Amazon の商品検索で「SIM フリー スマホ本体」と入力すると、商品一覧に必ず表示される「UMIDIGI(ユミディジ)」製の激安スマートフォンたち。
安かろう悪かろう・・・って言葉はありますけど、個人的にはもう気になって気になってしかたがなかった UMIDIGI のスマホ。
今回はそんな UMIDIGI の1万円 SIM フリースマートフォン本体「UMIDIGI A3S」を購入してみましたので、実際に使ってみた感想をブログしたいと思います。
目次
Amazon に売っている激安スマホ本体「UMIDIGI A3S」
はい、UMIDIGI 製のスマホが気になって気になってしかたが無いので、その中でも最も安い、約1万円のこちらの SIM フリースマホ「UMIDIGI A3S」を購入してみました。
UMIDIGI A3S の基本スペック
CPU | Cortex-A53 4コア / 2.0 GHz |
OS | Android 10 |
ストレージ | 16GB / microSD 最大256GB |
メモリ | 2GB |
ディスプレイ | 5.7 インチ 720 x 1440 / IPS |
カメラ | 背面デュアルカメラ ・背面メインカメラ:1600万画素 ・背面サブカメラ:500万画素 ・インカメラ:800万画素 |
センサー類 | 指紋認証センサー 加速度センサー 近接センサー ジャイロセンサー コンパスセンサー 虹彩センサー 顔認証ロックセンサー |
バッテリー | microUSB 充電方式 3950mAh |
その他機能 | イヤホンジャック SIMフリー(デュアル SIM 対応) ※防水には対応していません |
サイズ | 153.7 x 72.9 x 8.5mm, 197g |
そもそも UMIDIGI とは?
UMIDIGI(ユミディジ)は、2012年に中国の広東省に設立された通信機器メーカーです。最近できたばかりの新興勢力かと思いきや、日本には馴染みがないだけで、中国では手広くやっているそれなりに大きな企業みたいです。
UMIDIGI がスマホを販売展開している国は、日本・米国・ドイツ・スペイン・イタリア・トルコ・エクアドル・ブラジル・バングラディッシュ・チェコ・スイス・モロッコ・ロシア・ポーランドなど、先進国から途上国まで幅広いです(2020年現在)。
実際に届いた「UMIDIGI A3S」を写真を交えて外観紹介
UMIDIGI A3S 同梱内容
そこそこ立派な箱にパッケージされて届きました。同梱品は以下の内容です。
- UMIDIGI A3S 本体
- 専用の TPU 素材っぽいスマホケース
- 説明書等の書類
- 充電用 AC アダプタ
- microUSB ケーブル
- カードスロットカバー開用のピン
スマホケースが付いているだけではなく、液晶保護フィルムもはじめから貼ってあり、激安スマホなのに付属品は結構充実しています。
UMIDIGI A3S の外観
UMIDIGI A3S の外観「正面」です。
フル液晶画面ではありませんが、縦長の5.7インチなので画面は十分大きいです。また、想像していたよりも画面の発色など映りは綺麗で驚きました。
背面は美しいガラス仕上げ。激安スマホなのに、見た目は高級感すらあります。
背面にはカメラのレンズがふたつ。デュアルレンズです。あと、指紋認証センサーがあります。
側面はアルミ仕上げで iPhone を意識? やっぱり見た目には高級感があります。
右側面は、ボリュームと電源スイッチがあり、左側面には、SIM & microSD カードスロットがあります。
UMIDIGI A3S 底面には、シングルスピーカー / microUSB ポート / マイク / イヤホンジャックがあります。
ストレージは 16GB だけど実際はどのぐらい残っている?
Google の認証だけ通して、何もアプリを入れていない素の状態だと、ストレージの空き容量は「9.58GB」でした。
Android OS 10 のシステム利用で「6.1GB」とデフォルトアプリで「300MB」ほど使用していました。
キャリアスマホと比べれば余計なものがまったく入っていないといえます。16GB ストレージ端末の中では、かなり空き容量に余裕があるほうになりますかね。
UMIDIGI A3S の動きはどうなの? 動作確認用の動画で紹介
実機にて、UMIDIGI A3S の動作チェック動画を撮影しました。
動画では、スライド時の動作、インターネット利用時のページ表示や切り替え時の動作などが確認できます。参考までに視聴してみてください。
画面のスライドやネットサーフィン時の動きは意外と良いです。タップの時の反応も悪くはありません。ここも驚いた部分。
スペック的に、重いゲームなどはできないと思いますが、ネット・SNS・LINEなど一般的なスマホ使いでは、そこまでストレスを受けることはなさそうです。
UMIDIGI A3S のカメラは…期待してはダメだと思いました
UMIDIGI A3S のカメラは、記録用? といった感じですね。あまり綺麗じゃないです。ただ、手ブレ補正はそこそこ効いているみたいで、激安のわりにブレません。
いくつか参考までに UMIDIGI A3S のカメラで写真を撮ったので掲載します。
サンプル写真は、ウォーターマークを付けてリサイズしただけで、色味などの編集は一切していない撮ってそのままを掲載しています。
小物撮影や接写の草花撮影はなんとかいけるでしょうか?
UMIDIGI A3S カメラは、美しい写真を撮るというよりは、記録やメモを取るイメージで利用すると良いかもしれません。子どもさんが、アクティブ & ガサツに使う分にはこのぐらいでも良いのかも?
UMIDIGI A3S の動画撮影性能はカメラを超える切なさ
UMIDIGI A3S の動画撮影についても、実機で録画した参考動画を用意しております。
動画撮影機能があるだけマシだったと割り切る必要があります(笑)
UMIDIGI A3S はこんな人に向いているスマホです
- 動きは悪くないので、お子さんに持たせる激安スマホ本体として
- LINE できるし、両親に持たせたり等、はじめてのスマホ用として
- メイン端末が壊れた!機種を買うには予算がないので、買うまでのつなぎ用として
- メインの端末はあるので、サブスマホとして
- 格安 SIM 運用のテザリング用スマホとして
- ピュア Andoroid 10 搭載なので、動作チェック用端末として
など。
あとがき
UMIDIGI A3S は、とにかく激安! 約1万円で買える SIM フリースマホ。
若干カメラが残念ですが・・・連絡がとれて、LINEができて、ネットで調べ物ができて、動画が視聴できればオッケーなユーザーであれば、まあまあ使える端末だと思います。
UMIDIGI A3S・・・割り切る部分はありますが、スマホ購入予算が厳しい選択肢のひとつになるかと思います。