Windows 10 や Windows 11 パソコンにアプリ(ソフト)をインストールしようとすると出てくる2種類の警告メッセージがあります。
- この不明な発行元からのアプリがデバイスに変更を加えることを許可しますか?
- このアプリがデバイスに変更を加えることを許可しますか?
特にこの黄色い警告メッセージが出てくるとちょっとドキッとしますよね。
ユーザー
え? 不明って…このフリーソフトって危ないやつなの? インストールしないほうがいいの?
今回は、Windows 10 / 11 パソコンへアプリ(ソフト)インストール時に表示される「この不明な発行元からのアプリがデバイスに変更を加えることを許可しますか?」の意味を紹介いたします。
この不明な発行元からのアプリがデバイスに…が出る理由
Windows パソコンへインストールできるアプリ(ソフト)は残念なことに安全なものばかりではありません。
中にはウイルスや不正なプログラム等が混入しているものも残念ながらあります。
そういったものが勝手に動き出さないように、この黄色い警告メッセージで一旦インストールの動作を停めて、本当にインストールして良いのか最終確認を促しているわけです。
ただ、勘違いしないでほしいのは、この黄色い警告は、危ないソフトだから出るわけではなく、発行元が不明だから出るのです。
特に発行元が不明のアプリ(ソフト)の場合は、一度インターネット検索で「そのアプリ(ソフト)が安全かどうか」を調べてみてください。
例えば、ネット検索をしてみて多くの人が使っているものなどは安全でしょうし、危ないソフトであれば沢山の注意を促す記事がヒットします。
そのようにして本当にインストールしても良いものなのかを判断してください。
企業が開発した安全な正規のソフトでも発行元が不明の場合もあります。
同じ内容で青色と黄色の2種の警告メッセージがある
発行元が明確な場合は、青色の警告メッセージが表示されます。
この青色の表示「このアプリがデバイスに変更を加えることを許可しますか?」も発行元が明確とはいえ必ずしも 100 % 安全とはいいきれません。
危険な可能性は低いですが、一応確認済みの発行元の企業名などを確認して、安全だと判断できればインストールするようにしてください。
発行元が不明な場合は黄色の警告メッセージが出ます。
前述しましたが、大手の企業が開発した安全なソフトでも、インストーラーに発行元を記述していなければこの表記になります。
どちらの警告も 100% 危険というわけではありませんので、心配な場合は安全なソフトかどうかしっかり調べてからインストールの可否を決めてください。
2つの警告は利用者の危機管理をうながす Microsoft の配慮
Windows 10 / 11 は、パソコンへアプリ(ソフト)をインストールする前には、必ず今回紹介した警告メッセージで「本当にインストールしてもよいのか?」を尋ねてくれます。
あくまでも尋ねてくれているだけで、危険を見極める機能はありません。危険を見極めるのは他でもない自分なので、そこを勘違いしないようにしてください。
警告メッセージ「この不明な発行元からのアプリがデバイスに変更を加えることを許可しますか?」は、ちょっと親切な自己責任システムで、利用者の危機管理をうながすための Microsoft の配慮という感じでしょうかね。
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