先日、待ちに待った「スーパーカブ 110(JA44)」が納車されました! 車体カラーは「バージンベージュ」です。
16歳の時に中免(普通自動二輪免許)を取得して依頼…
と、大好きなホンダのバイクを4台ほど乗り継いできました。フォーサイトに至っては12年くらい乗ったかな…バッテリーがダメになって動かなくなったこのタイミングで新車を買うことにしたんです。
そして選んだ車種は、もちろん大好きなホンダ車で、久々のピンクナンバー(原付二種)のスーパーカブ(JA44)ですっ!!
人生初のスーパーカブということで「カブ主」になっちゃいましたっ!!
今回は「スーパーカブ 110(JA44)バージンベージュ納車! カタログに載っていない部分の写真など」を紹介したいと思います。
カブ購入前にカブ情報をネットで検索したところ、しっかりしたカブの写真を掲載している記事等が意外と少なくて残念だったので、カブを検討されている後続さんの参考に少しでもなればとの意味合いも兼ねた本記事です。
目次
スーパーカブ 110(JA44)の購入金額はこちら
いつもどおり、父息子でお世話になっている行きつけのバイク屋さんで注文しました。16歳のときから利用していて気心がしれているし、困った時にはすぐ来てくれます。行きつけのバイク屋さんが良いです。
本体価格「269,160円」と自賠責保険両「9,950円(2年分)」の合計「279,110円」でスーパーカブ 110 を購入しました。初年度の税金は免除になるのでこれだけです。
あとは、リアボックスや新しいヘルメットなど、あとで自分で付けるオプションを別途購入しているので、総額30万円といったところでしょうか。
ぼくが次のバイクに「スーパーカブ 110」を選んだ理由
- 高速道路にはめっきり乗らなくなってしまった。
- 原付二種なら車と同じ速度で走行できて流れに乗れるので問題なし。
- のんびりバイクを楽しみたい。
- ものすごく燃費が良い…らしい…
- 税金と自賠責保険をもうちょっと安くすませたい。
- 250cc は車体が重くて押すのも大変なので軽いバイクが良い。
- より小回りがきく車両が良い。
- 昔のカブと違い、メーターパネルにガソリン残量が表示されている。
- 昔のカブと違い、ハンドルロックがエンジンキー部から行える。
- 丸目、サイズ感、色合い・・・デザインがとにかくカワイイ。
- 中国工場生産から熊本工場生産に戻ってきたのも良い機会かも。
- ギア車に乗りたいのだが、クラッチ操作はもういいや!だからカブ。
このような理由から「スーパーカブ 110(JA44)」を選択しました。
JA44 の簡単な仕様
型式 | ホンダ・2BJ-JA44 |
全長 | 1860mm |
全幅 | 695mm |
全高 | 1040mm |
シート高 | 735mm |
重量 | 99kg |
乗員 | 2名 |
エンジン種類 | 空冷4ストロークOHC単気筒 |
排気量 | 109cc |
馬力 | 8馬力 |
始動方式 | セルフ & キック |
燃料タンク容量 | 4.3L |
シフトチェンジ方式 | ロータリー式 (自動遠心クラッチ) |
シフトチェンジ | N・1速・2速・3速・4速 |
もっと詳しい JA44 の仕様は公式ページからご覧ください。
新たな相棒「スーパーカブ 110 バージンベージュ」外観
スーパーカブ 110 正面
丸い目がとてもキュートなカブちゃん。ミラー・ウィンカー・ライトと丸が連なっていてとてもかわいいのです。
丸いライトだけが LED です。今までハロゲンランプの車両しか乗ってこなかったので、明るさにびっくりです・・・ただ、ハロゲンの良さもあるんですけどね。
スーパーカブ 110 側面
左右側面はカブらしいレトロなスタイル。
車体カラーのバージンベージュですが、想像ではもうちょっと濃いかな? と思っていましたが、想像よりも薄かったです。まあこれはこれでかわいいので良し。クラシックバイクのようなレトロな佇まいに、思わず見とれてしまいます。
スーパーカブ 110 背面
ハロゲンのウィンカーとブレーキランプ。
延長リアキャリアとリアボックスを取り付け予定なので、この後姿をみるのは最初で最後かもしれません。
スーパーカブ 110 斜め正面 & 斜め背面
斜め正面の角度は格別にカワイイですねぇ。都会でも田舎でも、どんなシチュエーションでも似合うレトロスタイル。
スーパーカブ 110 装備各種を写真で紹介
スーパーカブ 110 のメーター
スーパーカブ 110 のメーターはとてもシンプルです。
アナログメーターで「ガソリン残量 / 速度 / 総距離」、ランプが左から「ウィンカー / エンジンチェックランプ / ハイビーム / ニュートラル」の順で4種類(写真の黒い部分)。
現在のシフトは表示されません。ニュートラルの「N」のみ表示されます。
ハンドル回り
左ハンドル回りには、「ライトの向き / クラクションボタン / ウィンカー」があります。最初はウィンカーの位置にとまどうこともあるかもしれませんが・・・慣れます。
右ハンドル回りには、「アクセル / 前輪ブレーキ / セルスタートボタン」があります。やっぱりセルでエンジンをかけることができるのは便利です。
レッグシールド回り
レッグシールド回り左側には「コンビニフック」があります。軽いものだと走行中に飛びますので、正直あまり使い勝手が良いものではないかもしれません(改造対象?)。
レッグシールド回り右側には「キーシリンダー」があります。JA44 はハンドルロックもこちらで行なえます。ハンドルロックは左右どちらにでもロックが可能。プチ便利です。
レッグシールドの内側にエンジン
スーパーカブ 110 は、レッグシールドの内側にエンジンがあります。バイク屋さんで 50cc のカブを見せてもらいましたが、見た目はほぼ同じでも 110 の方が若干エンジンが大きかったです。
左側面 シフトチェンジペダル
スーパーカブのシフト(ギア)チェンジはロータリー式です。つま先部分で踏んでシフトアップ。かかとで踏んでシフトダウンを行います。
ロータリー式なので、4速の段階でシフトアップを踏むとシフトダウンせずにニュートラルに戻すことができます。
また、走行中(タイヤが回っている時)にはニュートラルにすることはできません。完全に停車してはじめてニュートラルにすることができるように設定されています。
右側面 フットブレーキ & キックスターター
スクーターと異なり、スーパーカブの後輪ブレーキは右側の足元に「フットブレーキペダル」としてあります。ギア車はこの後輪ブレーキスタイルですよね。中途半端にギア車のカブもこのスタイルなのです。
あとは「キックスターター」があります。普段のエンジン始動は「セル」があるので、キックは滅多に使うことはなさそうです。エンジンがかからなくなったときの非常用としてのキックスターターといった役割ですね。有り難い存在です。
シート & リアキャリア
スーパーカブ 110 の純正シートは少し硬めだと感じました。スクーターのシートに慣れていると、こちらに慣れるまではお尻が痛くなることもあるかもしれません。
リアキャリアは調べによると以前のスーパーカブと同じ仕様のようです。したがって、以前のカブで利用できていたリアキャリアのカスタムパーツも普通に使えそうです。
ぼくは、リアキャリアに純正のピリオンシート(2人乗りシート)を装着する予定です。
シートをめくるとガソリンタンク
シートは吸盤でくっついていて、シートを上にめくると給油口があります。
ぼくは若干神経質なところがあるので、たれたガソリンを拭き取るためのハンカチを、シートと給油口の間にいつも忍ばせておいています。
給油口フタ & 給油口
給油口のフタのカギはエンジンキーで開けることができます。給油口には、給油ノズルを奥まで突っ込んでしまうことを防止するためのバーがあり、ガソリンは満タンになるとちゃんと自動的に給油ストップしてくれます。
タンデムステップ & ヘルメットホルダー
タンデムステップは左右に同じものがあります。使わない時には画像のようにたたまれています。ステップはかなりしっかりしています。
旧式カブのタンデムステップのように円状ではなく、接地面が平らになっています。
左側のリアキャリア下方に「ヘルメットホルダー」がありますが、この位置はかがむので腰にキます。もう少し上の方へ外付けメットホルダーを別途取り付けるかも。
マフラー & リアサスペンション
マフラーは可もなく不可もなく。父いわく「昔のカブに比べて音が段違いに静かだな」と言っていたので、きっと静かなのでしょう。
ぼくは、かわいい音で気に入っています。
リアサスペンションは、ネットで検索すると交換している方々をチラホラ見かけますが、そもそも初めてカブに乗るぼくには良し悪しがわからないので…特に不便は感じませんとしか…。
スタンド & サイドスタンド
今まで乗った 250cc バイク(フォーサイトやレブル)では、サイドスタンを下ろしたらエンジンが停止していたのですが、スーパーカブはそうなりません。
極論、サイドスタンドを下ろしたままでも発信可能なのです。バイク屋さんに尋ねたところ、ビジネス仕様なので、サイドスタンドを下ろしていちいちエンジンが切れるのは配達等で都合が悪いから・・・だそうです。個人的には便利だと思います。
通常のスタンドは、今まで重いバイクだったせいもあって軽々スタンド立てできます。
メーターライト & LED フロントライト(夜間撮影)
メーター回りのライトはこんな感じです。夜間でもしっかりライトアップされて見づらいということはありません。まったくもって問題なし。及第点。
LED ライトは明るいですね。前に乗っていた 250cc バイクのハロゲンライトよりも全然明るいです。ハイビームにすれば、より先の方がちゃんと照らされているのがわかります。
その他に今までのバイクとの違いを感じた部分
- カブはチューブタイヤなので空気圧はマメにチェックしないといけない
- カブはチェーン仕様のバイクなので異常がある場合はすぐにバイク店へ
こんなところでしょうか。
実際に 50km ほど走ってみて感じたこと
スーパーカブ 110 は、街乗りで不便することはまったくないです。60km まではすぐに加速できますから車の流れに乗ることも余裕です。
ためしに交通量の少ない道で速度 70km~80km を試してみたんですけど、60km から上のスピードは伸びが遅いです。そして 70km 以上は「ビリビリビリ」とハンドルへの振動が半端ないです。
ぼくの中では「この子 70km までだな」と誓いました(笑)
上り坂は、ヤビツ峠という結構な坂が続く峠を途中の菜の花台まで走ってみたのですが、ほぼ3速で登りきれちゃいましたので、パワーはそこそこあるみたいです。
2人乗り(タンデム)は、妻を乗せて 10km ほど街なかを走ってみましたが、タンデムだと速度 60km 限界ですね。途中タンデムで急勾配も登ってみましたが、2速ならスイスイいきました。山中湖までの峠道もなんとかタンデムでも行けそうな気がします。
あと、カブの醍醐味「自動遠心クラッチのシフトチェンジ」は超楽しいです! クラッチがないぶん指が疲れないし、エンストもありません。ただただ楽しい。
ここは3速~、あそこから4速に~ってやりながら走るのは本当に楽しいです。
久しぶりに「バイクで走る楽しさ」を味わっています。
バイクと一緒にヘルメットを新調しました
スーパーカブは風防が無いので、リード工業のバブルシールド付きのハーフヘルメット(半帽)を新しく購入しました。
ぼくはメガネをかけているので、フルフェイスやジェットタイプは耳が痛くなってしまいます。そのような理由でハーフタイプを選択。
バブルシールドが風防の役割を十分に果たしてくれるので大助かりです! 有ると無しでは大違いです!!
ホームセンターやドン・キホーテで買おうと思ったら Amazon の方が 1000円近く安かったのでそちらで買いました。
あとがき
今回は納車された「スーパーカブ 110(JA44)バージンベーシュ」について長々と暑苦しく語ってみました。
250cc から原付二種に乗り換えて今のところ大満足です。これからこの相棒にまたがっていろいろなところへ行ってみたいと思っています。