ぼくは、今まで高性能から低性能まで様々な Android タブレットを使ってきましたが、こと “タブレット” に関しては Android 性能が悪すぎます。スマホだとあんなに良い動きなのに、なんでタブレットだとこんなにもっさりするのかなぁ・・・と不思議。
そんな動作不満から、Androidタブレットに見切りをつけて、タブレットのみ iOS を導入することにしました。
低コストで高性能なタブレットが欲しい方には iPad 大変おすすめできるということを暑苦しく語ってみます。
目次
iPad(9.7インチ)の性能や特徴
Apple製品は残念ながら値下げがほとんどありませんし、買うなら絶対に新品をAppleストアから買うべきです。それが一番間違いないですし、長く使えます。
今回紹介する「iPad(9.7インチ)」のスペックと価格
iPad は性能的に iPhone 6s と同等くらいなので比較表で紹介します。大きさ違いの iPad mini4 もついでに比較対象にいれておきます。
iPad | iPhone 6s | iPad mini4 | |
液晶サイズ | 9.7インチ | 4.7インチ | 7.9インチ |
解像度 | 2048x1536 | 1334×750 | 2048×1536 |
CPU | Apple A9 / M9 | Apple A9 / M9 | Apple A8 / M8 |
メモリ | 2GB | 2GB | 2GB |
ストレージ | 32GB 128GB | 32GB 128GB | 128GB |
前面カメラ | 120万画素 (F2.4) | 500万画素 (F2.2) | 120万画素 (F2.2) |
背面カメラ | 800万画素 (F2.4) | 1200万画素 (F2.2) | 800万画素 (F2.4) |
バッテリー容量 | 7306mAh | 1715mAh | 5124mAh |
カメラ性能だけ iPhone 6s に遅れをとっていますが、iPad 数字上でもなかなか性能良しです。
iPad の価格は・・・
- Wi-Fi 32GB・・・37,800円
- Wi-Fi 128GB・・・48,800円 / 45,800円
- cellular 32GB・・・52,800円
- cellular 128GB・・・63,800円 / 60,800円
※価格は税抜きです。128GBの右側の価格は iPad mini 4 です。
因みに、ぼくの iPad は128GBのcellular(SIMフリー)モデルです。
とまあ、数字上の性能を表記してみましたが、ぼくは今まで iOS系はほとんど使ってこなかったので今いちピンときません。
以下から、実際に使ってみて「これはっ!」と思ったことを書いてみます。
実際に iPad を使ってみて感じたこと
特に今まで使っていた同スペックくらいの Android タブレットと比べて iPad にして良かったと感じた部分をいくつか挙げてみます。
バッテリーが存外保つね
沖縄旅行へ iPad を持っていって、レンタカー内で一日中 TUBE 流して(もちろん iPad のスピーカから音は出してます)、 Google マップのナビをガンガン利用していたのですが、夕方ホテルに帰ってバッテリーをみると70%弱とまだまだ元気いっぱいでした。
音楽ってバッテリーあんまり使わないのかな? とにかくバッテリーが良く保つと感じました。(まあ、Android も端末によっては非常に保ちが良いものがあるので一概にはいえませんが・・・)
4:3のディスプレイは読書しやすい! 特に雑誌や参考書ね
今まで Android の8インチと10.1インチを使っていました。Androidタブレットの多くは 16:9 画面と細長く若干読書がし難く、特に雑誌や参考書が読みにくかった。
それに比べて iPad は 4:3 なので特に雑誌・参考書が読みやすい!! 9.7インチの大画面も手伝って本当に読みやすいです。PC作業中に参考として脇に置いておくのにも最適です。
アプリ利用時の動作が良い(特にブラウザ)
同スペック帯のAndroidタブレットはアプリ利用時の動作がもっさりすることが多かったのですが、iPad の動作は非常に軽快でヌルヌルと動きます。特にブラウジングでの縦スクロール時にはほとんど引っ掛かることが無く快適そのものです。
これはAndroidタブレットにぜひ見習って欲しいと思いました。メモリもCPUも似たようなもんなのになぜここまで差がでるのでしょうか。
ディスプレイ表示が美しい
ぼくは、デジカメで撮影した写真を、Amazonプライムフォトへ入れてタブレットで閲覧したり、そこから直接 Instagram へシェア投稿します。iPad は、画像をチェック時に、表示される写真がとても美しいのでうっとりします。
また、家族で旅行写真を一緒に観るのにも 9.7インチ画面は大きくて素晴らしいです。
LINEがスマホと同じアカウントを使えること
LINEがスマホで使っているアカウントと同じものが使えます。これはAndroidタブレットにはマネできない iPad のスペシャルアドバンテージです!!
逆に iPad が Androidタブレットに劣っていると感じる部分
iPad が今まで使っていた Android タブレットより劣っていると感じる部分。
戻るボタンをください
iPad でブラウザの戻るは、左上の「戻る矢印」タップか左からスワイプをして戻ります。1つ前に戻るボタンが見当たらないアプリなんかでは目も当てられません。
ひとつ前に戻りたいことって結構あるんですが・・・。
その点Androidタブレットは、どんな機種でも戻るボタンが左右どちらか下に必ずあって便利です。これ結構大事だと思うんだけどな・・・。
せめてホームをもうちょっとだけ好きにカスタムさせてください
Android をずっと使ってきたぼくとしては、iOS のホームに常に散らばってるアイコンたち。正直「だらしない」と感じます。
一応使わないものは「フォルダ」としてひとまとめにできますが、結局そのフォルダもホームに放置されたままです。
Androidはホームより一段下のレイヤーにアプリ格納庫的な場所があり、そこから自由にアプリアイコンをホームへ出し入れできます。
せめて iPad もそれができれば良いんだけどな・・・きれいに整っているようで、整理はできないだらしないと思う iOS ホーム。
iTunes はいらなくね?
ファイルやフォルダの転送をAndroidのようにUSBメモリのようにできたら 100点 なんだけどな~と思います。それできれば、他のデメリットを帳消しにできるくらい良いです。
とにかく iTunes がわずらわしいですが、我慢して使っています。
総合的には iPad が Androidタブレットよりも上かと
iPad を1ヶ月使った感想としては、現状、Androidタブレットよりも総合的に上だと感じました。同じくらいの性能帯だと Androidタブレットの方が1~2万円くらいは安いのですが、iPadの方が動きが断然良いので少し高くてもお釣りが来ます。
因みにひとつ前の iPad Air 2 は「16GB / Wi-Fiモデル」で53,800円でしたから、今回紹介の iPad は、同スペック帯のAndroidタブレットよりは高いとはいえ、過去の Appleタブレットの歴史では類をみないコストパフォーマンスということになります。
また、ひとつ前の iPad Air2 は 2014年に発売されましたが、まだまだ現役で利用しているのを多々みかけます。したがって、本 iPad だって大事に使えば3年先だって使えていることでしょう。
考えようによっては、最低3年つかえて、Androidタブレットより性能がよくて、3万円台(Wi-Fiモデル)ならコスパが超良いのではないでしょうか。
これからタブレット端末を購入しようかと考えているなら、「できるだけ安いもの」ではなく、今後数年ストレス無くしっかり使えるものを選んでください。
今回紹介の iPad はしっかり使えるタブレットの中ではかなり格安じゃないでしょうか。
あ、iPad でお絵描きがしたいと思っている方は、結構お高目ですが「iPad pro」を買ってくださいね。今回紹介の iPad にはお絵描き機能はありませんのであしからずです。
iPad の購入は Appleストアからが良いです!