ここのところ Amazon を名乗る「あなたのアカウントは停止されました」メールがよく届きます。結論から先に言うと、この類は全て詐欺メールです。
でも、Amazon のヘビーユーザーである70歳近い母なんかは普通に信じてしまい、血相を変えて慌ててぼくのところへ「どうしたらいいの!!?」と対応を聞きに来ます。
たしかにこんなメールが突然届けば Amazon ユーザーなら焦りますよね。初見だったならなおさらです。
今回は、詐欺メールを受け取ってしまった読者さんが少しでも安心できるように、『Amazon 詐欺メール「あなたのアカウントは停止されました」の見分け方と対処方法』を紹介します。
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目次
Amazon 詐欺メール「アカウントは停止されました」概要
もっともらしい文言が記述されたメール内容
突然メールボックスに Amazon から届く「あなたのアカウントは停止されました」。
メールの内容はこうだ。
こんにちは (ここにメールアドレス)、
誰かがあなたのamazonアカウントで他のデバイスから購入しようとしました。そうなれば、Amazonの保護におけるセキュリティと整合性の問題により、セキュリティ上の理由からアカウントがロックされます。
アカウントを引き続き使用するには、24時間前に情報を更新することをお勧めします。それ以外の場合、あなたのアカウントは永久ロック.
なかなかもっともらしいことが書いてあります。
冷静に読んでみると日本語が若干おかしいので、その時点で疑えるのですが、最初の「あなたのアカウントは停止されました」がインパクトあるので、慌てている人間にはなかなかそこまで冷静に読むことはできないだろうと思います。
リンクボタンをクリック(タップ)すると開く精巧なページ
「確認用アカウント」ボタンをクリック(タップ)すると、本物と見間違ってもおかしくないほど、それは精巧なページが開きます。
より信じ込んでしまうかもしれません。
Amazon 詐欺メールの目的
あなたの Amazon アカウントに登録されている個人情報やクレジットカード情報を抜き取るのが目的です。
また、あなたの Amaozn アカウントを乗っ取ることによって犯罪に使う目的もあるかもしれません。スケープゴートにされるということです。
とにかく、あなたの信用や財産にダメージを与えることは 100% 間違いありません。詐欺メールのリンク先から Amaozn アカウント情報を入力して送信しては絶対にダメです!
詐欺かどうか? 簡単な見分け方
届いたメールアドレスは Amazon に登録しているものですか?
まず、そもそも詐欺メールが届いたメールアドレスは「Amazon で登録しているメールアドレス」ですか?
もしも登録しているメールアドレスとは違うのにアカウント停止メールが届けば、それは 100% 詐欺通知ということになります。
送信元のメールアドレスを確認してみよう
送信元のメールを必ず確認しましょう。これが一番簡単で確実な見かけたです。確認するのは PC でもスマホでも同じようにできます。
From は「Amazon.co.jp」になっているので信用してしまいやすいのですが、送信者名はいくらでも任意のものに設定できます。ここで判断するのは間違い。
確認しなきゃいけないのは「どんなメールアドレスから送られてきたのか?」です。
From の Amazon.co.jp をクリック(タップ)すると、
このように、送信元のメールアドレスが表示されます。これは詐欺メールの送信元メールアドレスです。Amazon からなのになぜか楽天市場ニュースのメールアドレスに偽装しています・・・なんでだろう? まあ、Amazon からじゃないです(笑)
本来の Amazon からのメールは全て @ より下が「amazon.co.jp」です。イレギュラーはありません。必ず @ の下は「amazon.co.jp」”だけ” が入ります。他に余計な単語は入りません。
以下参考までに Amazon からの公式メールアドレスをいくつか紹介。
本物のお知らせメールアドレスは @ より下が必ず「amazon.co.jp」なのです。
送信元のメールアドレスを確認すれば簡単に詐欺かどうか判断できます。
メール内にあるリンク先の URL がおかしい
これはパソコンのブラウザメールだと簡単に確認できるのですが、確認用アカウントボタンなど、メール内にリンクが貼られている箇所にマウスカーソルを乗せてみると、左下の方にリンク先の URL が表示されます。
この URL がおかしいかどうかで詐欺かどうかの判断ができます。
この画像は詐欺メールに添付されているリンク先 URL を表示したものですが、どこがおかしいかわかりますか?
以下本物の Amazon からのメールに添付されているリンク先 URL サンプルです。
本物の Amazon からのメールに添付されたリンク先 URL はサービス問わず、例外なく「https://www.amazon.co.jp/」が URL の頭に入ります。
本家 Amazon は短縮コードを使ってくることは一切ありません。
この部分で詐欺かどうかの判断ができます。
Amazon からの重要なメールは敬称で届きます
Amazon からの個人宛の重要なメールの宛名は、「山田 太郎 様」のように必ずアカウントに登録されている敬称が表記されます。メールアドレスなんかでごまかしません。
そもそも、アカウント停止のお知らせに「こんにちは」はないだろう・・・なんでそんなに気軽でライトなんだよっ(笑)
詐欺メールの対処方法
詐欺メールだとわかったら対処方法は・・・
これはセキュリティソフト関係なく届きますし、防ぎようがないんです。残念ですが、「無視」して「削除」することくらいしか無いのが現状です。
もちそん実害があってしまったら無視しちゃダメです。すぐに警察に連絡しましょう。
詐欺メールをクリック(タップ)しちゃった!大丈夫?
確認アカウントボタンなどのメール内リンクをクリック(タップ)してしまっても大丈夫です。ためしにいくつか来た詐欺メール添付のリンクを開いてみましたが、特にウイルスなど悪いものはありませんでした。
開いたページからあなたの情報を入力して送信してしまわない限りは大丈夫です。
詐欺メール添付のリンク先ページは、証拠を残さないためか、メールを受信してから24時間が経過すると上の画像のようにきれいサッパリ削除されます。徹底していますね…
あとがき
今回は、最近多い「Amaozn を騙る詐欺メール」についてブログしました。
あたなは大丈夫でも、ご両親、おじいちゃんおばあちゃんなど、周りに危なそうな人がいれば親身になって対応してあげてください。
その際に本記事をお役に立ててもらえれば幸いなのです。
少しでも詐欺被害が減りますように・・・。
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