最近のハイエンド・ハイミドル機では3眼レンズが多い中Google Pixel 5 のカメラは広角と超広角の2眼レンズ。
だがしかし！ 2眼と言ってあなどるなかれ！！
Pixel 5 のカメラ性能はものすごいです。
普通に撮って良し、超広角で撮っても良し、食べ物・人物を撮っても良し、接写をしても良し、夜間撮影も良し・・・ズーム以外はどんなシチュエーションにも対応できる素晴らしい性能でした。
このページでは、ぼくが Pixel 5 のカメラで撮影した写真34枚と動画をふたつ、サンプルとして掲載します。
目次
Pixel 5 のカメラで実際に撮影してきた写真サンプルです
写真は、カメラまかせのオート撮影です。ウェブ用にリサイズしてウォーターマークを入れる編集だけ行っています。色や明るさなどはまったくいじっていません。
広角と超広角レンズで撮影した写真
青空（広角）
青空（超広角）
Pixel 5 で撮影した青空は、変に誇張しないで実際に目でみたものに近い色合いで表現される印象です。空の青が多少誇張気味で鮮やかに表現さるのが好みなら、Galaxy系のスマホがおすすめです。
広角
超広角
広角
超広角
広角
超広角
ミドル性能のスマホ機種のカメラによくある「超広角レンズで撮影すると暗くなる」現象ですが、Pixel 5 の超広角レンズはさすがの性能。気持ち暗くなっている感じはするも、ほとんどわからないぐらいで、広角と比べてもほとんど差はありません。
また、広角と超広角ともに雲の陰影がしっかり表現されてきめ細かい描写です。
広角・超広角・光学2倍ズームで撮影した写真サンプル
広角
超広角
光学2倍ズーム
同じ場所で、広角・超広角・光学2倍ズームで撮影した写真です。
光学2倍ズームは、さすが光学だけあって綺麗に描写されています。
屋内（広角）
屋内（超広角）
屋内（光学2倍）
Pixel 5 を片手でラフに持ち構えて撮影していますが、屋内でもまったく手ブレを起こしません。しっかり撮影できています。
料理・食べ物を撮影した写真サンプル
天丼
クレープ
豚肉チヂミ
タピオカミルクティー
料理は、通常モードでも美味しそうに撮れますが、背景が過剰にボケる分、ポートレートモードで撮影するとめちゃくちゃ美味しそうに撮影できます。
特に難しい設定をせずとも、カメラ任せでただシャッターボタンをポチっとすれば・・・はいっ！ 美味しそう！！
ポートレートモードで撮影した写真サンプル
通常撮影
ポートレートモード
Pixel 5 のポートレートモードは、モチーフの輪郭を判別するのがとても上手です。かなり過剰に背景をボカしてくれますが、モチーフの輪郭が不自然にならず自然な感じで引き立たせてくれます。
通常撮影
ポートレートモード
ぬいぐるみの輪郭部分は細かい毛がありますが、その細かい毛を含む輪郭ごとしっかりモチーフとして認識しているようで、ちゃんと細かい毛を避けて背景をボカしています。
とても優秀な Pixel 5 のボカし AI だと感心しました。
これなら人物を撮影しても自然な背景ボケ写真に仕上がること間違いなしです。
通常撮影
ポートレートモード
ポートレートモードは人物以外の物の撮影にも素晴らしい効果を発揮してくれます。接写 + ポートレートモードはかなりお洒落な写真に仕上がりますね。
しかし、多少背景も写っていた方が効果的な場合もありますので、そこはフィーリングで撮影してくださいね。通常撮影でも描写のきめ細かさは変わりません。
接近撮影した写真サンプル（接写）
ボトルキャップフィギュア
新 セルベール整胃
Pixel 5 のカメラはモチーフにどこまで近づけるのか？ ピントが合う限界を定規で計測してみたところ、通常モード・ポートレートモード共に約7cm でした。
文字が綺麗に描写されていますね。
接写するときにはモチーフに 7cm 前後まで寄れます。
夜間撮影した写真サンプル（ナイトモード撮影）
宵闇（広角）
宵闇（超広角）
Pixel 5 が大得意な暗所での夜間撮影。Pixel 5 カメラの真骨頂「ナイトモード」です。
上のサンプル写真は、もう陽も沈んで、遠くに見える富士山の周りだけがオレンジ色に染まる宵闇の時間。本来ならば周りはかなり暗いのですが、Pixel 5 カメラで撮影してみればこんなに明るく表現され、ノイジーにならずしっかり描写されています。
宵闇（広角）
宵闇（超広角）
暗所ですが、まったく手ブレせずに精細な描写をしてくれる Pixel 5 のナイトモード撮影は脱帽のひとこと。素晴らしい。
真っ暗（広角）
街明かり（光学2倍）
閉店店舗（広角）
夜間道路（広角）
完全に夜になった時間の夜間撮影。
そんな暗所でも Pixel 5 のカメラは街頭や街明かりがあれば全然問題なし！ 手持ちで撮影してもブレることなく、しっかり撮影できます。看板の文字だって拡大したらちゃんと読めますからね！！
Pixel 5 のカメラはひとことで言うなら「ズーム以外は万能」。とにかく描写がしっかりしていて綺麗。撮影した写真は実際に目で見た色に近い感じで表現されるようです。
ポートレートモードの高性能に、夜間撮影機能「ナイトモード」は手ブレ知らずの神描写。いや、本当にデジタルズームだけがカスなんですが、光学2倍ズームまでは相当に美しいので全然問題なし。素晴らしいカメラ性能です。
Pixel 5 のカメラで撮影した動画サンプル（手ブレ能力等）
Pixel 5 カメラで動画を撮影したので、サンプル動画として紹介します。広角と超広角で撮影できるので、両方とものサンプル動画を用意しました。
両動画とも手持ちで 40秒まで歩いて、40秒以降は走りました。
手ブレ補正力テストを兼ねた動画です。
広角レンズで撮影したサンプル動画
超広角レンズで撮影したサンプル動画
Pixel 5 のカメラの強力な手ブレ補正能力。歩いていても走っていてもヌルヌルと動画撮影できます。まったくもってすごいです。
この動画撮影性能なら、お子さんやペットと並走して躍動感のある動画が間違いなく撮影できますねっ！！
Pixel 5 ひとつもっていけば思い出記録は完璧なんじゃないかと。
Pixel 5 音楽プレイヤーとしての実力
Pixel 5 本体内臓のスピーカーは正直そんなに良いものではありません。悪くはないのですが、率先して音楽を流したいかと言われれば、Bluetooth スピーカー使うかな…という感じの音です。
本体のスピーカーは高音の出力が高めのハイトーンスピーカーだと感じました。
まあ、ぼくはスマホ本体のスピーカーで音楽鑑賞をしないのであまり気にしませんが。
Bluetooth イヤホンを使った音楽鑑賞は、他のスマートフォンと変わらずの、Bluetooth イヤホンの実力次第なんじゃないかと思います。
ぼくは、Anker 製の「Anker Soundcore Liberty Neo」を Pixel 5 とペアリングさせて音楽を聴いておりますが、いつだって素敵な音楽鑑賞ができています。
音符のロゴがかわいい Anker Soundcore Liberty Neo がどれだけオススメなのかを別記事にて紹介していますのでよかったら読んでいってください。
Pixel 5 レビューのまとめ & あとがき
とりあえず、Pixel 5 を使ってみて現状感じたことを、良い点もイマイチな点も文章の中に感想としてガッツリ盛り込みました。
総合的にみて Pixel 5 は、ぼくにとっては「とてもよいスマホで良き相棒」だと心から言えます。自分が今欲しい機能がほぼ搭載されているんだから当たり前なのですが、本当に良いスマホだと思います。
愛のあるレビュー記事書けているかな？
Pixel 5 の魅力を暑苦しく約1万文字に詰め込んでお送りしたレビューですが、本記事が、まさに今この時に Pixel 5 の購入を検討されている方の参考になれば幸いです。
Pixel 5 は Google 公式の「Google Store」で買うのが一番おすすめです！
