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LINE通話は無料なの?電話回線とどう違う?着信側もデータ通信容量を消費するのはなぜ?

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LINE 通話便利ですよね。電話回線での通話は通話料がかかるけど、LINE通話はいくら話しても通話料がかからないですもんね・・・

でもね、ちょっとまってくださいっ!

実は、LINE 通話って厳密には無料ではないのです。

 

LINE 通話はたしかに電話回線の通話料がかかりませんが、その代りにデータ通信量を(ギガを)消費しているんですよ!

今回の記事内容

今回は「LINE 通話って無料じゃないの? いつも着信側なのに通信量が減るんだけど? なんでなの??」という内容でお送りします。

LINE 通話と電話回線通話の違い

電話回線で通話をした場合

LINE 通話と電話回線通話の違い

電話回線で通話をした場合は、発信側だけに通話料が発生して、着信側には通話料が一切発生しません。固定電話(家電)と同じですね。

この仕組みは周知のこと。

たとえ1時間の長電話をしたとしても、着信側には通話料が1円たりとも発生しません。

LINE の音声通話機能で通話した場合

LINE の音声通話機能で通話した場合

LINE 通話は電話回線ではなく、インターネット回線を利用して通話する仕組みです。LINE 通話や類似のサービスを「インターネット通話」なんて言いますね。

LINE 通話は自分が契約しているデータ通信容量を消費して音声通話をするわけです。

インターネット接続はデータを発信しても受信しても双方どちらでもデータ通信します。

例えば LINE でメッセージを受信しても送信しても両方ともで自分のデータ通信容量が減るわけです。

LINE 通話もインターネット接続して通話するわけなので、LINE 通話を発信した側も着信した側も送受信しあっている状況ですから、どちらも同じだけデータ通信量を使います。

LINE 通話は電話回線での通話のように着信側が無料ではないので間違えないでください

LINE 通話は発信側も着信側も双方でお互いにギガを消費して通話します。

着信側もデータ通信容量(ギガ)が減ることをお忘れなきよう。

例外:LINE Out は別もの

LINE には、LINE Out という LINE アプリを使って一般の電話番号へ(固定電話など)電話をかけられるサービスがありますが、LINE 通話とは別の有料サービスです。

 

LINE Out でかけた電話は、発信側はデータ通信でギガを使って発信しますから LINE 通話と同じです。しかし、着信側は一般電話回線と同じ扱いになるのでギガも通話料も発生しません。LINE Out にかかる負担は全て発信側となります。

LINE 通話が無料だと勘違いしている人が陥る悲しい出来事

  1. 毎日のように LINE 通話で長電話やビデオ電話を行った結果、まだ月頭にもかかわらず契約しているデータ通信容量を超過してしまった。
  2. 毎日のように LINE 通話で長電話やビデオ電話を行った結果、家族でデータ通信容量をシェアするサービスに契約していたため、ひとりで家族の容量を全て使い潰してしまった。

どちらも余計な出費を重ねてしまう不幸にみまわれます。

因みに、ドコモの場合は、1GBの追加データ通信容量で 1000円 かかります。

LINE 通話はどれくらいのデータ通信容量をつかうの?

LINE 通話はどのくらいのデータ通信容量を使うのか「目安」を掲載します。

1分間通話をしたらどれくらいの容量を使うのか?

LINE 無料音声通話のデータ通信量目安

無料通話時間 データ通信量
1分 0.3MB(300KB)
10分 3MB
30分 9MB
1時間 18MB

LINE ビデオ通話のデータ通信量目安

無料通話時間 データ通信量
1分 5.1MB
10分 51MB
30分 153MB
1時間 307MB

LINE モバイル公式ページより抜粋しました。

※データ量を表す単位「1000KB=1MB / 1000MB = 1GB」です。

1GB のデータ通信容量でどれくらい通話できる?

無料通話 約55時間
ビデオ通話 約3時間

※大体の目安です。実際の利用環境や状況に左右されますのであくまで平均値。

スマートフォンでは、LINE だけデータ通信するわけではありません。

ブログを読んだり調べ物をしたり、他のアプリを使ったりと様々にデータ通信をするわけなので、実質はこの表の数値以下の通話時間になるのは明白です。

特にビデオ通話は大量のデータを消費するので、携帯電話会社で契約のデータ通信での接続はおすすめできません。すぐ超過しちゃいますよ。

データ通信容量を一切気にしないで LINE 通話をする方法

その1:スマホを Wi-Fi 接続させて通話をする

Wi-Fi

端末を Wi-Fi 接続すれば、データ通信容量を一切気にすることなく、LINE 通話・ビデオ通話が何時間でも楽しめます。

Wi-Fi 接続した LINE 通話なら、例え海外への通話でもお金やデータ通信量を全く気にせず通話することができます。もちろんビデオ通話でも同じくです。

Wi-Fi って何? Wi-Fi の仕組みは? については別記事で詳しく掲載しています。

その2:「LINEMO(ラインモ)」を使う

LINEMO プラン

ソフトバンクと LINE がタッグを組んで登場した、ソフトバンクの新プラン「LINEMO / ラインモ」です。

LINEMO は、LINE モバイルの機能を世襲しているので、LINE にかかるデータ通信量が一切かからないという特性があります。

また、あまりデータ通信はしないけど、LINE だけは多く使うというユーザー向けに超お得な「月額990円 / 3GB」のミニプランが用意されています。

ここがポイント!

LINEMO ギガノーカウント

 

LINE 通話・ビデオ通話・トークに写真・動画送信などなど、LINE を利用して発生するデータ通信は一切無制限です。あと、当月中にデータ通信容量を使い切ってしまったとしても LINE だけは普通に使い続けられるという他社にはないメリットがあります。

データ通信容量「20GB / 2,728円 / 月」と「3GB / 990円 / 月」の2つのプランがあって、どちらのプランも LINE で発生するギガは全て無制限の使い放題と超お得。

この「LINEMO」を利用すれば、Wi-Fi 接続ができない外出時でも、いつでもどこでもデータ通信容量を気にせず LINE 通話が利用できます。

以下の公式サイトに詳しいことが記載されていて、そこから簡単に申し込みもできます。LINEMO はインターネット上からでしか申し込めないのでご注意ください。

あとがき

ぼくの周りにはちょっと LINE 通話の仕組みを勘違いしている人がいるので、今回の記事を書いた次第。

LINE 通話は純粋に無料というわけではありません。電話回線での通話と違い、LINE 通話は着信側にも負担が発生するので間違えないようにしてください。

LINE通話を完全無料にするには条件があるということを気に留めて、計画的に利用するようにしてくださいねっ!