぱく」とは?

苦痛や危機が身にせまること。悩み苦しむこと。事態がさし迫ること。困窮すること。余裕のなくなること。

言質:げんち

「言質:げんち」とは?

後日の証拠となる(約束の)言葉。

労る:いたわる・ねぎらう

「労る:いたわる・ねぎらう」とは?

慰める。大切にする。休養する。病気や披露を治す。

躊躇う:ためらう

「躊躇う:ためらう」とは?

あれこれ迷って決心がつきかねる。あれこれと思いをめぐらす。熟慮する。気をしずめる。心を落ち着かせる。

所謂:いわゆる

「所謂:いわゆる」とは?

世間で言われている。俗に言う。

所以:ゆえん

「所以:ゆえん」とは?

理由。わけ。いわれ。

軋む:きしむ

「軋む:きしむ」とは?

物と物とがこすれあって音をたてる。

軋轢:あつれき

「軋轢:あつれき」とは?

人の仲が悪くなること。不和。

拙い:つたない / まずい

「拙い:つたない / まずい」とは?

“つたない” での意味
巧みでないこと。能力・品格が劣っている(拙い動き 等)。運が悪い・薄命である(拙い人生だった 等)。

“まずい” での意味
劣悪であること。都合が悪い。下手であること。みっともないこと。普通は “つたない” を使います。状況が悪いときには「不味い」を使うのがベストですが、作者の語彙力の問題かラノベではなぜか拙い(まずい)が多様されます。

一寸:ちょっと

「一寸:ちょっと」とは?

わずか。少し。

押印:おういん

「押印:おういん」とは?

印判を押すこと。捺印(なついん)。

境内:けいだい

「境内:けいだい」とは?

境界の内側(寺社以外にも使う)。寺社の境域の内側。対義語:境外

具に:つぶさに

「具に:つぶさに」とは?

詳細に。完全に。十分に。ことごとく備わっているさま。

徐に:おもむろに

「徐に:おもむろに」とは?

落ち着いて事を始めるさま。しずかに。ゆるやかに。

目眩く:めくるめく

「目眩く:めくるめく」とは?

目がくらむ。目が回る。目がくるくる回る。

相殺:そうさい

「相殺:そうさい」とは?

互いに差し引いて損得なしにすること。

月極:つきぎめ

「月極:つきぎめ」とは?

月ごとにその始末をつけること。月額を定めて契約をすること。

贔屓:ひいき

「贔屓:ひいき」とは?

気に入った者に特別に目をかけ、力を添えて助けること。後援すること。後援者。パトロン。

項垂れる:うなだれる

「項垂れる:うなだれる」とは?

うなじを垂れる。頭を垂れる。うつむく。

俯く:うつむく

「俯く:うつむく」とは?

頭を垂れる。顔を下に向ける。

頷く:うなずく

「頷く:うなずく」とは?

首を下にうごかす。承諾の意を示して首を立てにふる。合意する。

漁る:あさる

「漁る:あさる」とは?

探し求める。探し出す。(動物が)餌を探しもとめる。魚介類を探しとる。

相応しい:ふさわしい

「相応しい:ふさわしい」とは?

つりあっている。よく似合っている。

尤も:もっとも

「尤も:もっとも」とは?

道理にかなうこと。そうはいうものの。ただし。はたまた。

尽く:ことごとく

「尽く:ことごとく」とは?

のこらず。すべて。みな。全く。はなはだ。

偏に:ひとえに

「偏に:ひとえに」とは?

ただそのことだけをするさま。ひたすらに。いちずに。

煩わしい:わずらわしい

「煩わしい:わずらわしい」とは?

うるさい。面倒である。いりくんでいる。病が重い。

煩い:うるさい

「煩い:うるさい」とは?

「五月蝿い」とも書く。音や声が邪魔になり腹立たしいさま。同じことが何度もくりかえされるので、嫌になり心を閉ざしたく感じる状態。しつこくされてやりきれない。わざとらしくて嫌気がさす。口やかましい。

即ち:すなわち

「即ち:すなわち」とは?

その時。即座。ただちに。すぐに。その頃。当時。

然り:しかり

「然り:しかり」とは?

そうである。その通りである。

何れも:いずれも

「何れも:いずれも」とは?

どなたも。みなさん。

早逝・逝去・急逝:そうせい・せいきょ・きゅうせい

「早逝・逝去・急逝:そうせい・せいきょ・きゅうせい」とは?

  • 早逝:若い年齢で亡くなること。
  • 逝去:亡くなることの尊敬語。目上や上司など敬う相手に使う。
  • 急逝:急に亡くなること。急死。

希う:こいねがう

「希う」とは?

強く願い望む。切に望む。切望。

あとがき

まだこれからも小説をたくさん読んでいくので、難しい読みの漢字は今後も増えていくと思います。その都度、記事掲載の漢字もアップデートしていくつもりです。

書籍の難しい漢字の読みや意味がわかれば、きっと読書がもっと楽しくなります!