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4KではなくあえてフルHDのテレビ REGZA 40V31 を買ったので感想です

4KではなくあえてフルHDのテレビ REGZA 40V31 を買ったので感想です

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先日、10数年振りにテレビを買い替えました。

買ったテレビは40型の東芝「REGZA 40V31」です。

テレビといえば、最近では 4K テレビが店頭に並び隆盛を誇っていて、テレビのサイズが大型になればなるほど 4K 以下のフルHDサイズなどは少なくなってきました。

しかし、いろいろな事情から 4K テレビに興味が薄かったぼくは、あえてフルHDサイズのテレビを今回購入したのです。

今回は「4K テレビではなくあえてフルHDのテレビ REGZA 40V31 を買った」ので、実機の写真とポイントごとに動画を交えながらレビュー記事です。

なぜ 4K ではなく「あえてフルHD」のテレビを買ったのか?

今回ぼくが購入したテレビは「フルHD 40型 REGZA 40V31」です。

では、なんで 4K のテレビではなく、あえてフルHDのテレビを買ったのか?

地デジは 4K 放送じゃないし 4K 放送になる予定もないから

理由のその ① がこれです。

配信されている地デジ放送の解像度は「1440 x 1080 ピクセル」です。2K にも届いていない約 1.5K の映像が配信されています。

フルHDや 4K テレビで地デジを映す場合は、この解像度を無理やり引き伸ばして画面に映像を映しているわけです。

当然、引き延ばせば引き伸ばすほど画質はあらくなりますし、大きい画面になるほど画質劣化は如実にわかるようになります。

ぼくのテレビの楽しみ方は、地デジと CS 放送で解像度の低い昔のドラマを視聴することがメインなので、その利用方法では 4K テレビは映像が荒くなって、かえってストレスが溜まりそうなのでフルHD(1920 x 1080)のテレビにしました。

因みに、40型以上のテレビになると、販売されている最低ラインの解像度がフルHDだったので、必然的にフルHDしか選択肢がなかった・・・ということでもあります。

アップコンバート機能の性能が微妙で懐疑的だったため

理由のその ② です。

4K 対応のテレビには「アップコンバート機能」というものが搭載されています。

アップコンバート機能とは?

アップコンバート機能とは、4K 解像度ではない地デジ放送や Blu-ray・DVD などの映像をテレビの機能で 4K 解像度に変換して近づけて映像を映すという機能です。

最近の「高い 4K テレビ」には、このアップコンバート機能が搭載されていて、解像度の大きな 4K 対応テレビでも 4K 非対応の地デジ等がきれいに映るという・・・

しかし、家電店を巡りそのアップコンバートした画質をチェックしてきたところ、

  • たしかにきれいになっているが、思っていたほどじゃなかった
  • 所詮は元が 1K 映像で 4K 映像ではないんだからやっぱり限界はあるよね
  • 予算内の安価な 4K テレビにアップコンバート機能は非搭載のものが結構あり

視聴者によって感想は異なるとは思いますが、ぼくは、このような理由からアップコンバート機能に懐疑的です。

4K 画質で録画したら録画用 HDD に沢山録画できない!

理由その ③ です。

仮に 4K 対応テレビで 4K 映像を録画すると、録画用 HDD をどれだけ大容量にしなきゃいけないか?・・・ぼくの録画用 HDD は 1TB ですから 4K 映像なんて録画したら、少しの録画ですぐにいっぱいになってしまいます。

映像の解像度が大きければ、その分だけ録画したときの映像データ量も大きくなります。フルHDが 2K ですから、4K だと単純計算だとしても2倍のデータ量になるわけです。

大容量の HDD はお高いですからコスト面を考えても、自分にとって得策じゃありません。

だったら安価で機能が充実しているフルHDテレビが良いよね!

これらいくつかの理由から・・・

キタムラ

自分は 4K テレビに必要性を感じていないし、4K より安価で機能が充実しているフルHDのテレビを買ったほうが幸せになれるな!

と、4K ではなくあえてフルHDのテレビを買ったわけです。

今回ぼくが購入した「REGZA 40V31」の簡単な情報

ぼくは、REGZA 40V31 を約6万円で購入しました。

REGZA 40V31 の公称値

メーカー / 型番 東芝 REGZA 40V31
寸法 REGZA 40V31 寸法
画面サイズ 40V型
液晶パネル VA方式LED
バックライト
解像度 1920 x 1080
フルHD
チューナー 地デジ x3
BS / CS x3
端子 HDMI x2(ARC x1)
ビデオ入力 x1
光デジタル音声入力 x1
LAN 端子 x1
USB 端子 x1
ヘッドホン端子 x1
付属品 スタンド
転倒防止クリップ
レグザリモコン
お試し乾電池(単4)
B-CASカード(フルサイズ)

もっと詳しい REGZA 40V31 の性能情報は公式ページをご覧ください。

購入の決めてになった REGZA 40V31 の便利機能

  • 有線・無線(Wi-Fi)インターネット接続対応
  • USB ハードディスク録画(しかも2番組同時録画に対応)
  • YouTube 視聴対応
  • Netflix 視聴対応(要 Netflix 契約)
  • dTV 視聴対応(要 dTV 契約)
  • ブラウザからインターネット閲覧対応
  • 音声出力端子があるのでコンポと接続して簡単にホームシアター可

REGZA 40V31 実機で付属品や特徴を紹介します

REGZA 40V31 の付属品

REGZA 40V31の付属品

  • スタンド(留め具のネジも)
  • レグザリモコン
  • 電源ケーブル
  • リモコン用お試し乾電池(単4)
  • フルサイズの B-CAS カード
  • 転倒防止クリップ(留め具のネジも)
  • 保証書・取扱説明書など書類

REGZA 40V31 の端子類

REGZA 40V31の背面端子類

背面の端子はこんな感じです。画面正面から向かって左の背面に端子類はあります。

REGZA 40V31 の唯一のネックは「HDMI 端子」がふたつしかないことですね。まあ、これは HDMI セレクターで増設すれば良いだけなのですが・・・(後述します)。

REGZA 40V31側面のスイッチ

画面正面から向かって左側面に、電源等のボタン類・B-CAS カード挿入口・ヘッドホン / アナログ音声出力端子があります。

スピーカーは前面「フロントスピーカー」

REGZA 40V31の前面スピーカー

REGZA 40V31 のスピーカーは画面前面の下側に付いています。テレビ横幅いっぱいのステレオスピーカーで、音は悪くないです。

ぼく自身が10数年ぶりのテレビ買い替えになるので、前のテレビと比べて、音は相当良く感じます。デジタル音声出力でコンポと接続しましたが、ほとんどコンポ側で音を出す必要がないかもしれません・・・。

インターネット接続が可能

REGZA 40V31はインターネット接続が可能

REGZA 40V31 は、有線または無線(Wi-Fi)でインターネット接続することができます。

インターネットに接続することで、ブラウジング・YouTube 視聴・Netflix 視聴・dTV 視聴が出来るようになります。

YouTube や動画配信サービスで再生した動画が、遅延したり飛んだりするのが嫌なので、有線接続にしました。有線接続のインターネットは安定感があって無敵です!!

レグザリモコン

レグザリモコン

付属のレグザリモコンです。

Netflix ボタンが単独でついて「Netflix を使うんだっ!」という主張がすごい(汗)

レグザリモコン「クリア音声」ボタン

ちょっと便利だなと思ったのが、リモコンにある「クリア音声」ボタン。

映画を観ると BGM がやたら大きく、人物のやけに声が小さく聴こえがちですが、そういう場合に「クリア音声」ボタンを押すと、人物の声だけを強調して大きくしてくれて、音声を聴き取りやすくしてくれます。

ちょっと便利です。

REGZA 40V31 気に入った便利機能を写真と動画で紹介

番組表の表示がめちゃくちゃ早い(高速レグザ番組表)

高速レグザ番組表

多分 REGZA 40V31 だけってことではなく、REGZA のテレビ全般がそうだと思うのですが、「高速レグザ番組表」の効果なのか、番組表の表示がめちゃくちゃ早いです。

リビングの某S社製テレビなんて番組表の表示がめちゃくちゃ遅いので感動しました。

番組表の表示については、参考動画も用意したのでよかったらどうぞ!

3チューナー搭載の「2番組同時録画」機能

REGZA 40V31は2番組同時録画が出来る

外付け HDD を設置することで、テレビ内蔵の番組録画機能を使うことができるのは昨今のテレビでは当たり前のこと。

REGZA 40V31 は、3チューナーを内蔵しているので、内臓の番組録画で「2番組同時録画」することができます。

ぼくは基本的に CM を飛ばして番組を観たいタイプなので、リアルタイムでテレビ視聴することはありません。録画したい番組が同じ時間でかぶってしまった場合、2番組同時録画ならどちらも録画できて便利です。

因みに、録画に使っている外付け HDD は、同じメーカーであれば相性もよくて、動作も安定してくれるだろうという考えで、同じ東芝製の 1TB HDD を使っています。

REGZA 40V31 は 1TB の HDD で約90時間分の番組録画ができます。

インターネット接続して動画配信サービスが利用できる

REGZA 40V31はインターネット接続をして動画配信サービスが利用できる

REGZA 40V31 はインターネット接続することで、YouTube / Netflix / dTV の3つの動画配信サービスを利用することができます。

ぶっちゃけ、同じ動画配信サービスを使うなら、Fire TV Stick のほうが動作反応が良いと感じましたが、テレビのリモコンひとつで動画配信サービスすべてを操作できるのは便利です。

Fire TV Stick の電源を入れて待つ時間が億劫な時には重宝します。

ぼくは、Netflix と dTV 両方契約しているので全部試しました。実際に試した参考動画を用意したのであわせてご覧ください。

おすすめは、月額550円(税込)という大変リーズナブルな料金で約12万作品の動画が観れる「dTV」です。月額1,000円前後の動画配信サービスばかりの中でひときわお得感満載なんですよね。

DLNA 対応レコーダーの録画映像にアクセスして視聴できる

REGZA 40V31 は DLNA レコーダーにアクセスできる

REGZA 40V31 は、インターネット接続することで、別の部屋にある DLNA 対応のレコーダーで録画した番組にアクセスして視聴することができる。

DLNA とは、インターネット接続されたレコーダーの録画データを別の部屋にあるテレビ等の機器で再生させる機能のことです。パナソニックでは「お部屋ジャンプリンク」と呼ばれている機能ですね。

寝室の DLNA 対応レコーダーで録画している番組を自室でも視聴できるのは、本当に便利で重宝します(寝室のテレビは小さいので)。

HDMI 端子が2個しかないので増設しました

給電式のHDMIセレクターならFire TV Stickが使える

REGZA 40V31 には HDMI 端子がふたつしかないので足りません。HDMI セレクターを使って増設しました。セレクターを使うことで HDMI は4つに増えました。

設置したのは「給電式の HDMI セレクター」です。

セレクターで Fire TV Stick を利用する場合、給電式の HDMI セレクターを使わないと、電力不足で Fire TV Stick が動かないからです。

今回利用した HDMI セレクターはこちら。

あとがき

自室の REGZA 40V31

4K 対応のテレビではなく、あえてフルHDの40型テレビ「東芝 REGZA 40V31」を購入した理由や使用した感想を長々と書きました。

REGZA 40V31 は、約6万円というリーズナブルな価格なのに、インターネット接続等の便利な機能が充実していて、総じて大満足のテレビだと幸せな気分です。

ぼくのように 4K テレビは要らないという方には、REGZA 40V31 はコストパフォーマンス的にかなりおすすめのテレビです。

あえてフルHDのテレビを選ぶというのもなかなか乙なものです。