沖縄旅行も佳境に入ってきたこの日、昼食の後は「ひめゆりの塔 → 知念岬 → ニライカナイ橋を通り → 万座毛 → ホテルへ帰る」という計画を立て実行しました。
今回は、そのうちの「ひめゆりの塔 → 知念岬 → ニライカナイ橋」の観光レポートをお送りしたいと思います。
この観光ルートは、沖縄の南側海沿いの国道331号線だけでほぼ完結できる非常に効率の良いルートで、わかりやすく初めての沖縄旅行にもってこいです。
「ひめゆりの塔」沖縄戦で散った乙女たちの慰霊碑
ぼくらがひめゆりの塔を訪れた7月某日、修学旅行シーズンでもなく、平日ということもあり、慰霊の地を感じさせる静けさに覆われた雰囲気でした。
ひめゆりの塔がある、ひめゆり平和祈念資料館の敷地はちょっとした公園になっていて、ハイビスカスやユウナが咲いていたり、綺麗な場所でした。
ぼくらは、入り口の脇にある「献花販売所」で塔へ献花するための花を買い求めてから敷地ないへと足を進めました。
ひめゆりの塔は、沖縄戦末期に沖縄陸軍病院第三外科が置かれた豪の跡に立つ慰霊碑で、病院とは名ばかりのだたの洞窟。
ここに、ひめゆり学徒隊といわれる、女学生たちの多くが非業の最期を遂げたことから、戦後、鎮魂の為に立てられた慰霊碑です。
ひめゆりの塔の詳しくは以下をご覧ください。
慰霊碑には、今までに名前が判明された方々が刻印されています。
映像や写真で知ってはいましたが、ひめゆりの塔は「塔」といっても、こんなに小さいんだなぁと実物をみて改めて感じました。
ぼくも同じ日本人として、献花をして手をあわせていきました。因みに韓国人の妻も「若い女性たちが戦争の犠牲になったのは、国なんか関係なしに悲しい。戦争って本当に嫌だね」と手を合わせてくれました。
献花と祈りをすませ、ひめゆりの塔をから先の「ひめゆり平和祈念資料館」へと足を運びました。
ここはね・・・すごいよ。
犠牲になったひとりひとりの遺影が壁一面に並び、沖縄戦の悲惨さを写真と映像、言葉で詳細に説明してあり、まぎれもなく “ここで起こった” リアルな出来事だと実感させられるとともに、「何か心に刺さらずにはいられない」そういう場所でした。
ここは日本人なら一度は訪れて欲しい場所のひとつかもしれません。
ひめゆり平和祈念資料館の情報
- 名称:ひめゆり平和祈念資料館
- 住所:沖縄県糸満市字伊原 671-1
- 電話:098-997-2100
- 時間:9:00~17:30
- ホームページ(糸満市)
「知念岬」上から下までコバルトブルーの絶景大パノラマ
ひめゆり平和祈念資料館から、国道331号線をひらすら東に40分ほど車を走らせると在る、空と海の絶景大パノラマが臨めるビュースポット「知念岬公園」があります。
これ、すごくないですか? 見渡す限りコバルトブルーの空と海だけという。
知念岬公園の手前にある「知念体育館」から先に広い駐車場があり停めることができます。また、トイレは体育館のものが使えます。
知念岬はパラグライダーのプレイスポットとしても有名らしく、この日もパラグライダーをやっていました。ん~気持ちよさそう!
知念岬公園の情報
- 名称:知念岬公園
- 住所:沖縄県南城市知念久字手堅 523
- 営業時間はありません24時間はいれます
- 週末は混むらしいです
「ニライカナイ橋」ドライブしながら景色を楽しめる
知念岬から帰路につく際、そのまま国道311号線で恩納村方面へ走ると通ることになる大きな橋「ニライカナイ橋」。
空に向かって昇っていく感じで車は走ります。横を向けば美しい青い海と空が広がり、ドライブビュースポットとして人気なのがわかります。
橋を上り終えたところの脇に車を停めて、展望台まであるくと、空と海とニライカナイ橋を一望することができます。
橋を上って下ってを両方試してみたのですが、個人的に上りの方が良かったです。レンタカーがあるならとりあず行っておきたいスポット「ニライカナイ橋」です。
ニライカナイ橋の情報
- 名称:ニライカナイ橋
- 住所:沖縄県南城市 知念吉富
- 24時間無料で通行可能
あとがき
今回は、ひめゆりの塔から知念岬、ニライカナイ橋まで駆け足で紹介しました。これから沖縄旅行へいかれる旅人さんのいち参考になれば幸いです。
次の記事では「沖縄のベスト夕焼けスポット “万座毛”」を紹介します!
※当ブログに掲載されている画像は引用・出典・転載禁止です。