外出時にスマホやタブレット端末でテキスト入力する際に「ベストな Bluetooth キーボード」ってどれだろう?
今まで様々な Bluetooth キーボードを使ってきました。
これまで使ってきた Bluetooth キーボード中で「現状これが一番使いやすい。自信を持っておすすめできる最も使い勝手が良い Bluetooth キーボードだ」と思うのが今回紹介する…
「Omikamo タッチパッド付き 折り畳み式 Bluetooth キーボード」です。
Omikamo 折り畳み式 Bluetooth キーボードをレビュー【日本語配列&タッチパッド付きで持ち運びキーボード最高峰の使い勝手】
目次
Omikamo 折り畳み式 Bluetooth キーボードについて
まずは Omikamo 折り畳み式 Bluetooth キーボード の簡単な仕様を紹介します。
メーカー名 | Omikamo ジャパン |
型番 | 黒:BZ-B099T-B 白:BZ-B099T-W |
接続方式 | Bluetooth(ワイヤレス) バージョン 5.2 |
配列 | JIS標準 日本語配列 |
切替使用可能台数 | 3台 |
充電方式 | USB Type-C |
オプション | タッチパッド付き |
キー数 | 82 |
互換デバイス | iOS Android Mac Windows |
サイズ | 折りたたみ時(cm) 横 18 縦 11.4 厚 1.8 展開時(cm) 横 34 縦 11.4 厚 0.8 |
重量 | 291.8g |
バッテリー容量 | 180mAh |
充電時間 | 2~3時間 |
スリープ時間 | 10分放置でスリープ |
本体カラー | ブラック・ホワイトの2色 |
付属品 | USB-C ケーブル 取扱説明書 |
価格 | 6,980円(2024年10月時点) |
Omikamo 折り畳み式 Bluetooth キーボードの特徴
Omikamo 折り畳み式 Bluetooth キーボードは、その名の通り「折りたたむことで小型化」します。観音開きで二つ折りに折りたたむスタイル。
外観はフェイクレザー素材で覆われていて高級感があります。
二つ折りに折りたたむことで大きさはハガキより少し大きいくらいのサイズになります。重量はおよそ 291g で、iPad mini シリーズと同程度の重さです。
iPad 用の Magic Keyboard の重量が 約600g だと考えれば圧倒的な軽さ。お値段も軽ければ重量も軽いのです!
キーボードを展開するとタッチパッド付きのキーボードになります。キーボードは 82 キーの日本語配列。F キーがしっかり搭載されているので Windows PC でも活躍できそうです。タッチパッドには左右ボタンを完備。装備としては完璧かと。
後述しますが、同じ日本語配列の他社製モバイルキーボードと比べて優れている部分が、かなり正確な日本語配列なところ。省略キーもわずかで変な配置にもなっていない。
特に Enter キーがフルサイズな部分は素晴らしいの一言。折りたたみタイプのキーボードでこの日本語配列クオリティは他社の追従をゆるさない最高水準。
タッチパッドの感度は普通でしょうか。少スクロールやアプリの切替、テキスト入力時のカーソル移動などでは特にストレスなく動作してくれて普通に便利かと。
バッテリー、ペアリングラング、接続中表示など一般的なインジケーターランプが搭載されています。
キーストローク(押し込む深さ)とキーピッチ(キーとキーの幅)は、最近の一般的な薄型ノート PC と同じぐらいだと思います。
特にキーピッチは折りたたみタイプのキーボードの中では最高峰の幅広さを誇ります。入力しやすくて、他と比べて圧倒的に誤入力しにくい設計だと感じます。
本体上部に充電用の USB-C ポートと電源スイッチがあります。
個人的には “ボタン長押し” の電源ボタンよりもこちらの「スイッチ式」の電源ボタンのほうが使い勝手が良いと思っているので好印象ポイントです。
何気に付属の取扱説明書がめちゃくちゃ丁寧です。
Omikamo 折り畳み式 Bluetooth キーボードの使い方や出来ることをイラストや記号を使ってかなりわかりやすく説明してくれています。
最近のデジタル製品の説明書って雑なので珍しい。
これぞ “説明書” いうべきとても有り難く素晴らしいポイント。
予想を上回る使い勝手の良さ!筆者おすすめの推しポイント
Omikamo 折り畳み式 Bluetooth キーボードは、今、持ち運び用の折り畳み式 Bluetooth キーボードを買うならイチオシかつ最推しでおすすめできます。
筆者がこれほどまでにおすすめする「4つの推しポイント」を以下にて紹介いたします。
折りたたみなのにノート PC 並に大きいキーボード
Omikamo 折り畳み式 Bluetooth キーボードは、折りたたみ状態から展開すると実に大きなサイズとなります。
どの程度の大きさなのかというと、12.4型のノート PC(上の画像は Surface Laptop Go)のキーボードほぼ同等の幅広いキーボードサイズ。
折りたたみ式のキーボードであるにもかかわらず「ノート PC と同じ感覚」でタイピングすることができるのです。
持ち運びに優れているのにノート PC 並に大きなキーボードエリア。持ち運び用の Bluetooth キーボードのキーが小さくて不満であるなら満足できるはず。
切替使用可能台数が3台設定できる
Omikamo 折り畳み式 Bluetooth キーボードは、ペアリング先の端末を3台まで記憶させておくことができて、キーボードショートカットで自由に接続先を切り替えられます。
インジケーターランプの「①・②・③」のランプで現在の接続先を示しています。
例えば、上の画像は ① 番に接続していて、② 番に切り替えるとそれに登録してある端末に接続が切り替わる…といった感じです。
登録するときも「①・②・③」にそれぞれ切り替えてからペアリングを行います。
各番号へのペアリングや登録後の切り替え方はとても簡単で、「A が ①番 / Fn + A」「S が ②番 / Fn + S」「D が ③番 / Fn + D」で「Z がペアリングモード / Fn + Z」です。
例えば、②番に端末をペアリングしたいときには「Fn + S」でペアリング先を ②番に切り替えてから「Fn + Z」でペアリングします。
そしてペアリング後に ③番の登録先にキーボードを接続したい場合は、「Fn + D」で接続先が ③番に切り替わります。
最大3台の端末を Omikamo 折り畳み式 Bluetooth キーボードに記憶させることができるので、別の端末でキーボードを使う際にペアリングを上書きしなくても良くて使い勝手が良いです。筆者は iPad とスマホの2台で切り替えて使えるようにしています。
正確な日本語配列 / Enter キーが大きい
モバイルキーボードを利用していて「このキー配列おかしくない?」と感じることあるのではないでしょうか。
他社製のモバイルキーボードの多くは、狭いスペースに無理くりで日本語配列を詰め込む関係上、キーが小さくなったり省略されたり変な場所に配置されていたりします。
しかし、Omikamo 折り畳み式 Bluetooth キーボードはノート PC 並のキースペースを確保できているため、かなり精度の高い日本語配列のキー配置になっています。
また、Enter キーが大きなフルサイズで配置されているのも高ポイントです。タイピングのしやすさが雲泥の差なんですよね。
精度の高い日本語配列のキー配置で、ひとつひとつのキーサイズも大きく、Enter キーもフルサイズで配置されていてモバイルキーボードの中では群を抜いてタイピングしやすい。
タッチパッド搭載の利点
タッチパッドがあるのとないのとではタイピング作業のしやすさに雲泥の差があります。
タッチパッドを利用すれば、テキスト入力中にキーボード周辺に手を添えたままカーソルの場所を移動させたり、テキストの範囲選択を効率よく行うことができます。いちいち画面をタップしにいって再びキーボードに手を戻す…のは非効率的ですからね。
長いウェブページなどをスクロールする際は画面タッチで行うほうが速くスクロールできて効率が良いのですが、テキスト入力中の細かい操作にはタッチパッドのほうが効率的。モバイル端末のテキスト入力作業と相性抜群なのです。
実際にタイピングをしている様子の参考動画
実際に Omikamo 折り畳み式 Bluetooth キーボードの実機でタイピングしている様子を動画撮影しましたので参考までにどうぞ。
iPad と接続してタイピングしています。
現状一番おすすめの持ち運び用 Bluetooth キーボードかと
今回紹介した「Omikamo 折り畳み式 Bluetooth キーボード」は、現在販売されている持ち運び用の小型 Bluetooth キーボードの中で最もおすすめできるイチオシのキーボードだと思います。
出張に、旅行に、カフェ作業に、会議に、レポート作成に・・・などなど活躍できるシーンがてんこ盛りです。
今利用中のモバイルキーボードに不満があるならぜひ本キーボードを使ってみてください!本当に使い勝手が良いですからっ!!
タッチパッド付きモデル
テンキー付きモデル(タッチパッドなし)