僕の Windows 11 の色設定(ライト・ダークモード)は、「タスクバー」や「スタートメニュー」はダークモード、それ以外のウィンドウはライトモードになるように「カスタム」モードで設定しています。
どうも全体をダークモードにすると目がチカチカしてしまうので苦手です。
作業領域はライトモードの方が見やすく、Windows 10 の頃から「タスクバーとスタートメニューはダーク、ウィンドウはライト」というのが僕の鉄板設定になっています。
ところが先日の夜から、勝手にダークモードに切り替わってしまうようになりました。個人用設定で何度カスタムモードに戻しても、数秒後にはまたダークモードに切り替わってしまうという不可解な現象に見舞われたのです。
筆者
これはバグなのか?
もしかして、25H2 に更新した影響なのか?
焦って再起動したり、ネットで原因を調べたりしましたが、なかなか改善されず……。最終的にやっと突き止めた原因は「PowerToys」の更新でした。
【Windows 11】勝手にライト・ダークモードに切り替わってしまう原因は PowerToys の更新が原因だった
PowerToys に新規追加の「Light Switch」が原因でした
Windows 11 の色モードが勝手に「ダークモード」に切り替わってしまう原因は、PowerToys をバージョン 0.95.0 に更新した際に新たに追加された「Light Switch」機能でした。
PowerToys の更新完了と同時に、この Light Switch が自動的に有効化され、更にライトモードとダークモードの切り替え時刻が自動で設定されていたため、勝手にダークモードへ切り替わってしまっていたのです。
そのため、Windows 11 の色モードをどれだけライトやカスタムに変更しても、Light Switch 機能の設定が優先され、数秒後には再びダークモードへ切り替わってしまうという現象が発生していました。
筆者
新機能が導入されるのは全然かまわないんだけど、勝手に有効化されるのは本当に勘弁してほしい!
マジで PC がバグったのかと思って焦ったし、一瞬「システム修復か初期化か…」って頭をよぎったよ。
Light Switch を無効化したら解決しました
PowerToys の最新アップデートで追加され、勝手に有効化されていた「Light Switch」機能を、PowerToys の設定画面からスイッチをクリックしてオフにしたところ、勝手にダークモードへ切り替わってしまう問題は無事に解消されました。
あとがき
今回、僕が遭遇した PowerToys の新機能「Light Switch」による「勝手にダークモードに切り替わって戻らなくなる問題」は、検索してもまったく原因がヒットしなかったので、同じように焦っている方の一助になればと思い、記事にした次第です。
いや、これには本当に意表を突かれました。