先日、友人に「新しいパソコンを買おうと思うんだけど、どこのブランドが良いの?」と尋ねられました。皆さんも、同じような質問を誰かにしたことはありませんか?
極論を言わせてもらうと、「パソコンの中身は、ブランドが異なっていてもほとんど一緒」なんですよね。Windows という OS が入っていて、できることは性能に応じてほぼ同じです。
じゃあ、何が違うのか? ブランドごとの違いは、以下の3点だけなんです。
- パソコンの価格
- サポート
- 見た目(本体のデザイン)と使い勝手
作っている場所や細かい違いを挙げればもっとあるかもしれませんが、利用者にとって重要なことに絞ると、ブランドごとの違いはこの3点だけです。
また、「国産が良い」という人もいますが、どこを探しても、実際には国産のパソコンはほとんど存在しません。日本企業のパソコンだって、蓋を開ければ海外の工場で作られている、輸入品として組み立てられているのが現実です。
パソコン選びは、国産やブランドにこだわるのではなく、「自分がその PC で何をしたいのか?」を最優先に考え、「良いものは良い」という精神で選ぶべきなんです。
筆者
というわけで、前置きが長くなりましたが、今回は「Windows 歴 20年のぼくがオススメするパソコンブランド」をお伝えします。
約20年の間にぼくが所有してきたパソコンの紹介
筆者
一応、本記事の内容を自信を持っておすすめするための証として、約20年の間にぼくが実際に所有して使用してきたパソコン(ブランド)を一覧にしてみました。
- NEC VALUESTAR デスクトップ(Windows 98)
- TOSHIBA ダイナブックノート(Windows 98)
- SONY VAIO ノート(Windows Me → 2000)
- SONY VAIO デスクトップ(Windows Me)
- FRONTIER デスクトップ(Windows XP)
- FRONTIER ノート(Windows XP 現在 8.1 にして使用中)
- マウスコンピューターデスクトップ(Windows XP)
- マウスコンピューターデスクトップ(7年間使いました Windows 7 → 10)
- 自作デスクトップ(Windows 8.1 → 10)
- hp ノート(Windows 8 → 8.1)
- ASUS ノート(Windows 7)
- Lenovo ノート(Windows 7 → 8.1)
- Macbook Air(OS X Mavericks~)
- Macbook Air(2代目 OS X El Capitan~)
- Dell デスクトップ(Windows 7 → 10)
- 自作デスクトップ(Windows 7 → 10)
- ASUS Windows タブレット(Windows 10)
- hp ノート(Windows 10)
- ドスパラモバイルブック(Windows 10)
- ASUS Chromebook(Chrome OS)
- Lenovo ThinkPad ノート(Windows 10)
- Huawei Matebook X ノート(Windows 10)
- TSUKUMO デスクトップ(6年間使いました Windows 10 → 11)
- Lenovo ThinkPad ノート(2代目 Windows 10 → 11 現在のサブ PC)
- Microsoft Surface Laptop Go2(Windows 11 現在のサブ PC)
- TSUKUMO デスクトップ(2代目 Windows 11 現在のメイン PC)
一応、本記事の内容を自信を持っておすすめするための証として、約20年の間にぼくが実際に所有して使用してきたパソコン(ブランド)を一覧にしてみました。
自分が所有した PC は計26台。
管理を任されている身内の PC や、初期設定を頼まれた友人・知人・クライアントの PC を含めると、実に50台以上の様々なブランドの PC を触ってきました。
ちなみに、これだけの PC を扱ってきたのに、Windows Vista は一度も所有したことがないのがポイントです(笑)
以下 Windows 歴約20年のぼくがオススメするパソコンブランド
デスクトップパソコンを買うならこのブランドがおすすめ
TSUKUMO(ツクモ)
現在、ぼくが主力として利用しているデスクトップパソコンのブランドは「TSUKUMO」です。この記事は、このパソコンから書かれています。
TSUKUMO は、秋葉原や少数ながら全国の大都市に実店舗を持つ BTO パソコンブランドで、 日本の会社です。インターネット販売にも力を入れており、ネットで最も批判の少ない BTO ショップと言われたこともある優良店です。
また、2009年に大手家電店のヤマダ電機に吸収され、子会社となったため、資金面で潰れる心配はないでしょう。
実際のパソコンについては、TSUKUMO の公式サイトから購入することができ、予算と相談しながら、かなり細かく自分好みの性能にカスタマイズして注文することが可能です。デスクトップパソコンでは、一押しのブランドです。
詳しくは別記事にて TSUKUMO パソコンを購入したレポートを投稿していますので、ぜひご覧ください。
マウスコンピューター
マウスコンピューター・・・テレビ CM に乃木坂46 やマツコ・デラックスさんを起用して話題になった国産の PC ブランドです。最近では、斎藤飛鳥さんが CM に起用されていますね。
パソコンのインターネット販売を中心に展開するブランドで、宣伝にとても力を入れている、パソコン業界の雄です。
マウスコンピューターのおすすめポイントは・・・
まず、ホームページがわかりやすく、買いたいパソコンを探しやすい点です。もちろん BTO パソコンブランドなので、予算と相談しながらカスタマイズ注文が可能です。
それから、丈夫なところもおすすめ。
マウスコンピューターのデスクトップも、TSUKUMO に負けず劣らずおすすめです。ノートパソコンもコストパフォーマンスに優れており、非常におすすめです。
マウスコンピューターに関しては、別記事でも詳しく紹介しているので、よかったら読んでみてください。
Dell(デル)
Dell は、企業のオフィスなどでもビジネス用としてよく導入されているので、皆さんも一度は見聞きしたことがあるのではないでしょうか? 有名なパソコンブランドです。
Dell は本社がアメリカにある米国のパソコンブランドですが、神奈川県川崎市に日本法人「デル株式会社」もちゃんとあります。
Dell のパソコンは、デスクトップとノートパソコン両方ともおすすめです。
特徴は、なんといってもデザインがスタイリッシュなことです。
ぼくが使っていた Dell のデスクトップは、ゲーミング PC だったのでちょっとゴツい印象がありますが(笑)、普通のデスクトップパソコンはシュッとしてお洒落です。
ノートパソコンも、カフェでドヤれる格好良さがあります(気になる方は公式サイトを覗いてみてください)。
TSUKUMO やマウスコンピューターほどカスタマイズはできませんが、あらかじめ様々な性能のパソコンがラインナップされているので、「初めから決められた性能を選ぶ」という点では、特にライトユーザーさんに優しいのかもしれません。
企業オフィスで採用されていることも多く、知名度も高いため、なかなかおすすめです。
ノートパソコンを買うならこのブランドがおすすめ
Lenovo(レノボ)
Lenovo のノートパソコンはとにかくキーボードが打ちやすく、特に文章をたくさん入力する方におすすめです。
また、公式サイトから購入すると、限定クーポンが使えて「高性能のパソコンを驚くほどお安く購入できる」というのが最大のメリットです。
Lenovo は北京に本社がある、いわゆる中華ブランドですね。それだけで嫌悪感を抱く方もいますが、Lenovo をバカにするのは愚の骨頂です。
IBM という名前は聞いたことがある方も多いと思います。実は、Lenovo はその IBM のパソコン事業部を買収して吸収しているので、IBM のビジネスパソコン技術がそのまま引き継がれています。
さらに、日本法人「レノボ・ジャパン株式会社」もあり、実際には、富士通の株式の 51%(2017年時点)を Lenovo が保有していたり、NEC と提携していたりします。
多くの人が「国産パソコン」と思っている NEC の LAVIE や、富士通の FMV などの生産を維持しているのは、実は Lenovo だったりするのです。
うちは夫婦で、現在進行形で Lenovo のノートパソコンを利用しています。
無骨なスタイルのものが多いため、好みが分かれるかもしれませんが、ビジネスや学生のレポート作成などでは、無類の強さを発揮する Lenovo ノートです。
また、こちらのリンク先「Lenovo セールページ」からは、30%~50% オフの激安お買い得パソコンが多数販売されています。欲しい性能のものがあれば、超お得なので、ぜひチェックしてみてください。
ASUS(エイスース)
ASUS のノートパソコンの特徴は「オシャレ」。Macbook のようなお洒落で可愛いパソコンが多くラインナップされていて、可愛いパソコンが欲しい女性に人気があります。
また、Windows タブレット PC のラインナップが豊富です。
薄くてオシャレなデザインのパソコンラインナップが多いことから、持ち運び重視のユーザーには特に人気があるブランドです。
ASUS は、台湾の台北市に本社があるパソコンブランド。日本法人「ASUS JAPAN 株式会社」があります。
ぼくは、ASUS も大好きで、好きがこじれて、台湾旅行の観光ルートに「ASUS 本社前まで行く」を組み込んだくらいです(笑)
HP(ヒューレット・パッカード)
通称「エイチピー」。アメリカのカリフォルニアに本社があるブランドで、日本法人「日本HP」もあります。
HP のパソコンは、企業オフィスのビジネス用パソコンとしてよく見かけるため、ご存知の方も多いのではないでしょうか?
パソコンブランドとしては老舗中の老舗で、歴史ある有名ブランドです。
HP のパソコンの特徴は「ビジネスとデザインの共存」でしょうか。ビジネスシーンでの使いやすさを損なわず、見た目も優れた「所有欲を満たせる逸品ノート」って感じです。
ASUS ほど豊富ではありませんが、かわいらしいノートパソコンもあります。
Lenovo ほどキーボードの打ちやすさに特化しているわけではありませんが、そこそこの快適さとオシャレさを兼ね備えたバランス型オールラウンダーといったところです。
Microsoft(マイクロソフト)
Windows の生みの親である Microsoft が販売しているのが「Surface(サーフェス)」シリーズです。いわゆる「Windows 純正パソコン」といったものです。
さすが純正という感じで、Windows と一番相性が良いパソコンです。
国産 PC と比べて余計なプリインストールアプリは少なく、Surface シリーズのすべてが画面タッチパネル対応で、他社ブランドと比較して群を抜いてタッチパッドの動きが良いです。
デザインも洗練されてお洒落。カフェでもドヤれます!
性能とデザインの両方が優れており、所有欲も満たされると思います。社会人や学生の持ち出し用、また初めての Windows パソコンとして選ぶのにおすすめです。
あとがき
掲載しているサンプル写真は、すべて私が現在所有しているパソコン、もしくは所有していたパソコンです。実際に使っていた人間の素直なおすすめをお伝えしています。
むしろ、インターネットからの方が良いパソコンを買えるんだぞ! というオタクの主張です(笑)
これからパソコンを買い換えようと考えている方の参考になれば幸いです。