プロバイダ大手のOCNが2月から「マルウェア不正通信ブロックサービス」を開始しました。このサービスはOCN利用者なら誰でも無料で恩恵にあずかれます。特に設定などはせずに自動的に適用されるとのこと。
OCN公式ページより
OCNのネットワーク上で、お客さまのパソコンやスマートフォン等の端末がマルウェアに感染したことにより発生するC&Cサーバへの通信を検知し、OCN側で自動的に遮断するサービスです。
C&Cサーバへの通信を遮断することで、インターネットバンキングの不正送金や個人情報流出等のマルウェア感染による危険を軽減し、お客さまがより安全・安心にインターネットをご利用になれるサービスです。
このサービスの特徴
「OCN」のお客さまを対象に、2016年2月1日よりマルウェアによるインターネットバンキングの不正送金や情報漏洩を防ぐ「マルウェア不正通信ブロックサービス」を提供開始します。
- お客さまに被害を及ぼす不正な通信を自動的にブロック
- お申し込みや設定は不要。無料で自動適用
- 不正通信をブロックした場合はメールでお知らせ
※「3」のサービスは3月以降から順次適用だそうです。
OCNが繋がりにくくなる問題からの起死回生?
OCNはドコモ光などを引き受け門戸を開放しすぎのキャパオーバーか、特に夜間の速度減がすさまじく、ネットでも多くの不満があがっていました。かく言う自分もOCNを解約したひとりですが・・・。
最近確認したところ、頑張って拡張工事を順次行っているようですし、顧客流出に歯止めをかけるための起死回生サービスなのでしょうか?
最近ではネットバンキング利用者も増えて、それに伴うトラブルも相次いでありますから、自前のウィルスツール以外でプロバイダ自体からのこういったセキュリティサービスは大変魅力的です。
特に高額なセキュリティを導入できないフリーランスや自営業には非常に相性の良いプロバイダではないでしょうか?
今後OCNの拡張次第で再契約もアリかな?と最近では思うようになっています。
今回はOCNが頑張っているというハナシでした。