サウンドバーとは?
テレビの前に置く横長のバータイプのスピーカーのことで、スピーカーを何台も置くタイプのホームシアターシステムと異なり、すっきりと置けるのに大迫力のテレビ音響を楽しめると、最近注目を集めている音響機器のことです。
先日、5月に発売されたばかりのヤマハのサウンドバー「SR-B20」を購入しました。
SR-B20 は、テレビの横幅と同じぐらいのサウンドバーで、コンパクトサイズでありながら 5.1ch サラウンドに対応している優れもの。
自宅に居ながら映画館みたいな音響で映像作品を楽しむことができました。
今回は『置く場所すっきりなホームシアターシステム。5.1 ch 対応のサウンドバー「ヤマハ SR-B20」を購入』したので実際に使ってみた感想を紹介します。
目次
ヤマハのサウンドバー「SR-B20」
ぼくが今回購入したのは、ヤマハのサウンドバー「SR-B20」です。テレビの前にすっきりと配置できるシンプルデザインの省スペース型 5.1ch サラウンドスピーカー。
サウンドバー「SR-B20」を購入した理由
キタムラ
コロナ禍でなかなか映画館にも行けないし、自宅のリビングで迫力のある音声で映画観賞でも出来たらなぁ~、でもスピーカーをゴテゴテと置くスペースもないし、何か良い商品はないかな?
そういう流れから探してみつけたのが、このサウンドバー「SR-B20」でした。
以下で紹介しますが、価格と機能面がちょうど良いお手頃な感じだったことも購入の決め手となりました。
ヤマハ SR-B20 の簡単な仕様(スペック)
アンプ最大出力 | フロント L/R:30W×2 サブウーファー:60W |
スピーカーの数 | 6スピーカー サブウーハー2基 |
入力端子 | 光デジタル×2 USBポート×1(アップデート用) |
出力端子 | HDMI×1(ARC対応) サブウーファー×1 |
対応フォーマット | PCM/Dolby Digital DTS Digital Surround MPEG-2 AAC ※PCM2chまで それ以外は5.1ch まで |
モード | 4種類の サラウンドモード |
Bluetooth | 対応(Ver 5.0) 最大通信距離10m |
消費電力 | 25W(待機 0.2W) |
外形寸法 | 910W×53H×131Dmm ※壁掛け設置時スペーサー含 910W×131H×62Dmm |
重量 | 3.2kg |
付属品 | 本体 リモコン 光ケーブル 電源コード 壁掛け用テンプレート 壁掛け取付用スペーサー 説明書 |
価格 | 2万円台 |
もっと詳しい仕様は公式ページをご覧ください
実際にテレビ台などに設置するときの幅(サイズ)
SR-B20 をテレビ台などに設置したときの横幅サイズなのですが、本体の全長は 91cm ですが、本体裏側に滑り止めの役割の左右「ゴム足」部分が置ける幅であれば問題なく設置することができます。
ゴム足からゴム足までの長さは「74cm」なので、テレビ台の幅が 91cm に足りなくても、74cm よりも大きければ SR-B20 を設置できます。
ヤマハ サウンドバー「SR-B20」の特徴や外観を写真で紹介
SR-B20 の付属品は、本体 / 光ケーブル / リモコン / 電源コード / 取扱説明書 の計5点。個人的には、光ケーブルではなく HDMI ケーブルを付属して欲しいと思いました。
しかたがないので、Amazon Basics の HDMI ケーブルを別途購入しておきました。
サウンドバー本体の大きさは幅 91cm です。
参考になるのかはわかりませんが、対比として缶コーヒーを並べてみました。
本体を覆っているのは、細かい編み込みのメッシュ素材です。硬めの布って感じです。
本体のセンターにあるのはコントロールパネル。ボタン兼インジケーターランプです。このパネルを押すと電源が入ったり、モードを切り替えたりとアナログ操作ができます。
背面にはくぼみがあって、そこに入出力ポート各種があります。
堅いコードの差込口部分が本体に収納される形になり、柔らかいコード部分が本体よりも外側に出てくるように配慮された作りになっていて、設置時にとても助かります。
電源コードは取り外しができるスタイル。これも好ましいポイント。
底面には、壁掛け取り付け用のひっかける穴があり、壁掛けにも対応しています。
アナログリモコン。SR-B20 の基本的な操作が行えます。
スマホアプリ「Sound Bar Remote」を端末にインストールしてアプリを起動すると、自動で近くのヤマハサウンドバーを探して自動接続してくれます。
わりと見やすいレイアウトで、視覚的にスピーカー音の調整が行えるので、リモコンを使うよりも、こちらのアプリを使ったほうが設定しやすいです。
Sound Bar Remote
Yamaha Corporation無料posted withアプリーチ
アプリは Android OS 9.0 / iOS13 以上がインストールされたスマホが対応しています。
付属のスタートアップガイドが意外とわかりやすかったので、設置やその後の設定はこのガイドを読めば特に迷うこともないと思います。
実際にテレビ台に設置してみた写真です。テレビは43インチ。
この大きさで、スピーカー6発、サブウーファー2基搭載しているのですから驚きです。
Amazon Fire TV Stick での映画鑑賞がめちゃくちゃ捗ります!!
SR-B20 の良かったところ悪かったところ
SR-B20 の良かったところ
- 他社製多くのサウンドバーは 2.1ch だがこの商品は 5.1ch だということ
- テレビのスピーカーと比べれば一目瞭然。何倍も大迫力の音になる
- サブスクの 5.1ch 扱いの映画の人物の声が大変聴き取りやすい
- テレビ番組(ドラマなど)の人物のセリフもとても聴き取りやすくなる
- テレビの前にすっきり配置できる省スペースな本体サイズ
- Bluetooth スピーカーとしても使えるのでスマホの音楽を流すこともできる
- Bluetooth 接続の感度はとても良い
- スマホアプリと連動していて、スマホ画面で音の調整が視覚的に行える
- ARC 対応なので、接続したテレビの電源を切ると SR-B20 も一緒に電源オフ
- ARC 対応なので、テレビとの接続ケーブルは HDMI 1本だけで済む
SR-B20 の悪かったところ
- リモコンもあるのだが、絶対にスマホアプリ操作の方が使いやすい
- リモコンでの音量上下はテレビにゲージはでるが数値が出てくれない
- 正確な音量数値を知るためにはアプリが必須
- スマホアプリは Android OS 9.0 以降の端末じゃないと使えない
- 光ケーブルではなく HDMI ケーブルが付属していて欲しかった
よりコンパクトなサイズの省スペース型「SR-C20」もある
今回ぼくが購入した「SR-B20」よりも更にコンパクトサイズのサウンドバー「SR-C20」が同じヤマハから販売されています。
今回紹介の「SR-B20」は横幅 91cm なのですが、コンパクトサイズの「SR-C20」は横幅がなんと 60cm という省スペース型。
少し出力は下がりますが、こちらも 5.1ch サラウンドに対応しています。
6~8畳ぐらいの部屋で、迫力のある映画視聴やゲーム BGM などを楽しみたいユーザーさんにおすすめできるサイズ感です。
ヤマハ サウンドバー「SR-B20」の総評
ネットでこういった機器のレビューを見ると、やけに評論家きどりやわがまま系の辛辣な言葉をかかれていたりしますが、個人的に、この SR-B20 については・・・
キタムラ
テレビ内蔵のスピーカーよりも何倍も迫力ある音で楽しめるじゃん? 何がそんなに不満なの? 十分すごいじゃん? ぼくは結構満足しているけどなぁ
と思っています。
ヤマハ「SR-B20」は、十分に良質なサウンドバーだというのが、ぼくの総評です。
ぼくみたいに音質にはあまりこだわりのないユーザーでさえわかるレベルで、高音・低音の広がり、音のクリアさなどが良くなるんです。
2万円という金額に十分見合う性能じゃないでしょうか。
テレビ(特に映画)の音声が聴き取りづらい、もう少し迫力のある音で映画やテレビ番組が視聴したいなど、テレビの音改善には「SR-B20」かなりおすすめです!
以上、気軽なホームシアターシステム「SR-B20」の紹介でした。
ぼくが今回購入したのは、ヤマハのサウンドバー「SR-B20」です。テレビの前にすっきりと配置できるシンプルデザインの省スペース型 5.1ch サラウンドスピーカー。