パソコンやスマホで YouTube 動画を楽しんでいると、突然動画が止まり、アイコンがグルグルと回り始めることがありますよね。ウェブサイトのページも全然開かないことがあるかと思います。
インターネットは突然遅くなることがあります。
自分が接続しているインターネット回線の速度がどのくらいかを把握することで、契約の見直しなどの指標にすることができます。
今回は、「インストール不要で、ブラウザだけでインターネット回線の速度を計測できるおすすめのスピードテストサービスを4つ(パソコン・スマホ両対応)」紹介します。
目次
ネットが遅いと判断するための大まかな基準を始めに紹介
これから紹介するインターネット回線速度計測ツールには、共通して回線の「ダウンロード」と「アップロード」速度の計測数値があります。
自宅のインターネット回線速度、特にダウンロードの数値がいつも「20Mbps」を下回るようであれば、光回線にもかかわらず速度が遅すぎるため、ネット回線の契約見直しを検討する必要があります。
回線速度が 20Mbps を下回ると、ネットの遅さにイライラすることが多々あります。
ダウンロードの数値が頻繁に「5Mbps」などの一桁台を記録するようであれば、インターネット回線にお金を払う意味がほとんどないほどの遅さです。
その①:USEN GATE 02
USEN GATE 02 は、僕の個人的に最もおすすめするネット回線スピードテストサービスです。
計測ページがごちゃごちゃしておらずシンプルで、計測結果のデザインもとても見やすく、視認しやすいことが特徴です。
また、計測結果の下には補足として、「現在のインターネット速度で行えるアクションに対する快適指数」を教えてくれます。
見やすさと親切さにおいては、USEN GATE 02 がナンバーワンです!
すべてのユーザーにおすすめできる回線速度チェッカーサービス。
その②:Google スピードテスト
Google スピードテストは、Google 検索から直接回線速度を計測することができる「インターネット回線速度チェッカーの中で最もお手軽」なサービスです。
検索フォームに「スピードテスト」と入力して検索するだけで、一番上に表示され、「速度テストを実行」ボタンを押せばすぐに回線速度の計測が始まります。
特にブックマークしておかなくても、検索語句を入力するだけで利用できるので、スマホからインターネット回線速度を計測する場合には最もお手軽なツールですね。
Google スピードテストは「レイテンシ」という項目も計測してくれます。
レイテンシとは、インターネット通信のデータ転送における指標の一つで、データのやり取りにおいて、データが送られてくるまでの「通信遅延時間」のことを指します。「レスポンスタイム」とも呼ばれます。
レイテンシの項目に記載されている ms(ミリ秒)の数値が小さいほど、通信遅延時間が短く、データ転送の処理が優秀であると判断できます。
ネットの反応速度や反射速度のようなものと考えていただくとよいでしょう。
レイテンシの数値が 2 桁までであれば問題ありませんが、3 桁になると回線速度もかなり遅い数値が出てしまう可能性があります。理想的には 1 桁が望ましいです。
その③:ブロードバンドスピードテスト
ブロードバンドスピードテストは、広告に囲まれた真ん中に計測ツールがあります。
ページの見た目は少々雑多ですが、アクセスした IP アドレスから計測エリアをしっかりと割り出し、回線速度をチェックしてくれます。
ここでも計測結果はわかりやすいです。
もちろん、スマホのブラウザからでもしっかりとインターネット回線速度をチェックできます。
その④:Fast.com
Fast.com は、サブスクリプション動画サービスの雄「NETFLIX」が提供しているインターネット回線速度チェッカーです。
ネット回線の計測後、「詳細を表示」を押すことで、Fast.com も「レイテンシ」の数値を確認することができます。
Google スピードテストよりも Fast.com のほうが、レイテンシを含めて情報量が多いのが特徴です。
僕が個人的に Fast.com を気に入っている理由は、「広告がまったくない」ことと「PC と スマホのどちらでも非常に見やすい」ことです。
回線の見直しなら!こちらのインターネット回線がおすすめ
1位「おてがる光( 株式会社エクスゲート)」
契約期間に縛りがなく、いつ解約しても違約金が発生しない「おてがるな光回線」、それが【おてがる光】です。戸建ておよびマンションタイプの両方で、2025年現在、最も新規契約が多い人気のインターネット光回線サービスです。
2位「ビッグローブ光(ビッグローブ株式会社)」
ビッグローブは1996年からインターネット通信サービスを提供している老舗。現在は KDDI 傘下の企業で、法人個人を問わず、店舗・病院・学校・集合住宅など、さまざまな場所で【ビックローブ光】は利用されています。
3位「NURO 光(ソニーネットワークコミュニケーションズ株式会社)」
SONY グループが提供している「おうちのインターネットサービス」が【NURO 光】です。インターネット通信サービスの老舗である「So-net」で培った技術を基に2021年に新たなブランドとして独立。SONY 提供の安心感で人気があります。
※おすすめインターネット回線速度のランキングは、価格.com 光回線・ネット回線ランキング2025より抜粋。
あとがき
今回は、僕がよく利用する「インターネット回線速度計測ツール」を 4 つ紹介いたしました。どのツールもしっかりと回線速度を計測してくれるので重宝します。
現在の環境でインターネット回線速度が遅いと感じる場合は、ぜひご紹介した回線速度チェッカーを使ってスピードテストをしてみてください。
サポートさん
もし、毎日のように絶望的な低速度が計測されるなら、ネット回線の見直しを検討されるのもよいかと思います。