祖母が亡くなった後、母が遺産を相続する手続きを傍から覗いていたのですが、書類には「印鑑登録」をしてある実印を必ず押さなければならないようでした。
キタムラ
そういや嫁さんの実印つくっていなかったな・・・
ぼくは外国人の妻と結婚して3年です。いろいろな公的手続はもう全部済ましたと思っていましたが、妻の印鑑登録するのを忘れていたことに気が付きました。
昨今では、車を買うときにも別に実印は必要ありませんし、そうそう大金のローンをするわけでもありません(旦那名義だよねきっと)から、実印を使う機会ってほとんどないのかもしれません。
しかし、例えばぼくが死んじゃった時には遺産相続で実印が必要なこともあります。
今回は「奥さんの印鑑登録していますか? 自分に何か合った時の相続のためにも奥さんの実印作って登録しておきましょう」をお送りします。
自分に何か合った時の相続には実印が必要
例えば明日、自分に不幸が訪れてあの世に行ってしまったとします。残された奥さんには、今後のたつきの為にも、ぼくの(少ない)遺産をすべからく相続して欲しいと思っています。
しかし、印鑑登録をした実印が無いと相続のための書類が完成できない恐れがあります(相続のパターンよっては必要ないみたいですが)。
日本に居住しているなら「実印」は有って困るものではなく、ここぞというときに役に立つものなので必ず作っておくと良いと思うのです。
実印とは、市区町村へ「印鑑登録」をした「印鑑証明」を得るための印鑑のことで、個人所有の印鑑の中では銀行印と並ぶ一番大事な印鑑です。
印鑑登録できる印鑑と登録申請、外国人も印鑑登録できる
印鑑登録は市区町村の役所・役場で登録申請します
印鑑登録をするには、住んでいる市区町村の役所・役場で登録申請を行います。やり方は市区町村役所によりますので、お住まいの「市区町村名+印鑑登録」と検索すると手順ページがヒットすると思いますので参照してください。
印鑑登録には以下の基準を満たした印鑑を用意
印鑑の大きさは「8mm~25mm」まで。ゴム印やプラスチックなどの変形しやすい材質のものは登録できません。
シャチハタや100円ショップ三文判はNG。
氏名以外に花柄や家紋みたいな装飾がある印鑑は登録できないようです。
また、はんこが欠けているものや書体が複雑すぎて判読が難しすぎるものは断られる場合もあるそうです。
実印は、とても大切な印鑑なので、ちょっと良いものにしましょう。
実印はフルネームのものを用意したほうが良いです
これは完全に市区町村(地方自治体)によってルールは異なるらしいのですが、苗字だけの印鑑では印鑑登録できない市区町村もあるみたいです。
というわけで、予めフルネームの実印用印鑑を作っておけば安心です。大は小を兼ねるというやつですねっ!
外国人も印鑑登録はできる
前述したとおり、ぼくの妻は外国人ですが、ちゃんと印鑑登録できます。
条件としては、「住民登録がされていること」です。申請の際には「在留カード」を提出すれば、それが身分証になります。
ぼくの妻は「北村◯◯」とフルネームでも4文字だけなので印鑑作りやすいのですが・・・
ファーストネーム・ミドルネーム・ファミリーネームと長い名前の場合は、市区町村によってどこを印鑑登録に使うのかルールが異なるようなので、印鑑を作る前にしっかり問い合わせてください。
今回実際に作った印鑑登録用の印鑑はコレ
今回、ぼくの妻の印鑑登録用の印鑑は「はんこプレミアム株式会社」にネットから作成依頼をしました。ネットで依頼しての作成は楽ですねぇ。
はんこプレミアムから届いた印鑑
薩摩本柘(サツマホンツゲ)の 15mm(3,280円)をチョイスしました。しっかり印鑑していて品質も良いです。
注文方法はめちゃくちゃ簡単で、好きな材質を選び任意の印鑑サイズにチェックを入れてカートにいれます。その後、印鑑にして欲しい文字をフォームに入力します。
あとは送付先・クレジットカードなどの個人情報を入れたら完了です。簡単ですよね。
あとがき
日本の印鑑社会はまだまだ続きます。日本に住んでいる以上「実印」は持っておいた方が良いので、まだお持ちでない方はぜひ作ってみてください。特に奥さんの印鑑登録は忘れずにどうぞ!
因みに実印は「16歳」から登録することができます。
実印用の印鑑作成は、今回ぼくが作ってもらった「はんこプレミアム」がコストパフォーマンスに優れていておすすめですよっ!