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Chrome アカウント同期の「一時停止中」が消えない場合の対処方法

Chrome アカウント同期の「一時停止中」が消えない場合の対処方法

パソコンで Chrome に Google アカウントを入力して同期させたあと、次に Chrome を起動させた時にアカウントが「一時停止中」になってしまうことがあります。

Chrome アカウント同期が一時停止中

その後、何度ログインをやり直しても、Chrome を起動する度に「一時停止中」になる…

何度も何度もログインしては一時停止中を繰り返す・・・イライラしますよね。かなり神経を逆なでしてくれちゃう不具合だと思います。

  • 今回は『Chrome アカウント同期の「一時停止中」が消えない場合の対処方法』を紹介します。

ネット検索で調べてみると多くはこのやり方じゃない?

ネットで「Chrome アカウント同期の一時停止中が消えない不具合」を検索してみると、検索結果のほとんどは以下のやり方ばかりじゃないでしょうか?

  1. Chromeの設定
    Chrome 右上の「︙」から「設定」を選択します。
  2. Chrome「Cookie と他のサイトデータ」
    サイドメニューの「プライバシーとセキュリティ」を選択して、「Cookie と他のサイトデータ」をクリックします。
  3. Chrome の終了時に Cookie とサイトデータを削除する
    「Chrome の終了時に Cookie とサイトデータを削除する」のスイッチを「オフ」にする

このやり方ばかりが書いてあるんじゃないかと思われます。

でも、この方法では一時停止中が改善されないんじゃないですか?

ここがポイント!

「Chrome の終了時に Cookie とサイトデータを削除する」のスイッチがすでに「オフ」であるなら、オンオフ切り替えたところで、Chrome アカウント同期の一時停止中は解除されません!! これはあくまでも「オン」だった場合の対処方法です。

というわけで、「Chrome の終了時に Cookie とサイトデータを削除する」がすでにオフだった場合、この方法ではいくらやっても効果がありません。

そこで、かなり高い確率で「エンドレス一時停止中」を解除できる方法が以下。

Chrome アカウント同期の一時停止中を解除する手順

  1. Chromeの設定
    Chrome 右上の「︙」から「設定」を選択します。
  2. Chromeの設定「詳細設定」
    少しスクロールすると「詳細設定」があるのでクリックします。
  3. Chromeの設定「設定を元の既定値に戻す」
    一番下までスクロールすると、リセットとクリーンアップという項目があります。そこの「設定を元の既定値に戻す」をクリックします。
  4. Chrome「設定をリセットしますか?」
    設定をリセットしますか? と聞いてくるので「設定のリセット」ボタンを押します。
  5. Chrome 一時停止中「もう一度ログインする」
    設定のリセットが完了したら「一時停止中」のアイコンをクリックして、「もう一度ログインする」から Google アカウントにログインしてください。
  6. Google アカウントへのログインが完了したら、Chrome を一旦閉じて、再び Chrome を起動します。
  7. 今まで Chrome を閉じれば常に「一時停止中」になっていた Chrome のアカウントが、一時停止中じゃなくなって正常に同期されているはずです。

あとがき

ぼくは過去2回ほど「一時停止中」に遭遇して、両方とも本記事の方法「設定のリセット」を行うことで解消されています。

ネット検索結果によくある「Chrome の終了時に Cookie とサイトデータを削除する」で全然「一時停止中」が解除されない場合は本記事の手順をお試しください。