Android スマホを使っていて・・・
- 動作が遅くなった(カクカクしたり)
- しょっちゅうフリーズする
- 突然アプリが起動しなくなった
- 突然ブラックアウト
- 頻繁な再起動
突然このような症状が出るようになった。
ユーザー
昨日まで普通に使えていたのにどうしちゃったんだろう? 故障??
それ、もしかして「本体内部ストレージの容量の空きが不足していませんか?」。
今回は「Android スマホは本体内部ストレージの容量の空きが不足していると様々な不具合がおきます!」という内容でブログします。
目次
Android 端末の内部ストレージは限界まで使わないこと
スマホの本体内部ストレージをギリギリまで使うのはアウト
Android スマホは、「本体内部ストレージは 0GB になるまで使用できる」と勘違いしているユーザーさんって結構いるんじゃないでしょうか?
実は、Android スマホの本体内部ストレージは、0GB になるまで…容量限界まで使用するのは NG です。
必ずある程度のストレージ空き容量を確保しておかなければならないのです。
内部ストレージ容量の空きを確保しておかなければならない理由
理由①「キャッシュ」
スマートフォンはアプリや端末の動作情報を「キャッシュ」にするという方法でデータ化して自動保存します。そのキャッシュデータをうまくつかって、アプリを速く起動させたり、ウェブページを速く表示させたりしています。
例えば、LINE のトークデータは、キャッシュデータがない場合、1回1回すべてのトークデータをネット接続して読み込まなければなりません。表示まで時間がかかります。
しかし、キャッシュがある場合、1度読み込んだデータは、キャッシュに保存されるので、次回からすぐにトークを表示させることができるようになります。
など、このようにスマートフォンは「キャッシュ」を「内部ストレージに自動保存」して、端末を効率的に動かしています。
キャッシュは自動保存なので、内部ストレージの空きが無く、キャッシュ保存ができなければ、スマホの動きが悪くなることは明白です。
したがって、「Android 端末の内部ストレージは限界まで使わない」で、余剰をいくらか残しておかなければならないのです。
理由②「更新ファイルデータの一時保存」
Android OS は、定期的にセキュリティプログラムなどの更新を行っています。
そういったプログラムデータをダウンロードして、インストーラーを一時的に内部ストレージに保存してから端末のアップデートを行います。
しかし、内部ストレージに空きがなければ、大切な更新は出来ないことになりますから、端末が危険にさらされたり、バグが修正されなかったりと良いことはありません。
まだ他にも理由はあるかもしれませんが、ここでは理由をふたつ。
Android 端末の内部ストレージは、自分で保存したデータ以外でも利用されています。
キャッシュなどで使うための内部ストレージ空きがなければ、容量マイナスはありえませんので、その代わりスマホの動きが著しく悪くなったり、アプリが起動しなかったりなどの不具合が起きるようになるわけです。
本体内部ストレージ容量の空きが少ないと起きる症状
本体内部ストレージの空きが少ないと発生する症状をいくつか挙げます。
- 動作が遅くなった(カクカクしたり)
- しょっちゅうフリーズする
- 突然アプリが起動しなくなった
- 突然ブラックアウト
- 頻繁な再起動
- 空き容量低下のポップアップがしょっちゅう出る(うざい)
総じてスマホ動きが悪くなるという感じです。
本体内部ストレージは最低でも 1GB は残しておこう!
Android スマホの本体内部ストレージは、「最低でも 1GB は残しておこう!」
ただ、端末へインストールしているアプリの量によっては、1GB では足りないこともあるかもしれません。
・・・欲を言えば「3GB」ぐらいは残してストックしておくことをおすすめいたします。
どうしても無理ならとりあえず最低 1GB は常にストックしておいてください。とりあえず、1GB を切っている状態は「容量なし」と同じことと思ってください。
Micro SD カードと本体ストレージの容量は別物です
SD カードと本体内蔵ストレージの保存領域について勘違いされるケースがあります。
ユーザー
内部ストレージが足りないっていうけど、SD カードの容量は沢山空いているのになんで足りないの? おかしくない??
内部ストレージが足りなくなっても SD カードの容量には空きが沢山あるから大丈夫! という勘違いです。
Android のプログラムを司るシステムに関するデータ保存領域を、SD カードで肩代わりすることはできません。
いかに SD カードの保存領域に空きがあろうとも、通常 Android スマホを動かすためのデータは内部データだけにしか保存できません。
Micro SD カードを追加しても、本体内部ストレージが増えたことにはならないので勘違いしないようにしてください。本体内部ストレージを増やすことはできません。
あとがき
今回は、「Android スマホの本体内部ストレージに空きがないと、スマホが動作不順になるよ! 必ずストレージには余剰を残しておこう」という内容でお送りしました。
本体内部ストレージの空きが少ないのであれば、ぜひ保存データやアプリを整理して空きを作ってくださいね。
最近はアプリのデータ量も増えてきましたし、ゲームなんかはキャッシュをいっぱいつかいます。タブレットならまだしも、毎日使うスマホの内部ストレージ量が「16GB」はちょっともう少なすぎて無いですね・・・。
予算の関係もあるでしょうけど、毎日使うスマホを快適に使うためにも、機種を選ぶ際には、本体内部ストレージ量が多いものをチョイスすることをおすすめします。
具体的には、2020年春段階ですと「32GB 以上」ですかね。安いからと「16GB」を選ぶのは本当におすすめしません。
20GBの大容量と格安月額の
スマホプラン『ahamo』
NTT ドコモが提供する新格安プラン「ahamo」。容量たっぷり 20GB と国内通話5分間無料が付いて月額3,000円以下の「2,970円(税込)」。他の2キャリアは国内通話5分間無料はオプション追加なので、通話もする方には ahamo がおすすめです。申し込みはインターネットから(店頭申し込みは有償サービス)。