今まで使っていたグラフィックボード AMD RADEON HD5850 が異音がしだしたと思ったら、あっという間に壊れてしまいました。
しかたなしに、新しく GIGABYTE の「GeForce GTX 1050 2GB GDDR5 オーバークロックモデル」を購入しました。今回は、前のグラボとの簡単な比較や使用感を紹介したいと思います。
目次
今回購入の「GIGABYTE GTX 1050 GV-N1050OC-2GL」
今まで使っていた RADEON HD5850 は中古で買ったのに約3年近くも頑張ってくれました。
HD5850の代替グラボを選定するにあたって、HD5850の性能でまったく不自由を感じていなかったこともあり、同等または多少上の性能で評判の良いグラボを探しました。そして今回の GTX 1050 が理想的だったわけです。
GeForce GTX 1050 も他のグラフィックボード同様に様々なメーカーからリリースされているのですが、今回 GIGABYTE 製品を選んだのには以下の理由があります。
- 大きさが非常にコンパクトであること。利用PCがミニタワーなので、これくらいコンパクトだとPC本体内の空間に余裕ができて放熱にも有利だと判断。(今までが狭すぎた)
- 補助電源を使わないのにHD5850を上回る性能。コスパ最高です。
- 付属のアプリケーションからオーバークロックが簡単にできる
- 本グラボは4画面出力まで対応しているということ。同価格帯で他メーカーの GTX 1050 は3画面までしか出力できないものばかり。いずれ4画面もやってみたいのでこれにしました。
- Amazonや楽天では、レビューがまったくありませんでしたが、逆にそれが変な先入観を生まずに済み素直に購入できました。レビューがなくてもGIGABYTEは大手ですからそもそも安心なんですよね。
このような理由が本グラボの選定理由です。
実際に届いた「GIGABYTE GTX 1050」
届いたグラフィックボード「GTX 1050」に同梱していたのはこんな感じ。
- グラボ本体
- ロープロファイル時に使うの金具
- ドライバインストールディスク
- 簡易的な説明書
以上です。
どうですか?このコンパクトさ。2スロット占有なのはしようがないとして、本体部があまりにコンパクトでPC内に空きスペースが生まれました。ロープロファイル対応なので、省スペース型のデスクトップPCにも搭載できることが強みです。
出力端子は「DVI x 1, HDMI x 2, Display port x 1」の計4つで、すべてに繋げは4つディスプレイ同時出力が実現できるスグレモノ。同じ GTX1050 でも4つ同時出力できるグラボはなかなかないんですよ!!
RADEON HD 5850 と比べてみると、サイズ差は一目瞭然。こんなにちっちゃいのに性能は上で電力消費は大幅にコストダウンなんだから最近のグラボって本当に凄いよねぇ。
ぼくの環境は、現状3画面出力でこんな感じです。GTX 1050 は発色もよく、LightroomのRAW現像やオンラインゲームもサクサクヌルヌル動いてくています。
そうそう、このグラフィックボードは付属しているアプリケーションから簡単にオーバークロックをすることができます。OC が好きな方には良さげですよ♪
「GIGABYTE GTX 1050 GV-N1050OC-2GL」の性能
簡単な性能表
コアクロック | BaseClock 1,366MHz/BoostClock 1,468MHz |
メモリクロック | 7,008MHz |
ビデオメモリ | GDDR5 2GB 128bit |
映像出力端子 | DisplayPort1.4 x1/HDMI2.0 x2/DVI-D x1 |
最大画面出力 | 1枚で最大4画面対応 |
補助電源 | なし(補助電源がいらない) |
必要電源容量 | 300W~ |
ロープロファイル対応 | 対応(省スペース型のでも搭載可) |
以前のモデルと性能差を比較
性能比較に関しては、性能差をわかりやすく数値化してくれる GPUBoss を参考にしました。
HD 5850 と GTX 1050 を比較
GTX1050の方が性能が上です。ゲーム性能に違いはほとんどありませんでしたが、グラフィック作業時の性能と省電力性能に差があり、このような数値になっています。また、メモリも1GBから2GBと差があります。
GTX 750Ti と GTX 1050 を比較
ネット上でもとても評判の良い「GTX 750Ti」と比較してみました。若干 GTX 1050 のほうが性能が高いです。今回もしグラボを中古で入手していたら GTX 750Ti を買っていたと思います。
GTX 960 と GTX 1050 を比較
GTX 1050 は GTX 960 と同等性能帯のモデルと言えるようです。900番台はひとつ前のモデルで、GTX 960 は結構お高かったので、同等の性能なのに 960 よりも安価で買える GTX 1050 は大変お得感があります。
MacBook Pro と比較
大人気の MacBook Pro は所詮「Intel グラフィックス」です。GTX 1050 のようなミドル性能と比べてもかなりの性能差がだということがわかります。
オマケ:GTX 1050 でオンラインゲームを試してみた
ぼくの趣味であるガンダムオンライン(3DのFPSゲーム)がGTX1050でどれだけ動くのかを動画してみました。フルHDのプレイ画面をキャプチャ録画しながらこれだけヌルヌルサクサク動かせるんだから、GTX1050は本当にたいしたもんだ!!
プレイ環境
- OS:Windows 10 pro 64bit
- CPU:core i5 2400
- SSD:256GB
- メモリ:12GB
- GPU:GTX 1050(本グラボ)
あとがき
実際に GTX 1050 を使ってみて「かなりバランスの良いグラフィックボード」だと感じます。CPUでいったら core i5 だなw
どのグラフィックボードを買えばいいかわからなかったり、迷ったりしているなら、GTX 1050 は結構おすすめですよっ!ある程度なんでもこなせる万能グラフィックボードです。