KB?MB?MB?GB?パソコン、スマホ、USBメモリ、SDカードなどの容量を示す単位を理解していますか?
このファイルのサイズならこのUSBメモリには入るなど、データを示すデジタルの単位と容量を理解していないと間違ったものを購入したりうまく使えなかったりします。
今回は「パソコン・スマホ・USBメモリなどデジタル製品を正しく利用するためのデータサイズの単位や容量計算の理解度をおさらいしてみよう!」という内容でお送りします。
デジタルデータのサイズを示す単位は読めますか?
画像や音楽データ、文書ファイルに動画データなどなど、デジタルデータには必ず「そのデータがどのくらいの大きさか?」サイズを示す数値と単位が割り振られています。
KB、MB、GB、TB・・・見たことありますよねっ!
データサイズを示す数値と単位を確認することで、このファイルは USB メモリに保存できる、これは大きいので容量オーバーなどの計算が成り立つわけです。
では、以下データサイズ単位の読み方。
単位 | 読み方 |
B | バイト |
KB | キロバイト |
MB | メガバイト |
GB | ギガバイト |
TB | テラバイト |
現在一般的に使われているデータサイズを示す単位はこの5つです。小さい単位から大きい単位順に並べてあります。
データサイズを示す単位は距離と同じ計算で数値化できます
では、続いてデータサイズを示す単位に数値を当てはめてみます。
単位 | 数値 |
B | 1000バイト=1KB |
KB | 1000KB=1MB |
MB | 1000MB=1GB |
GB | 1000GB=1TB |
こんな感じで、データサイズを示す単位数値は距離と同じように計算できます。
因みに、半角英語1文字が「約1バイト」で日本語1文字は「約2~3バイト」です。
実のところコンピューターの計算方法は二進法なので、正確には「1MB=1024KB」のように若干数値にズレが生じます(人の数え方は十進法)。
しかし、普通に生活する分には、そんなこと覚える必要性はありません。上記の計算でざっくり覚えておけば OK です。
(チクチク重箱の隅をつついてくる人がいるので書いておきます)
ストレージにデータを保存するときの計算例
「320MB」の動画と「1.2GB」のバックアップファイル、「500KB」の画像ファイルが8個あります。総容量「2GB」の USB メモリに全部保存できるでしょうか?
- USB メモリの総容量は「2GB=2000MB」
- 動画「320MB」
- バックアップファイル「1.2GB=1200MB」
- 画像「500KB」x 8個=「4000KB=4MB」
全部 MB で計算すると合計「1524MB」。それを GB に変換すると「約1.5GB」です。
したがって、2GB の USB メモリには全部保存できます。
あとがき
今回は、デジタルデータには必須の単位と数値計算について紹介しました。
本ブログへのお問い合わせでも「256MB の大容量 USB メモリなのにバックアップができません」のような相談が来たりします。
256GB と 256MB を勘違いしているわけです。
デジタルデータは、数字が大きいからといって大容量とは限りません。必ず数字に続く単位を確認して、適切に判断してくださいね。