日頃Googleアナリティクスをチェックしていると、平均ページ滞在時間が0分0秒が必ずあります。ページを訪れた方が一瞬で離脱してしまうからなのでしょうか?少し不安になりますが、安心してください!原因はGoogleアナリティクスの仕組みにあります。
今回はそんな話です。
平均ページ滞在時間が 00:00:00
Google Analytics をチェックしていると毎日のようにみかける平均ページ滞在時間「00:00:00」という数値。一瞬で離脱されるほど自分の書いた記事がいたらないのか?と悲観したことはないですか?
ぼくはブログを始めたばかりの頃にこれを見て悩んじゃいましたw
でも、安心してください!大体の0分0秒は、一瞬で離脱されたわけではなく、Googleアナリティクスの仕組みの問題なのです。
ページ離脱と滞在時間算出の関係
画像の2番めのページをみると、ページビューは「7」です。滞在時間が「0分0秒」です。7回も開かれているのに7回とも一瞬で離脱されているのか・・・と、これだけをみると正直凹みます。
しかし、Googleアナリティクスは実は以下のようにページ滞在時間を計算しています。
訪れた最初のページから(同じURL内の)他のページを開くまでの時間の差を滞在時間としています。したがって、そのページだけを読んで離脱されてしまった場合には差が発生しないので「00:00:00」となるわけです。
例で説明すると・・・
- 20時にAページへ読者が訪れます(20:00)
- 更にその読者は20時4分にBページを読み始めます(20:04)
- 更に20時10分にはCページを読み始めました(20:10)
- 20時12分、その読者はブログを離脱しました(20:12)
普通に考えると、
- AページとBページの差は「4分」なのでAページの滞在時間は4分。
- BページとCページの差は「6分」なのでBページの滞在時間は6分。
- Cページはブログ離脱までの差は「2分」なのでCページの滞在時間は2分。
となると考えるのですが、Cページに関してだけは「次が自分のURLではないので、Googleアナリティクスはカウントができない」のです。
したがって「Cページは実は2分読まれていても滞在時間は0分0秒」となります。
- そのページだけしか読まれずに離脱された
- いろいろ読まれたけどこのページが最後
このような場合に起こる0分0秒です。
平均ページ滞在時間が 00:00:00 の場合は離脱率をみると「100%」になっているのでこの現象で間違いありません。
・・・まあ、もちろん本当に一瞬で離脱されている可能性もありますよっ!!そこは、日々のデータや記事の質などを加味していただいて判断してくださいね!!
まとめ
当ブログのように雑記ブログでハウツー主体だと、「その記事だけ読めれば満足」という読者さんも多くなるので、0分0秒多発します・・・。
というわけで、今回は「Googleアナリティクスの平均ページ滞在時間が0分0秒」になる現象を紐解いてみました。