Windows はもう新バージョンが出ません
2015年に Windows 10 がリリースされ、昨年夏まで無償アップグレード期間を設けて普及活動を行っていたのは記憶に新しいこと。
そして、同時に、2015年の5月にシカゴで開催されたイベントにて、Microsoft の開発部門の責任者が「今後 Windows 11 はもう登場しない。Windows 10 が最後の Windows だ」ということを明言しました。
参考ソース:BBC NEWS(Microsoft to stop producing Windows versions – 英文)
この発表は当時かなりネット上で賑わい話題になりましたが、特にTVでおおっぴらに話題にあがることもなかったので、普段そこまでPCを利用しないユーザーさんの耳には届いていなかったのかもしれません。
Windows 10 を見送って次の OS を購入する選択肢は不可
そのような理由から、Windows 10 は見送って 11 がでたら購入しよう・・・という選択肢はもうありません。
Microsoft によると、今後は常に Windows 10 をベースにその都度大型のアップデートをしていく形式をとるようです。これは Apple の Mac OS X と同じ手法です。
Windows 10 を最後にするメリット
Windows 10 以降のバージョンを出さずに、アップデートを行うことにすると以下のようなメリットが生まれます。
アプリケーション開発者や周辺機器メーカーなどがこれまでのように、次の OS への対応をいちいち考えなくてもよくなります。
ベースが Windows 10 なので互換性を考えなくても良くなったということが一番のメリットではないでしょうか。このことは我々利用する側にとっても恩恵が大ですよね。
また、OS の切り替えで大幅に使い方が変わるということもなくなると思います。
とにかく Windows 10 をある程度使いこなせるようにしておきさえすれば、大型アップデート後でも、基本的なことはわかっているので、使い方で迷走するようなことはなくなります。
そして Windows 7 が2020年までしか使えない・・・のような OS のサポート期限(事実上の利用期限)もなくなります。
とにかくアップデートさえちゃんと行っていれば、PC が壊れるまでか性能不足になるまでは利用できます。