先日、知人がau 契約のスマートフォンから格安スマホサービス「楽天モバイル」へMNP(番号ポータビリティ)で乗り換えをしました。その知人は、失礼ながらスマホに関してまったくの無知。
そんなスマートフォンのことが全然わからない、詳しくないユーザーが安心して利用できる格安スマホサービスが「楽天モバイル」なんです!
今回は「トラブルにも安心!詳しくない人が心安らかに契約できる格安スマホ(MVNO)サービスは『楽天モバイル』だよ!」という内容でお送りします。
※MNP(番号ポータビリティ)とは、通信会社を変更しても電話番号が変わらないサービスのこと。
目次
格安スマホ(MVNO)契約のトラブルがあいついでいます
ドコモ、au、ソフトバンクなど「3大キャリア」と呼ばれている通信会社の電話料金が高いと思っていて、「格安スマホ(MVNO)」へ乗り換えようと考えている方も多いことと思います。
しかし、そのスマホ料金は本当に高いのでしょうか?
最近では、ただ料金が安くなるからというだけで、格安スマホに乗り換えをしてトラブル(自業自得)になるケースが相次いでいます。
国民生活センターの調べによると、格安スマホ(MVNO)契約をした後、トラブルに見舞われての相談件数が2016年は2015年の3倍にまで膨れ上がっています。
その相談内容のほとんどが、事前調べをしておらず、「ただ安くなるから」という安易な考え方から発生した自業自得なものばかりです。
3大キャリアの料金が格安スマホと比べて高いのには「細やかなサービスの代金」も含まれていることを忘れてはならないのです。ある意味では「あなたのケータイライフは、その金額と引き換えに3大キャリアに常に守られている」とも言えるのです。
しかし、それでもやっぱり格安スマホの格安料金は魅力的にうつり、金額が安いものへ移行したくなるのも人の心というもの・・・
そんな、「スマホに詳しくない」「あまり調べることもしたくないよ」というユーザーにおすすめでき、安心して格安スマホへ乗り換えることができるサービスが「楽天モバイル」です。
冒頭で記載した、実際にスマホのことを全く知らない知人が、auから楽天モバイルへ乗り換えた現場に密着してきましたので、それを含めながら紹介します。
スマホに詳しくない人に楽天モバイルがおすすめな理由
スマホに詳しくない方に楽天モバイルがなぜおすすめなのか? 以下の3つの理由が挙げられます。
- 全国各地に実店舗があること
- 電話サポートがちゃんとあること
- ケータイメールが使えること
1:全国各地に実店舗があること
格安スマホサービスの多くは実店舗を持たず、インターネットから契約するものがほとんどですが、楽天モバイルは実店舗があるので、実際に店員の顔を見てやりとりしながら契約を進めていけます。
これすごく重要なことですよね。不安も解消されます。
2:電話サポートがちゃんとあること
これは有料サポートの契約にはなるのですが、3大キャリアのように、スマホの設定やアプリの使い方の相談。果ては遠隔操作サポートまでしてなんとかしてくれる・・・
多分これが詳しくないユーザーさんには何よりももっとも大事なサービスなんじゃないでしょうか。
3:ケータイメールが使える
格安スマホの多くは、乗り換えるとGmailなどのPCメールアドレスを使うことになります。しかし、楽天モバイルは、docomo.ne.jp のようなキャリアメールが1契約に1つ配布されます。
Gmail や YahooメールのようなPCメールは、3大キャリアのメールにはPCメールと判断されて弾かれて受信してもらえないことがほとんどです。
しかし、楽天モバイルで配布の「@rakuten.jp」はキャリアメールと同じ扱いなので、PCメールと判断されず、他のキャリアメールと同じように使うことができます。
少なくはなりましたが、それでもケータイメールをまだ重要視するユーザーさんは多いです。特に年配層に多いのではないでしょうか?
そのようなことからケータイメールが使えるというのは嬉しい配慮ですよね。
楽天モバイルの料金プラン一覧
楽天モバイルの契約はこのように実店舗で店員さんとサシで行えます。
しかし、あらかじめどのようなプランを選ぶか決めておくことでスムーズに契約が進みますし、惑わされることもありません。
以下では、ライトユーザーにおすすめのプランを掲載いたします。コアユーザーや詳しい方向けのプランは楽天モバイル公式サイトを直接閲覧してくださいね。
ライトユーザー向け料金プラン一覧
通話 SIM | データ SIM | |
3.1GB プラン | 1,600円 | 900円 |
5GB プラン | 2,150円 | 1,450円 |
10GB プラン | 2,960円 | 2,260円 |
「通話SIM」はインターネット電話ではなく、普通の電話回線での電話ができて、データ通信もできるセットプラン。データSIMは本当にデータ通信だけのセットプランです。
あると便利な「かけ放題」オプション
5分かけ放題 オプション | 850円 / 月 |
かけ放題 オプション | 2,380円 / 月 |
プランによっては必ずつけなければならない「5分かけ放題」オプション。つけなくても良い場合でも、月に20分以上電話をかけるならつけておいたほうが特になるオプションです。
そしてなんといってもMVNO(格安スマホ)には珍しい「かけ放題」オプションがあるのも楽天モバイルの特徴。3大キャリアよりも320円ほど安いのが特徴です。もちろんかけ放題の条件は3大キャリアと同じで、国内通話は何分でも何度でも定額料金!
任意だけど入っておいたほうが絶対に良いオプション
端末保障 | 500円 / 月 | 端末購入時のみ 加入できる |
あんしんリモートサポート | 500円 / 月 | いつでも加入できる |
端末保障 + あんしんリモート | 800円 / 月 | 端末購入時のみ 加入できる |
端末保障は「急に電源が入らなくなったり、水没、落下破損、画面割れ」などの故障が発生したときに端末交換や修理をしてくれるサービスです。
これに入っておかないと端末は壊れた時点で終わりです。端末保障は端末購入時のみ加入でき、あとで加入することはできません。
電話サポートがいらない人でも、これは必ず入っておいたほうが良いでしょう。
あんしんリモートサポートは、電話にて専門の相談スタッフから、通信機器やアプリの設定方法、スマホの細かい使い方、トラブル相談、どうしても自分でできない場合の遠隔操作での対応など、かなりきめ細かいサポートをしてくれます。
逆を言えば、このオプションを契約していない場合には、電話サポートは一切うけられないということです。自分に必要かどうかよく考えてください。
端末保障+あんしんリモートサポートパックは、上2つのサポートが合体したオプションで、それぞれ別々で契約するよりも「300円 / 月」安くなります。しかし、このパックは端末購入時だけしか加入できませんので、注意してください。
一番おすすめのオプションです。スマホに詳しくない方は絶対に入っておいたほうが良いでしょう。スマホで困ったことはなんでも相談できるんですから安いもんです。
実際に知人が契約したプランを例として紹介します
基本プラン | 3.1GB + 通話SIM | 1,600円 |
オプション ① | 5分かけ放題 | 850円 |
オプション ② | 端末保障 + あんしんリモートサポートパック | 800円 |
月額合計 | ユニバーサル料金 + 消費税 | 3,512円 |
知人は前述した通り、スマホにまったく詳しくありませんから、何かあった時にいつでも相談できるようにサポートパックにも加入しました。重要なことです。
また、端末を安く購入するためには必ず5分かけ放題に加入しなければならなかったので加入。まあ、月に20分以上電話するらしいのでこれは問題ないですね。
知人は元々 au と契約をしていて、月額約8,400円を支払っていました。
今回、楽天モバイルに乗り換えることで実に「月額約5,000円」ものお金が浮くことになります。ちゃんとしたサポートがあってこの料金差ですからねっ!!
かけ放題オプションにした場合は「850円(5分かけ放題)」が「2,380円(かけ放題)」になるので、今回の料金設定なら「5,162円(税込)」となります。
ドコモと楽天モバイルの月額をざっくり比べてみます
ドコモ (5分かけ放題) | ドコモ (かけ放題) | 楽天モバイル (5分かけ放題) | 楽天モバイル (かけ放題) | |
かけ放題 | 1,700円 | 2,700円 | 850円 | 2,380円 |
データ通信量 | 3,500円 (2GB) | 3,500円 (2GB) | 1,600円 (3.1GB) | 1,600円 (3.1GB) |
ネット接続 サービス料 | 300円 (SPモード) | 300円 (SPモード) | なし | なし |
端末保険 | 500円 | 500円 | 800円 (電話サポート込) | 800円 (電話サポート込) |
合計(税込) | 6,480円 | 7,560円 | 3,510円 | 5,162円 |
※各合計にはユニバーサルサービス料の2円は入れていません。
※ドコモ端末保険は機種によっては500円以上ですが、500円が多いのでそれを記載。
どうせすか!?この月額の差!!ヤバイですよね~
これに端末の分割料金が入ってくるんで、ドコモだともうなかなか地獄ですよね・・・。
個人利用なら完全に「楽天モバイル万歳」ですよねぇ・・・いや参った参った、こうやって表にしてみるとあらためて合計の差に驚きます。
楽天モバイルを契約前と契約時の必須注意点
契約前に注意しなければならないこと
- MNPをするときには、現在契約している通信会社へ必ず「MNP」する旨を伝えて、「予約番号」を教えてもらわなければなりません。これ必須作業です。au ならそのサポートに電話をかけて手続きをします。MNPは手数料がどの通信会社でも3,000円ほどかかります。MNPは名義人本人ではないと申し込めません。
- 2年縛り終わっていますか? 現在の通信会社の契約内容を確認してください。2年縛り(端末の分割代金)が終わっていなければ、違約金や相応の金額が発生します。
- 現在の通信会社で、自分がどういうデータ通信プランで契約をしていますか? 現在のデータ通信プランで容量が足りているのかどうかなどを把握して、楽天モバイル契約時に最適なデータ通信プランをチョイスしましょう。
- MNPは必ず月額に行いましょう。これ必須です! なぜなら、月頭にMNPをすると、現在の通信会社からはしっかり1ヶ月分の料金を徴収されるからです。日割りにはならず、何も使っていないのにしっかり月額分とられます。これはどの通信会社でも同じシステムです。MNPは絶対に月末に行いましょう。
- Google アカウントは大丈夫ですか? LINEのメールアドレス登録できていますか? Instagramなど各SNSの登録情報は大丈夫ですか? それらは自分で移行するんですよ!
一般電話回線で通話ができて、5分間話し放題ができて、データ通信もできて、電話相談もしっかりできる。そして、何かアレば実店舗があるので安心。
MNP(番号ポータビリティ)とは、通信会社を変更しても電話番号が変わらないサービスのこと。
契約後に注意しなければならないこと
- あんしんリモートサポートパックを契約していないのに、楽天モバイルへ端末の使い方その他の相談電話をするのはルール違反です! お金を支払っていないのに図々しくサポートを利用するという行為は ” 窃盗 ” と同じです(情報と労働力の泥棒)。
- 格安スマホは、ドコモの空いた領域を間借りして顧客にデータ通信を提供しています。したがって、基本的には3大キャリアよりも通信速度は少し遅めです。頻繁ではありませんが、混雑時には通信速度がかなり遅くなることがありますが、それはしかたのないことです。格安と引き換えの部分です。
- 電話帳は基本的に自分で移行します!おすすめは Google連絡先の利用です。
- 前のスマホで使えていた、キャリア割当のメールアドレスが使えなくなります(docomo.ne.jp や ezweb.jp など)。そのメールアドレスで登録しているサービスはないですか? あれば楽天モバイル契約後に楽天からもらえるメールアドレスやGmailなどに登録変更しましょう。
自分でSIMの設定ができるという場合は
今までは店舗にいって契約する前提で解説してきましたが、自分でSIMカードを端末に入れて、使えるように設定ができる方はインターネットからSIMを契約するのが一番早くて楽です!!
インターネットで契約して端末故障などのトラブルがあれば、もちろん最寄りの楽天モバイルの店舗で対応してくれますので心強いですよね!!
これってちょうどドコモならドコモオンラインショップで端末だけ購入して、自分で開通設定するパターンとそっくりですよね。
あとがき
楽天モバイルは実店舗があるので、インターネットで契約しても何かあれば、ネットのお問い合せメールではなく、顔を突き合わせて相談できます。心強い限りです。
『いまいち機械に詳しくない。格安スマホは魅力的だけどサポートが不安。』などそんな悩みや不安を払拭してくれる「実店舗のある格安スマホサービス “楽天モバイル”」おすすめですよ!!
これなら格安スマホのトラブルなんか怖くない!
というわけで、今回は知人に付き合って楽天モバイルの店舗にいってみた感想と楽天モバイルについていろいろ調べてみたレポートをお送りしました。
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