9月の台風15号の暴風によって押し倒されて破壊されてしまった愛車「スーパーカブ 110cc(JA44)」・・・ハンドルやサイドミラーが曲がったりと修理費だけで5万円近くかかりました。
そんなカブの荷台にはリアボックスを設置していて、台風による転倒で歪みはあったものの鍵はしまるし「まだ使えるか?」と継続利用していたところ・・・
先日、走行中にリアボックスの鍵が外れてしまい、ボックスが歪んでいたせいで、鍵がはずれれば走行風であっというまに全開放。中の荷物を道路にぶちまけてしまいした。
リアボックスが無いのはヘルメットを入れられないし、ツーリング時や買い物荷物を運搬することが出来なくなるので超絶に不便。
そこで、新しいリアボックスを注文することにしました。
以前のものは 29L で「もうちょっと荷物が入れば」という不満があったので、今回は大容量の 40L タイプのリアボックスをチョイスしました。
今回は「スーパーカブのリアボックスを40Lの大容量へ交換!バックレスト(背もたれ)付きなのも嬉しい」という記事内容でお送りします。
目次
パーツセンターリアボックス 40L を注文しました
今回はこちらのリアボックスを注文しました。様々なメーカーのリアボックスを眺め、時間をかけて使い勝手が良さそうなものを選んだつもりです。
なぜこの商品をえらんだのか? 選定基準は以下。
- 大容量が良いけど 40L 以上だとカブには大きすぎる(実店舗でサイズ比較した)
- 財政的に予算は1万円までだった
- ボックスの天井が平らなものが良かった(一時的にものが置ける)
- バックレスト(背もたれ)クッションが付いていた
このような理由から、このリアボックスをチョイスした次第です。
届いたリアボックス 40L がこれですっ!
よくあるスタイルのリアボックス。天井が平らで希望通り。以前の 29L のものより2周りくらい大きい感じの 40L ボックスです。
ゴム製?の柔らかいバックレスト(背もたれ)が付いています。付属品を自分で取り付けるということではなく、バックレストは初めからボックスに接合されています。
フタをあけるとこんな感じです。リアボックスはこのくらいのサイズになると、四角型になるので四隅スペースも丸形ボックスと比べて有効活用できるので良いです。
カギは2つ付属していました。安いボックスなので予備がなかったらどうしよう…と思っていたのでよかったです。
カギのフックはこんな感じで、とても簡素な仕様です。Amazon レビューにはロックの不備が挙げられていましたが、そんなことは微塵もなく、ちゃんと閉まってしっかりロックされました。
内容物は・・・
- リアボックス本体
- 台座
- 天井に取り付ける荷台パーツ
- ボックスを外した時に台座を隠すフタ
- 留め具各種
- 日本語の取り付け説明書
スーパーカブにリアボックスを取り付けてみる
必要な工具
- 5mm の六角レンチ
- 10mm のスパナ
このリアボックスで使うナットが 10mm なのでそれに合うスパナ。六角レンチは、ラチェットレンチを使うとネジを締めるのがとても楽になるのでおすすめです。
どちらの工具もダイソーで買うことができます。
まずは台座をカブの荷台に取り付ける
台座はこの留め具たちをワンセットで固定していきます。
台座の上側に六角穴 & ワッシャーで下に留め具とナットがくる感じです。荷台のバーと留め具が噛み合う位置を探して臨機応変に留め具を付けていきます。
下を 10mm スパナで抑えて、5mm の六角アタッチメントを装着してラチェットレンチで締めていきます。
こんな感じで台座のとりつけが完了しました。よりしっかり台座が固定されるように、追加で結束バンド固定もおこないました。
ぼくのカブは二人乗り仕様。ピリオンシートが設置されていて、そのままだとリアボックスの設置ができないため「延長リアキャリア」が取り付けられています。
台座とリアボックス本体を固定します
台座の溝にリアボックス本体をはめます。結構しっかりはまって歪な感じはありません。
最後に台座とリアボックス本体を固定するためのネジを留めます。落ちないようにキツく締めます。ネジ穴は本体内にあって、ネジは手回し式です。
これで 40L のリアボックス設置完了です!! 取り付け時間は30分ほど。とても簡単に設置ができました。
付属品の天井積荷パーツは使用しませんでした
付属の天井積荷パーツは使用しませんでした。
理由は、このパーツを取り付けるのに本体内側からネジで留めなければならず、必然的に上部に穴を開けることになるからです。水漏れも心配になりますし、何よりも積荷が多くなったらピリオンシート上に載せるので、リアボックス上は必要ないという判断。
40L リアボックスはなかなかの積載量
ハーフヘルメットなら横置きでふたつ入れることができます。
これで妻とタンデムでツーリングに行ったときには、二人分のヘルメットを外にむき出しにせずリアボックス内で保管することができます。
バックレスト(背もたれの)有無は二人乗りの楽さが違う
カブはやっぱりビッグスクーターと比べて座席が狭小。以前の背もたれなしのリアボックスのときには、ボックスが背中にあたって少し痛いと妻が言っていました。
しかし、この背もたれ付きのリアボックスに交換してからは「背中が楽になった」と言っています。後ろへ乗る人のことを考えればバックレストはあると良いみたいですね。
あとがき
これでぼくのカブは自分が今のところ必要だと思う装備がとりあえず揃った感じです。
今回取り付けた 40L リアボックスは小さすぎず大きすぎずでとても良いサイズ。横幅がミラーよりも内側なので、すり抜けにも影響はありません。
背もたれが付いていることで妻の評価も上々で良い買い物でした!