SONY のハンディカムなどのビデオカメラで撮影された動画は、保存形式を任意で変更していないかぎり、「.mts（.MTS）」形式の拡張子で保存されるようになっています。
MTS 形式の動画は、あまり一般的ではない動画の保存形式です。
動画を送る相手に確実に視聴してもらうには、やはり汎用性のある「MP4 形式」の動画に変換するのが望ましいです。
では、MTS 形式の動画を MP4 形式に変換するには、専用の変換ソフトを新たに PC にインストールしなければならないのか？ といえば、そうではありません。
Windows 11 に初めから標準搭載されているフォトアプリを使えば、MTS 形式の動画を MP4 形式に超簡単に変換することが可能です。
今回は、その手順をわかりやすく丁寧に紹介します。
今回の記事内容
【Windows 11】フォトの機能だけで超簡単に MTS 形式の動画を MP4 へ変換する方法
フォトの機能で MTS 形式の動画を MP4 へ変換する手順
MP4 形式に変換したい MTS 形式の動画を選択して、カーソルはそのままでマウス「右ボタンクリック」します。
右クリックメニューが表示されます。メニュー内の「プログラムから開く」をクリックすると追加メニューが表示されます。追加メニューから「フォト」を探してクリックします。
フォトアプリが起動して選択していた動画が再生されます。そのままフォトの上部にある「…」アイコンをクリックします。
メニューが出てきます。メニュー内の「名前を付けて保存」をクリックします。
名前をつけて保存が開きます。まずは、任意の保存先を選んでください。
その後、MP4 形式へ変換後のファイルの名前を変更したい場合は、① の「ファイル名」から任意のファイル名に変換してください（そのままで良い場合はスルー）。
続いて、② の「ファイルの種類」をクリックします。
ファイルの種類をクリックすると、変換できる拡張子の一覧が表示されます。一覧から「.mp4 (*.mp4)」を選択します。
ファイルの種類が「.mp4 (*.mp4)」になっていることを確認したら「保存」ボタンをクリックします。
保存ボタンを押したら、あっという間に MP4 形式に変換されて、指定した保存先に作成されます。
作成された動画を確認すると、ちゃんと拡張子は「.mp4」になっていて、動画ファイルの詳細を確認してみても「種類：MP4 ファイル」となっています。
本記事と同じ内容の動画バージョンを用意しています
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テキストではなく動画で手順を確認したい方は、以下の動画をご覧ください。
あとがき
お子さんの運動会などのイベントや、旅行などでビデオカメラの出番はまだまだあります。撮影した動画が MTS 形式だった場合、MP4 形式への変換に困ることもあるかもしれません。そんなときは、ぜひこの記事を思い出していただけると嬉しいです。
というわけで、今回は「Windows 11 のフォト機能だけで超簡単に MTS 形式の動画を MP4 へ変換する方法」の紹介でした。
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