Windows 10 無償配布期間が終了して半月がたちました。
本ブログの「Windows 10 無償期間が過ぎても無償アップグレードを維持する方法」という、実際にMicrosoftサポートに問い合わせた内容を掲載した記事もお陰さまで好評いただいています。
その記事内にて、Microsoftサポートでは「たとえ無償期間が終了しても、一度でもWindows10へアップグレードしたPCは、前のOSに戻しても再度 10 へアップグレードすることができる」とはっきり明言しています。
しかし、「ハードを変更するとWindows 10へ再アップグレードはできなくなるかもしれない・・・」と非常にグレーゾーンな言い方をしています。
特にHDDやSSDは消耗品なので交換を余儀なくされることもあるのに、それじゃ意味が無いような気がします。
そこで今回は「一度 Windows10 から Windows 7 へ戻したPCは、無償配布期間終了後に、HDD(SSD)を交換してもアップグレードできるのかどうか?」を人柱として試してみました!!気になる方はぜひ読んでください。
目次
用意したパソコンはこちら
マウスコンピューター製のWindows7 Homeです。このPCは無償配布終了まぎわに一度Windows10へアップグレードしてから戻しています。したがって再アップグレードの権利を得ている個体です。
今回はSSD(HDD)を変更しても再アップグレードができるのか?という調査なので、このPCのSSD「120GB」をSSD「240GB」に変更してからWindows10へアップグレードしてみます。
それではSSDを交換します
SSDは、左のKingston 120GB から 右の SanDisk 240GB へ変更します。もちろん本来ならばSSDを変更する必要はなかったのですが、この記事のためにSSDを仕入れてきましたw
OSの丸ごとコピーは、HD革命を使用しました。「HD革命」は簡単にPCのクローンを作れるので大変おすすめなアプリケーションですよ!!
SSDの交換が完了しました
はい、これでストレージの容量も増えてますね!準備完了です。さてさて、これでWindows10への再アップグレードができますでしょうか・・・・
Windows 10 へ再アップグレード開始!
無償配布期間が終了する前に作っておいたアップグレード用ディスクを使用して、いざWindows 10 へ再アップグレードを試みます。
それでは、アップグレード開始です!!
今回は、アップグレードができるかどうかを確認できればよいので、時間短縮で、重要な更新プログラムは「今は実行しない」で行います。
普通は「更新プログラムをダウンロードしてインストールする」を選んでくださいね。これを選ばないと各種ドライバやアプリケーションなど全てがWindows10用へアップグレードされずに大変なことになります!!
・・・待つこと30分くらい。
はいっ!ばっちりWindows 10へアップグレードされました!!画像の下の方、ライセンスもしっかり認証されています。
このPCはWindows 7を使いたいので、これにて即行で 7 へダウングレードしちゃいます。おつかれさんでしたw
注意点とまとめ
結論として、
HDDまたはSSDを変更しても Windows 10 へは再アップグレードできるようです。
ぼく個人の勝手な推測ですが、マザーボードを交換しないかぎりはできちゃいそうな気がします。
まあ、あくまでも、今回の検証に使用したマウスコンピューターのデスクトップPCでは再アップグレードできたということで、やってみるなら一応自己責任でお願い致しますね!!
一度でも無償期間内に完全にWindows 10へアップグレードしたPCが再アップグレードの対象です。一度もアップグレードしていないPCは、いくらインストールディスクがあってもアップグレードはできませんのでご注意ください。
というわけで、これが本当のWindows 10 無償アップグレード配布関連の最後の記事かな。
今回は、別に変える必要もなかったSSDを変えて、更にWindows 10へアップグレードまでして頑張りました!!参考になったらぜひ記事をシェアしてやってください!!
それでは良いWindows 10ライフをっ!!
アップグレード用のディスクはこちらから作れます
アップグレード用ディスクを作っていない方は以下の記事を参考にしてください。
CPUやマザーボードを交換後ライセンスを維持できるのか?
Windows 10 無償アップグレード後にCPUやマザーボードを交換したら再アップグレードの権利やライセンスはどうなるのか? 別記事にて掲載しております。