ハイエンドコンパクトデジタルカメラ「Canon PowerShot G7X」を購入してから半年間使ってみた感想をブログしてみたいと思います。
そうそう、最近チルト液晶が無いバージョンの下位機「PowerShot G9X」が登場しました。そのような経緯もあり、G7XかG9Xかはたまた他の機種か・・・
この記事が購入を悩まれている方の参考になれば幸いです。
僕のカメラ環境はこんな感じ
僕はこのコンデジ G7X と一眼レフで EOS kiss X2 を使い分けています・・・が、ほとんどG7Xの利用が多いです。
というのも、やはり小さいので持ち運びレスポンスが最高なんです。そして、コンデジなのに一眼に迫る画を出してくれるのもハイエンドコンデジの魅力でしょうか。
というわけで 7:3 くらいでG7Xとお出かけすることが多いのです。
PowerShot G7X の特徴
詳しくは公式の専用ページに記載されていますから多くは割愛しますが、一応簡単に特徴を掲載しておきます。
便利な操作性
2段階調節ダイヤル
画像は公式専用ページより抜粋
これがなかなか便利で、大きい方のダイヤルで露出の+-が調整できます。コンデジの露出調整をデジタル画面ではなく、アナログダイヤルで直感的に調整をできるようにしたのはさすがCanonだと思いました。良い!
チルト液晶とタッチパネル
画像は公式専用ページより抜粋
地面から見上げるように花などを撮影したいときや、自分撮りなどで真価を発揮する「チルト液晶」が搭載されています。あって困ることは絶対にない便利装備です。また、タッチパネルでピント合わせから撮影まで出来てしまうので、チルト液晶とあわせて、Youtubeの動画撮影などにも使いやすいんじゃないでしょうか。
コントロールリング
画像は公式専用ページより抜粋
レンズに付いているコントロールリングですが、これで絞りやシャッタースピードなどの値を調整したりできます。撮影時には非常に便利な装備です。
僕はもうコントロールリングが無いタイプのコンデジはつかえませんwそのくらい無くてはならない感じ。
最大の特徴は1.0型の大型センサー
ハイエンドコンデジと呼ばれる所以はまさにここでしょうか。SONYのRX100M3やM4しかり、このセンサーが大きければ大きいほど撮影した写真が高画質になります。
もちろんレンズやその他の要素もありますが、まず一番画質に関わってくるのはセンサーでしょう。G7Xは現行のコンデジ最高峰の1.0型大型CMOSセンサーを搭載しています。
F1.8 の明るいレンズ+広角24mm
レンズは大口径で「F値1.8」の明るいレンズなので暗い室内でもフラッシュなし、余裕で手持ち撮影できますし、夜景もそこそこいけます。
明るいレンズを遺憾なく発揮した「星空撮影モード」はなかなかおもしろいです。
そして何と言っても、広角24mm(35mmフィルム換算)と広い画角で撮影ができ、風景も広範囲を移すことができます。
因みに下位機のG9Xは広角28mmと本機よりも広角性能に劣りますから、広く移したいなら本機で決まりです。
実際に僕がG7Xで撮影したサンプル写真
何はともあれ実際にどのような画がでてくるのかを、僕が実際に撮影したもので恐縮ですが添付します。撮影は「すべてRAW形式で撮影 / A・M・Pモード利用」です。
ƒ/9.0 | 1/400 | ISO 125
>Flickr(フルサイズ)
ƒ/2.8 | 1/160 | ISO 800
>Flickr(フルサイズ)
ƒ/2.8 | 1/100 | ISO 200
>Flickr(フルサイズ)
ƒ/3.5 | 1/30 | ISO 125
>Flickr(フルサイズ)
ƒ/2.8 | 1/50 | ISO 4000
ƒ/1.8 | 1/30 | ISO 160
>Flickr(フルサイズ)
ƒ/9.0 | 1/100 | ISO 125
>Flickr(フルサイズ)
ƒ/4.5 | 1/1250 | ISO 125
>Flickr(フルサイズ)
ƒ/4.0 | 1/640 | ISO 125
>Flickr(フルサイズ)
ƒ/3.5 | 1/1600 | ISO 125
>Flickr(フルサイズ)
ƒ/10.0 | 1/320 | ISO 125
>Flickr(フルサイズ)
ƒ/8.0 | 1/125 | ISO 125
>Flickr(フルサイズ)
ƒ/4.0 | 1/60 | ISO 125
>Flickr(フルサイズ)
ƒ/1.8 | 1/160 | ISO 800
>Flickr(フルサイズ)
ƒ/1.8 | 1/25 | ISO 400
>Flickr(フルサイズ)
ƒ/1.8 | 1/60 | ISO 250
>Flickr(フルサイズ)
G7Xで実際に撮影した動画サンプル
動画性能はSONYに軍配があがる感じですが、それでもソコソコ良いです。一応参考までに撮影サンプルを貼っておきます。
動画は「1280x768 HD画質 / mp4形式」で撮影しました。
G7X総評
個人的にはとんでもなく良いカメラだと思っています。小さくて、安コンデジと同じくらいのボディサイズのクセにこの性能(重さはありますがね)。
ミラーレスや一眼に迫るほどの画をだすクセにレンズ交換要らずの光学4倍ズーム。高級感のあるデザイン。5万円前後という価格も申し分ないです。操作感は慣れでどうとでもなりますから特に問題なし。
メイン機としても十分に力があるカメラだと思います。
一眼レフは持ち運びや敷居の面から敬遠されている・・・そんな方にも本格的な写真が楽しめる1台だと思います。また、一眼レフのサブ機として上級者さんが使っても楽しめるカメラだと思います。
まあ、使用感などはライバル機のSONY RXシリーズと好みが別れるところだと思いますが、僕は最後までM3と悩んでこちらにしました。
最後の決め手が「チルト液晶の支えがM3は華奢すぎ」という理由でしたが(笑)
G7Xは決して安くはありませんが、性能や描画能力を考えれば高くはありません。むしろコスパ最高のカメラといえるでしょう。
G7Xの購入は店頭よりもネットが断然安いです
残念なことに店頭だと無駄に高いです。僕はアマゾンで購入しました。楽天の場合はポイントが入るのでアマゾンと実質そこまで差はありません。
また、購入の際には、G7Xはタッチパネルなのであわせて保護フィルムも買うことをおすすめいたします。
というわけで今回は「Canon PowerShot G7X を半年使ってみた感想」をブログいたしました。G7Xが気に入っていただけたなら、是非G7X仲間になりましょうw